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日本共産党 岡山市議団

【控室の窓から】 暮らしを支える制度は、使ってこそ! だから、知ってこそ!

17年01月25日

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今日の午前中、事務局員Tは西大寺まで出かけていき、市民グループのみなさんに「知って得する制度の使い方」というテーマで、子育てや医療・介護、暮らしに関係する市や国のさまざまな制度についてお話してきました。

もともと竹永みつえ議員への講師依頼だったのですが、竹永議員が視察に行くことになってピンチヒッターとしての登板でした。

 

以前につかった資料をもとに、岡山市が発行している「くらしの便利帳2015」や、しんぶん赤旗日曜版にときどき掲載されている「お役立ちトク報」の単行本なども読み込んで準備し、お話をしに行きました。

少し風邪気味で、声の調子はいまいちだったのですが、かえって、聞き取りやすいよう意識してゆっくりした口調で話したことが良かったのでしょうか。ご好評をいただき、役割が果たせたとほっとして控室に帰ってきました。

 

準備をしながら感じていたのは、

「福祉や暮らしを支える制度って、条件は満たしていても『申請』しないと適用されないものが少なくないから、後で『あのとき知っていたら・・・』と後悔することがあるかも」

ということです。

 

医療や介護の費用の月額上限を超えたら払い戻してもらえる「高額療養費」

払わなくて良かったり取り戻せる場合もある「差額ベッド料」

倒産や解雇に遭ったときの「国保料減免」

ひとり親家庭が利用できるさまざまな制度

業務外の病気やケガで休職したときの「傷病手当」

急な失業等で住まいを無くしたり家賃が払えなくなったら「住宅確保給付金」

治療費以外にもいろいろ当てはまる「医療費控除」

などなど、あげればきりがない程たくさんの負担軽減制度があります。

 

人生、いつ何があるか分かりません。ご本人や家族に何か起きた時だけでなく、お知り合いや遠方の親族から急に相談されることもあるかもしれません。

すべて、暮らしが困難なときに、急場をしのいだり、何とか暮らしを続けていくために、たくさんの住民や行政が試行錯誤しながらつくってきた制度です。

必要なときには必要なものを活用し、使いにくい場合には改善をはたらきかけ、誰もが安心して暮らしていける社会にしていきたいと、あらためて思いました。

 

それにしても、その頼りになるはずの制度がここ数年どんどん後退・縮小・廃止されているのを、資料準備の過程で目の当たりにして、「『社会保障』とは何なのか」「税金の使い方とは」「行政が政策・施策の優先順位を付ける考え方とは」等々、あらためて思いを巡らせているところです。

 

市議団では、市政の動きを知りたい聞きたいというご希望はもちろん、今回のような「どんな制度が使えるのか勉強したい」というご要望にも、できるだけお応えしています。ご要望がある場合は、一度ご相談ください。

 

 

 

 



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