市民の願いに冷たい答弁も これが第二期大森市政の方向性?
市議団事務局(東田) 17年12月7日
日本共産党岡山市議団を代表しての林じゅん議員の代表質問が終わりました。
大森市政2期目のスタートにあたって、市民からの暮らし・福祉・教育の充実を求める願いを取り上げましたが、冷淡な答えが続いてがっかり。
その中でも、学校へのエアコン設置や就学援助の入学準備金の前倒し支給、学童保育への公的責任、駅前での受動喫煙防止策の前進など、きらりと光るものも。現場で市民のための施策拡充を努力してこられた職員の方々に感謝です。
代表質問は終わりましたが、週明けには東・河田・田中・竹永が個人質問に立ちます。代表質問の内容をよく精査して、粘り強くとりくみます。
(質問や提案 ⇒ 市側の答え)
◆核兵器禁止条約の署名運動に協力を ⇒ 核兵器廃絶に向けた方法や考え方にはいろいろな意見があるので、市有施設への署名コーナー設置は慎重に検討(≒現時点でやるつもりがない)
◆国民健康保険の引き下げを ⇒ 保険料引き下げのための予算措置は困難
◆岡山駅周辺の受動喫煙防止を ⇒ 駅前3か所の喫煙所の在り方についてJRと協議中
◆平成32年度以降の保育所整備計画を立てるべき ⇒ 国の動きを注視するとしか言えない
◆学童保育の質向上のための運営主体をどう考えるのか ⇒ 市が主体性持って早急に検討したい
◆子どもの医療費無料化の拡大を ⇒ 1割負担は保護者と医療機関の 双方の負担軽減に効果あるので続ける
◆障害福祉サービスの1割負担を市独自で減免すべき ⇒ 低所得者対策はあるのでさらなる軽減は必要ない
◆今期と次期で介護費用の見込みは大体同じなので、介護保険料引き上げる必要はないのでは ⇒ 必要だ
◆30人学級を実現すべき ⇒ 一律に30人とは考えていない
◆小中学校にエアコン設置を ⇒ まず中学校に全校設置をめざす
◆中区に図書館を ⇒ 図書館を建設するとした計画を見直す
◆公民館の全体方針には社会教育の理念を生かすべき ⇒ 社会教育法などを踏まえてつくる
◆核ごみを増やし続ける原発稼働は無責任だ ⇒ 国の専権事項なのでコメントしない
◆マイナンバーを記載しないことで受理されない書類はあるか ⇒ ない
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