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道路特定財源法案を否決
林じゅん 08年05月10日
道路整備財源特例法改定案が9日の参院財政金融委員会で、日本共産党、民主党の反対多数により否決されました。12日の参院本会議でも否決される見通しです。
自民党・公明党は衆議院で再可決する構えですが、国民の願いにも首相のいう一般財源化にも反するものです。
地方で求められているのは暮らしに密着した生活道路の整備・充実です。生活道路の整備は特定財源でなくても一般財源化した上で優先順位を付けて実現できます。
充実のためには特定財源しかないということになれば、医療も福祉も施策の数だけ特定財源が必要になってしまいます。税金は所得や儲けに応じて集め、社会全体のために割り振りするのが政治の役割です。
すでにトンネルが掘られ、橋が架けられている関門海峡にもう一本橋を架けるのに比べれば住宅街の道路のでこぼこや水たまりを直すのは何でもありません。地元の業者の仕事にもなります。
道路中期計画もそのための道路特定財源もきっぱり止めるべき時です。
末期高齢者
林じゅん 08年04月20日
「後期高齢者とは言い方が気に入らない。長寿と言い換えても一度言ったものは戻らん」と老人クラブの会合でお話しした方が憤っていました。
「いずれ末期高齢者とか最終高齢者とか呼ばれるんじゃないか」と言う方もいました。
自民党・公明党がどう言いつくろおうと国民は後期高齢者医療制度がお年寄りを切り捨てるものであることを見抜いています。
「みんなで入るのを止めて制度をつぶさにゃおえん」と言う声もありましたが、自由に脱退できる制度ではありません。署名を集め、国会を動かし日本共産党など野党共同で提出している廃止法案を可決させることが後期高齢者医療制度を止めさせる道です。
暫定税率復活は庶民の声じゃない
林じゅん 08年04月13日
ガソリンの暫定税率復活を求める意見を首長が出したり、地方議会の議長が参加する集会が計画されたりしています。
しかし暫定税率復活は庶民の声ではありません。日常使う生活道路の整備は地方で使える財源があればできることで特定財源の維持や暫定税率の復活とイコールではありません。
乳幼児医療費や妊婦健診の無料化拡大を求める声は切実ですが、これは乳幼児医療費特定財源を求める声ではありません。
山陽新聞に「燃費の悪い大きな車に乗っている人は少々、ガソリンが上がっても気にしない。庶民は値上がりしなくても軽自動車に乗るなど節約に取り組んでいる」という趣旨の投書がありました。同感です。
交通事情によってはガソリンが高かろうが安かろうが車で通勤しなくてはなりません。ガソリンの消費を少なくするためには車を変えるしかありません。
自動車税の改正で3ナンバー車が増えたことを考えると暫定税率の復活でガソリン消費を押さえよう、というやり方はおかしいと思います。
環境税という考え方は必要ですが、それは単純に暫定税率の復活ではなく、一から検討しなくてはなりません。
会期延長
林じゅん 08年03月23日
二月議会が会期延長になりました。
平成二年のチボリ問題以来の異例のことです。
とりあえず二十四日までの会期延長です。
財団法人岡山市シルバー人材センターへの補助金は岡山市補助金交付規則に違反していた、との理事答弁を訂正する、というので総務委員会の審議をやり直すためです。
市が決めた規則に違反しているシルバー人材センターにあくまで補助金を出そうという市が間違っています。




