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日本共産党 岡山市議団

市政ニュース速報版№216号(16.12.15)

16年12月15日

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11月議会閉会

林・田中議員が討論

こども園化・頑張る学校予算に反対

11月定例岡山市議会は15日、来年度からの保育料引き下げなど全61議案と陳情の2件を可決・採択して閉会しました。受動喫煙の防止を求める陳情などは継続審査とされました。

党市議団は、補正予算の認定こども園推進と頑張る学校応援事業に反対し、不採択とされた陳情のうち「原発再稼働反対」「病院の病床数削減反対」「年金の毎月支給を求める」など5件の採択を求めました。

「認定こども園」推進…公的責任が後退し、待機児童解消に逆行

補正予算に反対する討論に立った林潤議員は、認定こども園の予算について、待機児童がいるもとでの推進は保育の公的責任後退につながり、保育園と幼稚園の統合や他の公立園の廃止・民営化路線では、待機児童解消に逆行することを強く批判しました。そして、待機児童解消策は保育園の増設という本来の立場に立つべきだと求めました。

ご褒美で“頑張れ”は教育ではない

林潤議員はまた、「頑張った学校」に100万円配るという県事業に応じた市の予算について、発想も使い方もおかしいと厳しく指摘しました。行政のやるべきは、子どもたちが伸び伸びと学び、教職員が子どもたちと向き合える環境整備を進めることであって、ご褒美を示して「さあ、頑張れ!」とするのは違います。

また、対象となる児童生徒の数が異なるため、一人あたり約3400円と360円で10倍近い差が出る不公平な事業です。教育環境の整備は、全市的に方針化すべきだと主張しました。

原発、年金、医療・介護…いのち守る陳情がなぜ不採択?!

陳情の討論に立った田中のぞみ議員は、原発関連について福島第一原発の事故にまつわって、廃炉や核のゴミの処理に膨大な時間と費用が掛かること、火山や地震の安全性などの大問題が未解決のままであることを具体的に指摘し、「英知を集めて原発に代わるエネルギーのあり方を未来に示そう」と呼びかけて、原発の再稼働や増設の中止、無責任な避難指示解除の撤回、加害者である東電の責任をあいまいにしないことなどを求める3陳情の採択を求めました。

また、在宅医療・介護の充実が進まない中での病床数削減に反対する陳情や、年金の毎月支給を国に求める陳情への賛同も求めました。

これらの陳情は、自民・公明・創政が反対して不採択となりました。

 

市政ニュース№216号(161215)PDF版

 

 

 



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