個人質問1日目9/5(火) 河田正一は2番目、田中のぞみは6番目に質問
市議団事務局(東田) 17年09月4日
2017年8月定例岡山市議会は、9月5日(火)から個人質問が始まります。
今回は28人が質問に立ち、各分野で市の取り組みをただしたり、提案したりして論戦します。
市議団からは、河田正一議員が2番目(10:40頃から)、田中のぞみ議員が6番目(14:30頃から)に質問に立つ予定です。 ※開始時刻は前後する場合があります。
傍聴受付は朝9:30から市議会棟北側の入口で始まり、その後は随時、傍聴の手続きをすることができます。
また、インターネットで生中継されるほか、当日18時からはケーブルテレビONIビジョンでも録画放送されます。
ぜひ傍聴や放送の視聴をお願いいたします。
◆河田正一議員の質問大要(予定)
岡山市の斎場について、計画全体の必要炉数が、瀬戸内市の計画と重複していることを指摘し、岡山市の計画は課題であり見直すべきと迫ります。また、北区富吉に計画されている新斎場について、用地が産廃処分場跡地であり、石綿含有廃棄物がどこにどのように埋められているのか、行政が把握、管理できているのかをただします。
事業系ごみの計量ごまかし疑惑は、2016年11月議会から継続して質問しており、今議会では新たな資料を基に、業者のごまかしと市の認識をただします。
北区の足守、多い、粟井にかけての広大な山中に27万枚もの太陽光パネルを敷き詰める計画が浮上していることについて、豪雨時などの災害の危険性や景観などの問題を指摘し、住民の不安に応えて行政が動くよう求めます。
◆田中のぞみ議員の質問大要(予定)
視覚障害者が外出するのに必須の点字ブロックは、全世界で初めて岡山市内に誕生し、今年で50年になります。しかし、市内各所で、破損したまま放置されていたり、公共施設の周辺での整備が不十分だったりして、危険な状態にあります。また、市から視覚障害者への郵便物等には、点字で表記されていないものが多く、医療費や水道料金、保険、税などの通知がちゃんとご本人にわたらないことがあるという課題があります。これらの問題点を、当事者の声や実地調査をもとに指摘し、市の認識と対応を問います。
中央公民館「廃止」問題では、市教育委員会は「廃止条例」を11月議会にも提案したい考えです(当初はこの8月議会に出そうとしていました)。しかし、地区公民館である操山公民館の開館は決まったものの、中央公民館の機能や役割をどこでどのように確保するかは、議論さえまだほとんどされていません。この状況で「中央公民館の廃止」だけが決まってしまうと、ESD国際会議でも高く評価された、公民館を拠点にした市民の多彩な活動が制約されたり、各地区公民館の取り組みを統括・指導・支援し発展させていく役割が大幅に後退する恐れがあります。中央公民館の意義と今後の在り方をただします。
保育園に申し込んでも入れない子どもが今春1500人近くいた岡山市の待機児童問題は、極めて深刻で、ただちに動かなければいけない、岡山市政の最重要課題の1つです。にもかかわらず現市政は、「受け皿拡大」は宣伝するものの、保育に必要な保育士を確保するための具体的計画を立てようとしません。また、市長は、市長は市が質を保障できず監査・指導も不十分で、待機児童解消にも貢献しない認可外保育である「企業主導型保育」を推奨する発言を繰り返しています。さらに、北区北長瀬のみずほ住座の用地活用の一環として、300人規模の認可外保育施設を導入する計画を進めるなど、「子どもも親も安心して預けられる保育園を」増やしてほしいという広範な市民の願いに逆行する施策を進めようとしています。岡山市の姿勢を厳しくただし、「待機児童解消は認可保育園の拡充で」と強く迫ります。