今日は看護の日
崎本とし子 09年05月12日
今日は看護の日。
看護大会が開催された。表彰をうけられたみなさん、おめでとうございました。
会場いっぱいの参加者で盛況であった。看護学生も大勢参加していた。わたしの隣に坐っていた男子学生は、聖華看学だといっていた。定数20人で、1年生は17名、男子は全校で4名だと話してくれた。
岡山市は看護学校が多いところだ。4年生教育に次第にシフトする中で、聖華看護学校は来年から新入生はとらないとか・・・。病院付属は学費が安く、月3万円だといっていた。年36万円は大学授業料と比べると安く、今の時代こそニーズがあるようにも思うのだが・・・。
看護の心をみんなの心に・・・。看護師を増やし、医療や介護の現場の安心を確保したい。
野田明宏さんの「アルツハイマーの母に寄り添って」と題する講演は、息子の介護奮闘記で、男性介護者が増えてきている今日の介護者支援のありかたを考えさせられた。
看護の仕事は生活支援である。ナイチンゲールは「命の消耗を最小限にするよう環境を整えること」の大切さを主張した。私も看護者の一人として、命の消耗を最小限にする社会のしくみをつくりたい・・・と思う「看護の日」である。