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日本共産党 岡山市議団

(速報) 国保運協8/18開催 「高すぎて払えない保険料」実態をしっかり話し合ってほしい 議事録は公開へ

16年08月18日

岡山市の国民健康保険(国保)について、財政や医療の状況などを話し合う運営協議会が18日開かれ、2015年度の医療費分析の内容や再来年4月からの県単位化に向けたスケジュールなどが話し合われました。

また、運営協議会の議事録を公開することが確認されました。議事録は6月議会で東つよし議員も公開を求めて質問しており、一歩前進と言えます。

 

国保は、学生や退職した人、企業などの医療保険に入れないパート・アルバイトなどが加入しており、岡山市では市民の約3分の1の世帯が加入している公的医療保険です。

制度の性質上、低所得者が多い一方で、保険料がサラリーマン健保などに比べて高く、また高齢者の割合が多いことなどから医療費支出も多いという構造となっています。国が財政負担を後退させてきた中で、市が下支えしなければ制度そのものが崩壊しかねません。

 

岡山市では「高すぎる保険料を引き下げてほしい」という市民の運動が根強く、毎年およそ3万筆の署名が市に寄せられています。

市も市民の声を受けとめて、財政健全化の様々な工夫と合わせて、一般会計から国保会計からの政策繰り入れを行うことで、保険料を9年連続据え置いています。

それでもまだ「払いたくても払えない」という声が多くあり、運営協議会ではこういった国保世帯の実態がきちんと議論され、どういう制度、保険料にしていくかが話し合われなければなりません。

 

市議団では引き続き、保険料引き下げを求めていくと共に、県単位化に際しても岡山市が市民の福祉を守る立場で主体性を発揮するよう、市民のみなさんと力を合わせて働きかけていきます。

 



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