閉会日、声明を発表
竹永みつえ 09年12月22日
11月定例岡山市議会が、12月22日閉会しました。閉会日に公明党岡山市議団から議員報酬の削減を提案してきました。
我が党市議団は、市民感情をふまえて、今の時期の減額は賛成をしました。ただ今までの流れがあるので見解を「声明」を発表しました。
以下、声明文
公明党の議員報酬引き下げの提案に対する声明
―乙第8号議案 議会の議員の議員報酬および
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について―
2009年12月22日
日本共産党岡山市議団
11月議会閉会日に、公明党岡山市議団から議員報酬を、岡山市人事委員会の勧告をふまえ議長、副議長および議員の報酬月額を第2条に規定する報酬月額に100分の98.77を乗じて得た額とする(月額・議長10,455円減、副議長9,471円減、議員8,733円減)内容の議案が提案された。
公明党岡山市議団は、9月議会で議長月額5万円、副議長、議員が月額4万円報酬を引き下げる市長提案(甲第166号議案)に反対した。我が党市議団はその際、賛成したが公明党岡山市議団らの反対により否決された。
月額4万円の減額には反対だが8733円の減額は必要という公明党市議団の態度は理解しがたく、減額の期間も1年のみということも政策としては納得しがたい。
議会代表者会議では、この議案の採択実現の見通しがたたないことがはっきりしていたにもかかわらず、今回、提案した公明党岡山市議団の動きはパフォーマンスとの批判をまぬがれない。
しかし現在の厳しい経済状況の下、市民感情をふまえ、市民生活を直視し、我が党市議団は、議員報酬の削減については賛成することとした。
現在、岡山市議会では「議会のあり方検討委員会」をたちあげ、今後の報酬も含め議会のあり方を検討中である。我が党市議団はあらためて真剣な議論を呼びかけたいと考える。