岡山県内で、仮設住宅用地確保はまだ進んでいない
市議団事務局(東田) 11年12月16日
最近の新聞記事から。
「災害時の仮設住宅用地 5市町村23ヵ所のみ 県議会で県説明」(山陽新聞12/16付)です。
記事によると県議会での「応急仮設住宅用地確保の現状と今後の対応は」との質問に対し、津山市・浅口市・矢掛町・久米南町・西粟倉村の5自治体で公園などを選定している、今後「市町村に選定を促していく」云々。
私自身の被災地支援ボランティアとしての経験の中では、
・仮設住宅の用地確保や建設の発注などの権限は最終的には県にあり、仮設住宅の建設スピードが遅い理由のひとつだった
・仮設住宅の不備を改善改修する段取りも、同じ理由でなかなか進まない
などを見聞きしました。
11月岡山市議会でも竹永議員が、「被災後、DVや性暴力被害が増える事実がある、避難所運営に女性が参画できるよう体制強化を」などと求めましたが、今回の大災害とその後の救援、復旧、復興のさまざまなステージでの被災地と被災者の、痛苦の経験を十分に汲み取った対応策をつくってほしいと、切に思います。