危険性はあまりにも大きい ~マイナンバー関連議案などに反対~河田議員が討論
市議団事務局(東田) 15年09月24日
岡山市議会9月定例会は24日、39の議案と3つの陳情を採択して閉会しました。
日本共産党岡山市議団はマイナンバーを利用する市民サービス関連の条例など4議案に反対して、河田正一議員が討論を行いました。
河田議員は、マイナンバー制度の性格や導入の狙いなどを1つ1つ説明して市民の利便性はそれほど増えず、個人や中小事業者などの負担が増えるばかりだということを明らかにしました。そして、先行して導入している外国でも制限する動きが広がっていることを紹介。国内では、日本年金機構やベネッセの事件、さらに今月明らかになった大阪・堺市での事件などをひいて、どんな対策をとっても情報流出を完全に防ぐことはできないことを指摘して、「政府による統制を強める一方、情報流出の危険性はあまりにも大きい」として反対しました。
傍聴にはおよそ30人の市民が来ていて、河田議員の発言にうなずきながら聞き入っている人もいました。