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日本共産党 岡山市議団

払える国保料にしてほしい 市民の願い約3万筆

16年02月3日

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(署名を提出する木村さん(岡山市社保協会長)と受け取る長田国保年金課長)

 

岡山市社会保障推進協議会(市社保協)の木村高清会長など役員5名は3日、岡山市に対して「高すぎる国民健康保険料の引き下げを求める請願」署名1万7986筆を提出しました。署名は昨年8月に1万923筆提出しており、合わせて2万8909千筆になります。

岡山市の国保制度は、市内の約3分の1にあたるおよそ10万世帯が加入しています。この8年間は市民の運動と当局の努力もあって、保険料が据え置かれてきました。直近の国保会計は、基金を増やしたうえで黒字決算になりました。

一方、保険料滞納が5分の1世帯以上に上り、保険証取り上げも8千世帯近くになっています。(※)

署名提出後の懇談の中で参加者は、財政健全化に向けた市のさまざまな努力や国の財政支援などの状況変化や、他の政令市などで引き下げが相次いでいる状況を踏まえて、「ぜひ市民みんなが払える保険料に」と市の決断を求めました。

そして、「収納率」を見てその向上をめざすやり方では、滞納している世帯の実情や原因の把握ができないと指摘し、滞納状況の改善のとりくみ強化を求めました。

また、国保運営協議会について、市民の実情をより反映した議論を進めるために委員の公募と議事録の公開を求めました。

岡山市からは国保年金課の課長と課長補佐の2人が対応し、国保財政の現状などについて説明しました。

医療費の中では薬剤費が比較的伸びており、新薬が、将来的な健康増進には有効なものの現時点では相対的に高いことなどが原因として考えられるなどと説明しました。

また、毎年2~3万筆提出されている署名は国保運営協議会に報告するなど、市民の声を議論に反映させる努力をしているとの説明もありました。

日本共産党岡山市議団から河田正一、竹永みつえ、田中のぞみ、東つよしの各市議が同席し、署名に込められた市民の願いをしっかり受け止めて、安心して病院にかかれるような制度設計をと求めました。

※滞納世帯の数/率=22527世帯/22.4%(全世帯100781・平成25年度値)

※保険証取り上げ(短期証、資格証)の数/率=7792世帯(短5839+資1953)/7.8%(全世帯100455・平成26年度値)

 

署名は2月末まで集めています。まだ書いていない人、書いてくださる人が居ればぜひ、署名を広げてください。

集まったら、岡山市社会保障推進協議会(電話086-234-2041)へご連絡を。

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国保引き下げ署名用紙(表)PDF

国保引き下げ署名用紙(裏)PDF

 

 



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