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日本共産党 岡山市議団

「命が守れなくてなにが行政か!」

09年07月29日

dscn0570.JPG(この写真は我が家で咲いた月下美人です)今、「沢内村奮戦記」を読んでいる。
今も60歳以上とこどもの医療費は無料である。同じ日本でこういう自治体があるのだ。とにかく予防に力を注いでいる。予防にカネをかけるか、病気になってかねをかけるか・・・を考えたら、まちがいなく予防にかけるほうが「安い」。
「老人医療費無料化をはじめて実施した村」を厚労省の役人が訪れたとき、「小さい村だからできるんだ」といったそうだ。すぐさま当時の深沢村長は「命が守れなくてなにが行政か!」と一喝したそうだ。
沢内村は豪雪、貧困、多病と闘ってきた。その行政運営のそこに流れるのは、徹底した調査と住民対話である。一人当たりの医療費は低い。「健康管理課」が病院のなかにある。そして、それがみごとに機能している。こうした取り組みで、乳幼児死亡率ワースト1を乳幼児死亡率ゼロにした。こどもを死なせることのない環境をつくったのだ。す・ご・い!!!
共産党は総選挙政策を発表したが、その中には、75歳以上の高齢者と就学前のこどもの医療費を国の制度で無料にすることが盛り込んである。イギリスなどヨーロッパ諸国では常識のことだ。
「命を守れなくてなにが行政か!」・・・と国を一喝する市長を産み出したいものである。



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