定額給付金の申請書がそろそろ届きます
崎本とし子 09年04月15日
定額給付金の申請書が「世帯主」あてに郵便局から届き始めるころです。
岡山市は13日に送付しました。
ある人が「くれるというならもらうけれど、ありがたくない給付金だ」といいました。「もらったらすぐ税金の支払いで消えていく。一回ぐらい家族で食事にいこうかな・・・」という人も・・。
DV被害者などは生活が大変で一番給付が必要な人ですが、加害者である「世帯主」への申請書では、受け取れません。
必要な人のことを考えもせず、自治体丸投げの制度設計には本当に怒りを感じます。まさにバラマキ・・。
DV被害者支援をしている市民団体は、それでもあきらめずDV被害者やこどもたちへの給付を求めています。市長も給付方法を検討するよう指示している由。弱者を排除する制度にしてはなりません。
そもそも「世帯主」への給付・・という考え方が古くありませんか。そして、これほどまでにエネルギーを使って2兆円(岡山市では109億円)を使うに値する「事業」なのか・・と疑問はますばかり・・。
毎年削る社会保障予算は2200億円だということを思い出すと、もっと生かした使い方は他にある・・と私は思うのです。