介護「総合事業」って何がどうなるの? 市がQ&Aを公開中 疑問と実態届けて制度拡充を
市議団事務局(東田) 17年02月14日
「岡山市介護予防・日常生活支援総合事業に係るQ&A」(岡山市HP)
2017年4月から、岡山市でも要支援1・2の方を対象にそれまでの介護保険でのサービスから市独自のサービスである「総合事業」が始まります。
新しい制度の開始が目前に迫っていますが、利用者や家族の方、サービスを提供する事業者の方々からも、「いまだによくわからない」という声が寄せられています。
岡山市では年明けから、様々な疑問に答える「Q&A」(問答集)を作って発表しており、2月初め頃までに第2弾が出されています。
第1弾は82項目、第2弾は58項目と、たくさんの疑問が寄せられており、それに対する市の回答が整理されています。
実際に市に寄せられた質問などをもとに作成されているので、もし、わからないことがあれば、どんどん尋ねてみましょう。
岡山市保健福祉局事業者指導課(電話0086-212-1012~1013、ファックス086-221-3010)
市議団では、これまでの議会や委員会で、「要支援の人が切り捨てられることになってはいけない」「市は引き続き責任を果たすべき」と、利用者や事業者の方々から聞き取った実情を踏まえながら、新制度が市民・高齢者の生活や生計の実態にみあったものとなるよう論戦してきました。
「総合事業」自体は、もともと国がどんどん「介護はずし」を進めている中で新設した制度の1つですが、国がやることだからと言って、市が実際に困る市民をそのままにしておいてよいわけがありません。
市議団では引き続き、制度の改善・充実や、市民・高齢者を守ることのできる制度にせよと市からも国に意見を言っていくことを求めていきます。
みなさんの実態をお知らせください。