中学生まで医療費を無料に お母さん方が6834筆の署名を提出
市議団事務局(東田) 17年08月24日
岡山市の子どもの医療費無料化の年齢拡大を求めて、「医療費無料化をすすめる岡山の会」(木村久子会長)のみなさんが24日、大森雅夫岡山市長に署名6834筆を提出し、懇談しました。
岡山市の子どもの医療費は、2016年4月に、小学生がそれまでの大人並み3割から1割負担に引き下げられました。会のみなさんの運動や市民の声、そして議会での共産党市議団の論戦が市政を前進させた成果です。
一方で、今年7月からは、県内の市町村で小学生の医療費が有料なのは岡山市だけとなりました。中学生でも有料なのは岡山市と倉敷・総社市だけです。
懇談の中で参加者は、「知り合いに喘息のお子さんがいて、本当なら1週間に1度受診しないといけないが、家計が苦しいときは10日に1回や2週間に1回になることもあると言っている。子どもに我慢させずにすむような制度にしてほしい」「前回提出した署名を一生懸命集めた障がい児のお母さんは、もともと1割なので負担変わらない。障がい児の無料化の拡大も考えてほしい」などと話しました。
また、池橋ようこさんは、「3人の子どもを育てている。安心して子育てできる、子どもを産める岡山市にしてほしい」と話しました。
大森市長は、「医師会などから『コンビニ受診』を懸念され、現在の制度で始めた。当面はこれでいきたい」としつつ、「絶対にこれで固定というわけではない」「みなさんの署名は受け止める」と述べました。
市議団の林じゅん議員が同席しました。