正規教員の増員、特別支援学級の編成、就学援助の拡充など 教育長に来年度予算要求を提出
市議団事務局(東田) 17年11月2日
日本共産党岡山市議団は11月2日、岡山市教育委員会に2018年度予算要求書を提出し、懇談しました。菅野和良教育長と安田、天野両教育次長が対応しました。
2018年度要求では、正規教員の増員や定数内はすべて正規配置とすること、冷暖房やトイレの洋式化を進めること、学校給食は直営を基本とすること、特別支援学級の編成を充実させること、就学援助の拡充と特に新入学学用品費を入学前に支給すること、中央公民館について十分な市民的議論を行うことなどを求めています。
菅野教育長からは、市教委独自で教員採用試験を始めて2年目の現時点での状況や、教員の年齢構成なども踏まえて現任者の育成にも力を入れていることなどをお聞きしました。
また、就学援助の中で新入学学用品費の入学前支給については、「その方向で鋭意努力しています」との回答をお聞きしました。国として制度を改善してほしいとの要望もお聞きし、市議団でも近いうちに国交渉に行くので必ず伝えると約束しました。
市議団では、予算要求に掲げた項目が少しずつでも前進するように、取り組んでいきます。