難病を知って!理解して! 1階ホールでパネル展 今日まで
市議団事務局(東田) 17年10月13日
岡山市役所1階の市民ホールで、12日から「難病パネル展 『難病と共に』 ~難病を知って! 理解して!~」が、今日の夕方まで開かれています。
みなさんは、「難病」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
岡山県内の難病患者数は約19,000人と言われており、単純計算すれば県民の100人に一人ということになりますから、決して他人事ではありません。
昨年、難病法(難病患者に対する医療等に関する法律)が施行され、330(2017.4.1現在)の「指定難病」とされた方が医療費の助成を受けられるようになり、対象となった患者の方々から喜ばれています。一方で、医療費そのものは増大し、受給資格の認定も厳しくなっているとのことです。
パネル展では、こうした当事者の方々や支援する方々の具体的な悩みや思いが、たくさん紹介されています。
・外見からわかりにくい病気の場合、交通機関で優先座席に座ることに無理解な目を向けられたり、体調維持のためにマスクをしていると周囲から嫌がられたりするなど、日常的に外出をしにくい
・お仕事を続けたり、新たに仕事に就こうとしても、必要な配慮が得られず就労を断念した
・身体の状況が変わっていないのに介護度の認定が軽くなったり、障害福祉サービスの需給が実情に合わない
・おしめが必須だが、助成がない
などの現状が紹介されています。
岡山市や県の課題として、制度を改善や充実させていくべき課題も多くあることがわかります。
期間は今日までですが、岡山市役所にお越しの際は、ぜひご覧になってみてください。