2018年5月臨時議会の議案など
市議団事務局(東田) 18年05月11日
5月17日に開かれる2018年5月臨時岡山市議会の議題です。
今回、人事議案が1件と報告にとどまる専決処分は7件で、議会で審議し承認するかどうか議決が必要な専決処分は4件です。
その概要は、次の通りです。
承第1号・・市税条例の一部改正
承第2号・・指定地域密着型サービスの基準を定める条例の制定
承第3号・・裁判の市敗訴を不服として控訴したこと(市内在住の方が自転車走行中に市道で転倒し市に損害賠償を求めていた裁判)
承第4号・・裁判の市敗訴を不服として控訴したこと(市内在住の方が65歳になったときに全ての介護給付を打ち切られたことで訴えていた裁判)
承1~4号については、常任委員会で議論・採決し、本会議でも全議員で採決します。
「専決処分」とは、本来議会で議決すべき事柄を事情があってそうできない場合に、市長が代わりに意思決定をすることです。市長は専決処分を行った場合に、直近の議会にそのことを報告し、内容によっては議会の承認を得なければなりません。
仮に、議会が不承認とした場合でも決定は有効ですが、本来は議決案件であって議会が承認しなかったことを専決処分したということで、市長の政治的・道義的責任が問われることとなります。
条例を変えたり新しくつくったり、裁判で控訴するということは、重要な決定です。
日本共産党岡山市議団は、それぞれの決定について、事情を調べたりここに至るまでの経過を確認したりしながら、臨時議会でしっかり議論します。