15年前の今日、中国地方で震度6強の大地震が
市議団事務局(東田) 15年10月6日
今から15年前の2000年10月6日の午後1時30分頃、鳥取県日野町付近を震源として最大震度6強を記録した鳥取県西部地震が発生しました。
マグニチュード7.3という大地震だったにも関わらず死者ゼロという、ある意味では稀有な災害でした。
岡山県内では、新見市千屋地区などで震度5強でした。千屋地区は県内有数の降雪地帯で、冬のローカルニュースで気温のニュースや映像が流れるところです。全国各地の和牛のもとになっているとして「千屋牛」を売り出し中でもありますね。
震度の強かった地域は山間部で過疎化が進んでいたところも多く、生活再建には多大な苦労がありました。
一方、これを契機にした恒常的なボランティア組織が日野町などに誕生して現在でも活発な活動を続けている団体もあります。
1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)以降、日本列島各地で大規模な地震や火山の噴火などが起こっています。研究者の中には、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)と類似した「869年貞観地震」、南海トラフでの「887年仁和地震」などおよそ1000年前に地震・噴火が頻発した時代と似ているのではないかと指摘する方もいます。
今後、南海トラフ周辺を震源とする巨大地震の発生も予測される中、改めて自分や大事な人たちを守るために必要なことを考えてみませんか。