成本議員辞職!共産党は代表質問で調整区域の開発を緩和している条例の見直しを迫る
崎本とし子 09年12月5日
成本議員が辞職した。12月4日、13時起訴された。農地転用にかかわり、便宜をはかったというもの・・・。調整区域の農地を「資材置き場」に転用して、2ヶ月経たないうちに一般住宅が建つ・・・。農業委員会の転用手続きの議論と認可の厳格化のルールづくりが求められていた。
私は過去何度も開発条例で、調整区域の開発を緩和したことが問題だとして是正を求めてきた。成本議員は、規制緩和をもとめる筆頭だった。前萩原市長とともに遂に開発条例を緩和し、今では「50戸以上住宅が連なっているところは一般住宅がどんどん建てれる」条例になっている。そして、今回の事件・・・である。
高谷市長は「水と緑の庭園都市」を都市ビジョンにかかげながら、調整区域の農地を住宅化する方向を変えようとしない。都市整備局は反省の様子がない。
なぜ市は市街化と調整地域に用途を区分しているのか、市街化より調整地域の農地が先に開発されることは均衡ある街づくりなのか・・・真剣に考えるべきである。世界的には食糧不足が進んでいる。住宅化した農地はもとには戻らない。
誰がその責任を取るのか。高谷市長に、前市長の勇み足を正してほしいと期待するのが無理なのだろうか・・・。
田畑団長の質問に議会は緊張し、集中していた。