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日本共産党 岡山市議団

竹永議員、市の姿勢を問う

12年03月2日

今日は議会日程の4日目、共産党と自民党の代表質問です。

共産党の竹永議員の質問と答弁は、朝10時から昼休みをまたいで14時ちょっと前まで行われました。

およそ20人の方が傍聴されていました。みなさん、おつかれさまでした。

会派ごとの代表質問の持ち時間は60分。今回、竹永議員は最初の質問に46分、答弁に対する再質問と再々質問に残りの14分を使って市政全般を問いました。

最初の質問は、3日前までに項目を出し、2日前までに原稿を出して、当局も答弁をつくってから当日に臨みます。それに対して、再質問や再々質問は、質問と答弁をベースにしたうえで、突っ込んで聞いたり、新たな展開をすることができるものです。議員の真価も問われますし、当局の今後に向けての姿勢もある程度はかることができます。

今回は、岡山市の主体性、自立性という観点からいくつか。

(質問) 岩国基地の強化や中四国地方で急増している米軍低空飛行問題について、市長の見解や関係自治体との連携などで対応を決めておくべきでないか。

(答弁) 国の専管事項。

広島や島根、四国各県では、自治体間で連絡会を作るなどして、独自に情報収集したり、対応策を検討しているところもあるのですが、岡山市には、主体性が感じられません。

(質問) 共通番号制について、プライバシーが丸見えになるなど、現状では問題が多い。そもそも社会保障は納税の見返りではない。拙速を慎むよう国へ意見を。

(答弁) 国で議論中。情報収集につとめる。3/12に全国担当局長会議がある。

これも、岡山市としてどう考えるのか自立性の薄さを感じる答弁でした。3/12の会議については、注視しておきたいと思います。

(質問) 島根原発で事故が起こった場合に岡山市に求められている避難者の受け入れや対策は?

(答弁)国が計画を策定中。国が必要な調査を行う。

それぞれの自治体の範囲を超えていますし、事務量としても大きなものになるでしょうから、お答え自体はそうだと思いますが、すべて「待ち」の姿勢ではなく、すでに判明している受け入れ要請人数などの情報をもとに現時点でも検討しておくべき対応はあるはすです。

今回のブログは視点を絞って書きましたので、答弁内容の全体像や分析は、なるべく早いうちにお伝えできるようにします。



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