【市政ニュース 速報版】 2017年6月26日(№226)
市議団事務局(東田) 17年06月27日
6月定例市議会閉会
市長「黒塗り」宣言!
後楽館跡地 山陽放送への売却 検証できない選定根拠
岡山市議会6月定例会は26日、全61議案をすべて可決して閉会しました。
日本共産党岡山市議団は3議案に反対し、2陳情の採択を求めて、河田正一、林じゅん議員が討論しました。各会派の態度と結果は下の表の通りです。
「黒塗り」で市民は納得するのか
旧後楽館中高跡地の売却先として市は、山陽放送を選定しました。売却の方針決定が非常に速く、庁内での検討経過も不透明なこと、活用法について市民の意見を聴かなかったことなど、異例づくめです。
決定経過について、議会が資料を求めたところ、市は丸ごと黒塗りの資料を出してきました。
本会議で日本共産党の竹永みつえ議員が、「これで市民が納得できると思うのか?」と、黒塗り部分の公開を迫ったのに対し、市長は「(財務状況の)点数が悪くて今後の活動に影響が出たら、誰が責任をとるんですか」と声を荒げました。
黒塗りで隠されているのは評価を点数化したもので、企業の財務状況そのものではありません。
今後も非開示?!
市長は、これが最大限の情報公開、今後も同じようにやっていくという考えを示し、今後も黒塗り資料を出す可能性を示唆しました。
山陽放送の示した購入価格12億円に対して次点者は14.8億円でした。2.8億円も安く売却を決めるだけの理由がなんだったのか、市民や議会が検証できるようにすべきです。