子どもにとっての最善を目指す保育行政へ
市議団事務局(東田) 15年08月21日
党市議団で重視している分野のひとつが、子どものことです。
就学前の教育・保育、就学期の教育や学童保育、保護者支援、貧困、多様な子どもへの対応、地域づくりなど、内容は多岐にわたり、どれも簡単に正解を出すことのできない複雑な性質を持っています。
その課題に向かうとき、団が貫いているのは「子どもの最善のために」です。
行政の施策にはさまざまな制約(財政や国の動向も含め)があって、十分とはいえない現状がやむを得ずあることもあります。
けれども、良い方向に向かう途中のステップなのか、それとも違う方向に向かっていて軌道修正が必要なのか。
そういったことを明らかにしていくモノサシとなります。
この8月も竹永みつえ、田中のぞみ、林じゅんの3議員が研修に参加したり、資料を購入したりして、研究を深めています。
岡山市は今年度認可保育園への入園児について、「4月時点で待機児が134人」と発表しました。
用語の定義の問題ではなく、「入りたくても入れない子」がいることが問題であり、それをどう解決すべきか、です。
党市議団は、「きちんと資格を持った保育士がいる認可保育園の整備でこそ、子どもも安全だし、保護者も安心して働ける」と考えており、認可保育園の整備を政策の一つとして、具体化のためにどうしていくかを追求しています。
みなさんも、ご要望や実態など、ぜひお寄せください。
(参考文献の一部)
「保育白書2015」
全国保育団体連絡会/保育研究所 編
2500円(税別)
「子ども・子育て支援新制度 活用・改善ハンドブック」
保育研究所 編
1300円(税別)