自分たちの都合で議事を止めている自民市議団 この議席をさらに増やしてよいのか?
市議団事務局(東田) 17年09月15日
お伝えしている通り、2017年8月定例岡山市議会の閉会日と予定されている本日9月15日(金)17:20現在、休憩中で議事が止まったままです。
自由民主党岡山市議団(和氣健団長、23名)が、自分たち自身で提出した「宮武博氏を議長として信任する」決議案の取り扱いを巡って紛糾し、昼12時に休憩に入ってから、議事は止まったままです。(16時過ぎに時間延長を手続するための本会議を開いただけ)
今回、この決議案を採決することになれば、45人の現議員のうち、宮武博氏は本人にかかわることであるから除かれ、副議長は議事を仕切るため除かれた後の最大43人が賛成または反対を投じることになります。
決議案を自書して提出した自民党の22人が賛成すると、他の21人が全員反対したとしても、この決議案は可決され、岡山市議会が「宮武博氏を議長として信任」したことになってしまいます。
45-2=43 → 自民22>それ以外21
さらに、一般的な議案の議決で考えると、10/1の選挙を経て46議員になった段階で何らかの採決をする場合、議長職議員を除く45人が賛成または反対を投じることになります。このとき、もし自民の会派が現在の23人から24人になっていたら、議長を会派から出しているので、23人が採決に加わることになります。
つまり、45人のうち過半数の23人が自民ということで、どんな議案も陳情も決議案も、自分たちだけで通すことができるようになります。
46-1=45 自民23>それ以外22
今度の中区市議会議員補欠選挙で、自民党推薦の候補が通ったら、そういう岡山市議会になってしまうということです。
今日の議事を混乱させ続けている自民党岡山市議団、これを市民の方がどう見て、どう判断するか、10月1日の中区市議補選には、こんな意味もあります。
(円グラフは、9/13の林じゅん議員のブログから引用)