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日本共産党 岡山市議団

「足守の大規模太陽光は、県任せにせず、市民の不安に応えよ」 9/5河田正一個人質問

17年09月5日

 

日本共産党岡山市議団の河田正一市議は5日、岡山市議会8月定例会の個人質問に立ち、産廃や太陽光など環境行政の分野で質問し、岡山市の姿勢を厳しく追及しました。

質問の冒頭には、将棋で、先日、羽生善治3冠に勝って王位となった菅井竜也七段が御津在住であり、岡山出身者では34年ぶり、平成生まれでは初となるタイトル獲得をしたことを紹介し、さらなる健闘への期待を述べました。

また、宮武博氏が、岡山市議会の申し合わせにも議会決議にも反して議長職に居座っていることを批判し、速やかに議長辞職することを求めました。(写真は、河田正一市議と背後の議長席にいる宮武氏、真茅議会事務局長(左))

 

今回は、質問戦のダイジェストを紹介します。全体の様子については、またお伝えします。

 

1 岡山市斎場整備計画について
(河田)岡山市計画と瀬戸内市計画は火葬数が重複していて、炉数が過大だ。無駄遣いで岡山市の利益にならないことは見直すべき。
(市)重なっている部分があるかもしれないが、集中日を考慮した計画だ。
(河田)瀬戸内市との協議はどうなっているのか。
(市)7/14に事務レベルの整備推進検討会議を開き、連携の可否や負担割合などについて、調査検討していくと確認した。

2 富吉新斎場の石綿含有廃棄物埋め立てについて
(河田)法で埋立場所や量の報告が義務付けられているのではないか。新斎場用地として産廃跡地を買ったのだから、市には土地の内容を把握する責任があるはずだ。
(市)廃棄物処理法では市への報告義務が無いため、市条例で年1回の報告を受けているが、保存年限を過ぎたので廃棄済み。

3 事業系ごみ搬入量確認について
(河田)ずっと追求してきたが、市は業者の不正を認めていない。140キロものずれは、運転者の体重やガソリンタンクの残量の差異では説明できない。業者が車両の自重を不正に軽く登録して、岡山市へ支払う料金をごまかしていたとはっきり認めるべき。
(市)以前はスムーズな計量のため多少の誤差はしょうがないとしていたが、問題あったということで5月から2回計量にした。不正が明らかな証拠で判明した場合には対応を検討する。

4 大規模太陽光発電の設置について
(河田)足守、大井、粟井の計画は、甲子園の50倍以上もの186haに27万枚の太陽光発電パネルを敷き詰めるものだ。山林を切り開いてパネル設置したら豪雨時などの災害が懸念される。
(市)県の所管事項だ。県に許可申請が出たら、関係自治体として岡山市も、地元住民の意向を踏まえて意見を言う。
(河田)県任せは無責任だ。他自治体では、条例やガイドラインをつくって規制している所もある。岡山市も環境アセスに含めるべき。
(市)太陽光発電そのものは「迷惑施設」ではないが、どういう規制ができるか、幅広い市民の意見を踏まえ、研究、検討していく。

 

 



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