学テ、教育、貧困対策など、教育長と懇談
市議団事務局(東田) 15年11月20日
日本共産党岡山市議団は20日、山脇健教育長に2016年度予算編成にあたっての要求を提出し、7つの重点項目で教育長と懇談しました。
学校づくりについて、教員の確保が大切だという認識で一致しました。一方、現在は県の負担となっている教員について平成29年度から完全に市に移行することに関係して、特に非正規の教員の処遇が低下する懸念があることを市議団から指摘し、処遇の切り下げにならない対応をするよう求めました。
通学の学区弾力化については、地域コミュニティの形成にマイナスの影響があることから、見直しを求めました。教育長は「10年経ったので検証した上で、広く意見を聴くことを考えたい」と答えました。
子どもの貧困対策について市議団は従来からスクールソーシャルワーカーを学校に配置するよう求めており、教育長は、そういう役割を担う人を増やしたいという考えを述べました。
市議団では引き続き、一人一人の子どもが大切にされ、学ぶ喜びを実感する中で、仲間とともに成長していける環境づくりに全力でとりくんでいきます。