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日本共産党 岡山市議団

「開かれた議会」「市民にわかりやすい議会」を提案

15年08月25日

岡山市議会は24日、議会での質問や議会運営のあり方などを議論する「議会活動に関する検討会議」の第2回会合を開き、以下3点を28日の議会運営委員会に諮ることなどを決めました。

①「一問一答」・・・9月議会でも一問一答方式をやるにあたって、当局側の反問権の拡大(質問の趣旨確認に限らない)をするかどうか

②「所属委員会関係の本会議での質問」・・・自己が所属する委員会の付託案件に関する質問をできるようにするかどうか

③「質問時間」・・・質問日を最大7日設けることで会期が長くなっても1人30分を平等に割り振るか、それとも会派持ち時間制を試行してみるか(この場合、質問日は5日間で会派への割り振りは20分×会派人数、ただし1人当たり上限30分まで)

共産党市議団の竹永みつえ議員は、「誰のための議会なのかが本質的な問題」「市民に開かれたわかりやすい議会への改革であるべきだ」などと発言しました。

この検討会議は、 先の代表者会議で、質問のやり方から政務活動費まで議会活動全般について検討したいとの提案があり、設置された会議です。各会派が様々な協議事項を持ち寄り、短~中~長期に整理して今後2年かけて検討し、それぞれ議長に答申します。

 

党市議団は、市民に開かれ、わかりやすい議会をめざして、次のような提案をしていて、他会派の提案とともに今後協議していくことになります。

・議会での倫理の再確認を(立ち歩き、議場でのスマホ、居眠り・・・) 

 ・開かれた議会に(委員会のインターネット中継、夜間や休日開催、議会としての市民報告会など)

・市民にわかりやすく(資料の使い方、陳情者の意見陳述、女性や子ども議会など住民参加など)

 

★用語解説★

「一括質問一括答弁」・・・議員側は質問の際に複数の項目を全部まとめて質問し、当局側もまとめて答弁するやり方。大きく違う項目について質問する場合、質問と答弁がそれぞれ一括されるので、質問と答弁の対照がわかりにくいという批判がある。岡山市議会では、この方式で質問する場合は議員に30分(代表質問があるときは20分)の持ち時間がある。

「一問一答」・・・1つの質問の後にそれに対応する答弁がなされるやりかた。岡山市議会の場合は、最初の質問とそれに対する答弁は一括で行い、2回目の質問から一問一答式で行うやり方が選択できる。このやり方の場合持ち時間は20分となる。

「会派持ち時間制」・・・会派ごとに所属人数に応じた質問時間を割り当て、その範囲内で会派所属の議員が個人質問するやりかた。現在の岡山市議会は質問をする議員個人について30または20分の持ち時間になっている。



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