(速報) 両備・岡電バスが31路線バスの廃止を届出
市議団事務局(東田) 18年02月8日
岡山県の南部エリアなどを中心に路線バス事業を展開している両備ホールディングスの小嶋光信代表が2月8日記者会見し、傘下の両備バス・岡電バスが運行している78路線のうち31路線の廃止届を中国運輸局に提出したと発表しました。
廃止を届け出た路線は、上の図の通りです。
発表資料などによると、2社が現在運航しているバス路線に他社が参入申請を行ったことによって、バス事業の赤字が拡大することから、国に規制を求める議論を起こすためなどとしています。
突然の発表で岡山市の担当課も困惑しています。現時点では両備ホールディングスや小嶋代表の真意は不明ですが、市民や県民を「人質」にとるかのようなやり方は、理解できません。
法的な手続きや段階の面だけでなく、県南エリアの住民の生活を守り、交通手段を確保するために、力を尽くさなければなりません。
理解できないだと?まるで自民公明の議員みたいなこと言うてるな。
0103様
コメントありがとうございます。
おっしゃったご趣旨がよくわかりませんが、記事中の「理解できない」とは、「会社や代表の真意がわからないので、考慮すべき条件や状況が全部出揃っておらず、現時点では断定はできないが、出ている情報の範囲内では、市民の足を人質にとって交渉しようとしているかのような印象であり、納得も共感もできない」という意味です。
規制緩和した時点で、こうなることは分かりきったこと。それを理解できないなどと書いているから、非難されているのでは?
当事者である、議員が、まるで、他人事のように、バス会社を非難しているから、呆れられているということ。
バス会社を追い込んだ当事者なんだから、こうなる前にどうしたら防げたか、しっかり反省して、次につなげるのが、あるべき姿。
理解できない、納得できないなどと、非難するような書きこみはすべきではないんじゃないですか?
山田様
コメントありがとうございます。
2002年の道路運送法の改定により、路線バス事業への新規参入がそれまでの許可制から届出制に変えられました。このとき日本共産党は、この規制緩和は国民の安全を脅かすとして反対しました。
私たちは岡山市議会における市議会議員のチームであり、法律の改廃という点での当事者とは言えないと思いますが、住民の生活や安全を守るために市議会議員としてやるべきことはあると思います。国の法律や制度におかしい点があれば改善を求めていくことや、岡山市民の交通手段をどうやって守っていくか、住民の皆さんの声をもとに市の施策を作っていくことは、私たちの大切な責務だと考えています。
日本共産党の交通政策のうち地域公共交通については、以下の通りです。
◎地域の足である地域公共交通を守るため、必要な財源を確保します
地方の鉄道、公営バス、コミュニティバス、LRT、離島航路・フェリーなど、生活に欠かせない地域公共交通を維持します。そのため、「規制緩和」等市場競争万能路線を改め、国と地方公共団体、事業者等の責任と共同により、地域公共交通を維持するために必要な財源を確保します。
○地域公共交通の確保維持改善事業の国の予算は、年間約300億円です。当面、これを1000億円まで増額します。
○財源を確保するため、フランスの事例など参考に、JRなど大手事業者等からの拠出による「地域公共交通を守る基金」を創設します。
交通政策の全体は、以下のリンクでご覧いただくことができます。
2017総選挙/各分野の政策 23、交通
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2017/10/2017-23-koutsuu.html
0103さんへの返信コメントのようなことを本当に考えていらっしゃったのなら、本来の投稿をそのような趣旨のものにすべきだったのではないでしょうか。
確かに、今回の件は、上っ面だけみれば、市民の足を人質にとって・・・のようにも見えますが、もし、認可後に「採算が採れないので廃止します」と、今回同様に廃止届がでれば「老舗企業なのに公共交通をなんと心得ておるのか」とか「市民の足を守る気概はないのか」とかの投稿になってましたよね?
諸先生方には、こうなる前にもっとできることがあったんではないでしょうか。
それを、よそ事のように軽々しく「市民の足を人質にとって・・・」なんてコメントがサラッと投稿されているなんて。
自民公明の先生方とは違う気質の方々だ、と思ってましたが。
めっちゃ平民。
がっかりしました。
小川さま
コメントありがとうございます。
バス路線の存廃や、そもそもの地域公共交通の確保の問題は、岡山市民にとってとても重大な事柄であり、決してよそ事ではありません。
今日から実質的に始まる岡山市議会でも大きなテーマとなるのは間違いありません。
日本共産党岡山市議団として、市民の足をどう守るか、そのために行政にはどういう役割が求められるのかをしっかり議論していきます。