シルバー人材センターへの貸付金は執行凍結
林じゅん 07年09月28日
9月定例市議会が閉会しました。
財団法人シルバー人材センターへの貸付金1億2千万円が盛り込まれた補正予算案は可決されましたが、「本年度末までに本件貸付金を返済する資金計画を早急に明らかにすること」など4項目の附帯決議が付されました。保健福祉委員会の委員長報告には市税の投入を前提としないことが盛り込まれました。
これで貸付金の執行は凍結されたことになります。
公益性を持つシルバー事業そのものは必要です。事業の継続も附帯決議に含まれています。
37人の個人質問のうち21人が質問通告に政令市を盛り込むなど、政令市移行に関わる問題も多くの議論が行われました。岡山市を三つの区に分ける区割り審議会の中間まとめには異論が噴出しました。
地域特性や住民の利便性の点から総務委員会で異論が出され、総務委員会の意見を尊重する、との答弁がなされています。
そのほか
「医師・看護師などを大幅に増員するための法改正を国に求める意見書」
「私学助成の拡充を求める意見書」
「市民生活に必要な道路整備財源の確保に関する意見書」
以上の意見書の採択などが行われました。