【発行物】 市政ニュース速報版№222(2017.4.26)
市議団事務局(東田) 17年04月26日
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2015年度分政務費 576万円不適切 オンブズが監査請求
NPO法人「市民オンブズマンおかやま」は25日、岡山市議会の2015年度の政務活動費の一部を不適切として返還させることを求める住民監査請求を行いました。
オンブズマンが問題にしたのは、「海外視察」の内容が儀礼や観光になっているもの、封筒印刷、不自然なガソリン代、高級飲料水のサーバレンタル代や控室などでの大量・多額な茶菓子などです。
住民監査請求は、行政のやったことでおかしいと市民が思ったことを申し立てた場合に、監査委員がその請求の是非を判断する制度で、申し立て通りだと認定すれば、市に対して是正するよう命令することができます。
また、請求した市民は、監査結果に納得がいかない場合には、裁判で争うことができます。オンブズマンは2007年度分から住民監査請求と裁判を行っており、現在は12・13年度分を岡山地裁で審理中です。
共産はゼロ 「全て適法」が定着
日本共産党岡山市議団は、今回の住民監査請求でも「不適切」な支出はありませんでした。
先日の2011年度分の裁判でも、共産党市議団の違法支出は無かったとの判決が確定しています。また、13年度分からは裁判対象から、14年度分からは住民監査請求から、除外されてきており、司法からもオンブズマンからも、日本共産党岡山市議団に不適切な支出はないことが定着してきています。
議会が行政のチェック機能を果たすためには、自らが率先して税金の使い方を適正に行うことが必要です。日本共産党岡山市議団は、適正支出は当たり前として、引き続き、領収書や証拠書類の公開など説明責任を果たしていきます。そして、岡山市民のいのちと暮らしを守る市政の発展のために調査・研究し、政策を提言していく活動を一層強化していきます。
(2017/5/1/13:51追記)
岡山市議会事務局は5月1日、市民オンブズマンおかやまの請求額の一部に誤りが認められると表明しました。
・おかやま創政会の請求額の中に既に変換済みの分が含まれている(事務所費11,490円)。
・ネクスト岡山の実交付額は135,000円なので、違法と指摘する額は122,472円である。