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日本共産党 岡山市議団

派遣切り支援の緊急要望

09年12月28日

派遣切り支援の緊急要望 年末年始に切れ目ない対応を
 
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 12月28日、日本共産党岡山市議団は、岡山市に対して雇い止め、派遣切りにあった方への支援について緊急要望を行い、要望書を高谷市長に直接、手渡しました。同日、市政記者クラブでマスコミに対して要望事項を広報しました。
 市としてもシェルターと相談業務を民間に委託して行うなど取り組みは始めていますが、年末年始、切れ目のない支援をすることが必要です。自治体本来の役割である「住民の安全、健康、福祉の保持をすること」をふまえ、年末年始対策を中心として以下の3点を要望しました。
1.生命保持とその糧を支援する民間団体と連携を密にし、切れ目のない支援をしてください。
2.夜間及び年末、年始の対応窓口をはっきりさせ、周知してください。
3.年明け後も引き続き、相談業務、緊急雇用対策事業など支援事業を充実してください。

市は宿直が連絡対応
 29・30日はハローワークプラザ(セントラルビル 高島屋隣)に相談窓口が開かれます。
党市議団は31日以降について「年末年始も切れ目ない対応を」求めました。年末年始は、市役所に電話すると宿直が担当部局に取り次ぐとのことです。市が民間に委託している緊急シェルター等での対応になります。
民間では派遣村開設
 12月27日から1月3日にかけて、市役所南側の大供公園に派遣・労働者支援センターによる派遣村が開設されます。
 相談フリーダイヤル:0120-303-860
 お昼の炊き出しを行い、労働相談や住居・生活相談の窓口を開設します。医療関係者や弁護士も参加して様々な相談にも対応します。
 ボランティア、支援物資の協力も求めています。
連絡、問い合わせは県労おかやまへ。086?221?3595

緊急要望の全文は下記をご覧ください。

                       2009年12月28日
岡山市長 高谷茂男様
日本共産党岡山市議団
                          田畑賢司 崎本敏子
                          竹永光恵 河田正一
                          林  潤

             緊急要望書
日頃より、市民の安心、安全の暮らしを守るためにご尽力いただいておりますことに謝意と敬意を表します。
 昨年秋のアメリカ発の世界金融危機に端を発した世界同時不況は、今年に入っても尾を引き、雇い止め、派遣切りが全国各地で行われ、岡山県内でも昨年から今まで5千人近い方が職を失っているといわれています。                 
また、市内の雇用状況にも深刻なダメージをあたえており、職と同時に住まいを失う人や、派遣会社が雇用保険に加入していなかったために失業保険も受け取れない方など、路頭に迷う市民が増えています。わが党市議団にも命にかかわる深刻なご相談も増えています。年末年始のこの時期に、市としても昨年の悲劇を繰り返さないように、年末までの相談業務や、3月まで民間団体に委託した宿泊施設など、前向きに取り組んでいただいているところですが、年末年始、切れ目のない支援をすることが必要です。自治体本来の役割である「住民の安全、健康、福祉の保持をすること」をふまえ、年末年始対策を中心として以下の3点を要望します。

1.生命保持とその糧を支援する民間団体と連携を密にし、切れ目のない支援をしてください。
2.夜間及び年末、年始の対応窓口をはっきりさせ、周知してください。
3.年明け後も引き続き、相談業務、緊急雇用対策事業など支援事業を充実してください。



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