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日本共産党 岡山市議団

今日の経済委員会から

12年02月20日

しばらくブログ更新がとまっていました。申し訳ありません。まもなく22日から2月議会が始まります。またこのブログでも市議会と市政の動きについて、お伝えしていきます。

さて、その1つとして、経済委員会の傍聴報告をいたします。

今日は、市議会開会を前にして、すべての常任委員会が開かれました。共産党市議団は5人で委員会は6つです。ということで現在団議員の所属していない経済委員会には事務局員が傍聴に行きました。もっとも、予算などを審議する「委員会協議会」は非公開で傍聴できませんでしたが。

主な議題は、卸売市場の今後の経営戦略展望、産業振興ビジョン、三丁目劇場、たけべ早田温泉郷の再整備、農業振興ビジョンなどです。

すべてをご紹介すると長くなるので、今回は以前にも取り上げた三丁目劇場のことを。

三丁目劇場は、およそ1年後=2013年3月末でやめる方針が発表されています。今回も、「商店街だけでなく市中心部の活性化のために考えていく」などそれなりに活発なやりとりはあったのですが、前回、委員から出ていた「導入の経緯を含め、市の政策的、経営的な検証を」ということについて、政策についての検証は、報告もなければそこを追求する質問も全くなし。経営的な検証は、これは委員長が「行政の施策として経済波及効果も含め検証を」とさすがのつっこみをしておられましたが、当局からは数字は出ずじまい。

導入時に4億以上かけて「S39年築の古い建物(と土地)」を取得し、その後11年間で累計7千万円を超える赤字となっている施設の閉鎖にあたって、この程度の審議で終わっていいんでしょうか?

いま、高谷市長は「駅前に3000人規模のコンベンション施設を」と言っていますが、ハコを作ったとして、誘致できる見通しは国連ESD会合だけ。周辺への波及効果(プラスマイナス両面)もきちんと検討した様子はみられません。

やりっぱなしの市政にしないためにも、これまでにやってきた施策の検証を、広く市民にも積極的な情報公開をする中で、やっていく必要があるのではないか、と感じました。



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