(速報) 北長瀬みずほ用地「認可外保育施設」建設委で可決 陳情はみなし不採択
市議団事務局(東田) 17年09月13日
岡山市議会の建設委員会は、13日午前、前日に続いて会議を開き、持ち越しとなっていた、北長瀬みずほ住座用地の活用として、市有地を貸し出して300人以上規模の認可外保育施設を整備するなどとする議案を、賛成多数で可決しました。
共産党市議団の東つよし議員と、自民党市議団のうち藤原哲之議員が反対しました。
議案が可決されたことで、岡山市内の私立認可保育園の園長などで構成する私立園長会が、計画の白紙撤回を求めた陳情は、みなし不採択とされました。
この計画は、老朽化した市営住宅の建て替えに際し、保育施設を併設するというもので、併設保育施設は最大342人定員の認可外の保育施設です。
市有地に認可外施設、しかも300人以上規模という、何重にも保育の質が懸念される計画で、岡山市の保育・子育て行政で、いままでに例のない暴挙です。
日本共産党岡山市議団は、この暴挙に厳しく抗議し、議案の白紙撤回と、認可保育園の増設・拡充による待機児童解消を強く求めていきます。