【控室の窓から】 気分転換てんかん
市議団事務局(東田) 16年08月30日
昨日はいくつかの休憩をはさみながらも朝から夕方まで団会議、今日は経済委員会の傍聴。と、神経を集中して見たり聞いたり考えたりする時間が長く、部屋に戻って自分の椅子にどかっと座ると、「ちょと疲れたなー」と感じるときがあります。
今日は、昼食休憩の時間帯も来客対応でご飯食べる時間しか作れなかったし(泣)。
私にとって、こんな時に気持ちを切り替えるのに役立つのが、手軽な読書です。
といっても、じっくり読みふけるのではなく、ほんの数分、数ページほど。
こういうときのために、机の引き出しやかばんにはたいてい何冊かの文庫や新書が入っています。
何度も読んでいるものばかりで、適当に開いたページの、慣れた文章をゆっくり呼吸しながら読んでいると、不思議とすっきりして仕事に戻ることができます。
というわけで、今日は和辻哲郎さんの名著「古寺巡礼」をぱらぱらと眺めていました。
戦後に版を改めて出されたもので、再出版に至る経緯が冒頭に書かれているのですが、そのことを念頭に読むと、若き日の和辻さんの筆の走りと、それを眺めて微苦笑している後の和辻さんが想像できて、こちらもクスリとしながら読むことができます。
といったところで、さて、仕事に戻るとしましょう。
今日の常任委員会では、6つどこでもいろいろな話が出ています。見落としが無いように見ていかなければいけません。
そして、いよいよ始まる9月議会で、少しでも住民の願いが前進するよう賢い論戦するために、準備、準備。
もし、「これ、気分転換にいいよー」という本がありましたら、ご紹介くださいね。