市議団事務局(東田) 17年05月19日
岡山市議会は18日午後11時過ぎに再開し、日本共産党岡山市議団が提出した宮武博議長の不信任決議案を賛成30、反対11、無効2の賛成多数で可決しました。
宮武氏が、「正副議長は2年で改選する」という自身も合意した申し合わせを破って議長職に留まろうとしていることから、市議会での信頼関係を損ない、公平公正な議事運営が期待できないためです。
岡山市議会で議長に対する不信任決議が可決されたのは1970(昭和45)年以来のことで、極めて異例の事態です。
不信任決議には法的拘束力はありませんが、議会を市民のための市政を議論できる状態に戻すため、宮武氏は速やかに退くべきです。
出身母体の自民党市議団は、市議会46議席(欠員1)のうち23議席を持っているにもかかわらず、まる2日かけても調整することができませんでした。
日本共産党岡山市議団が提出し、可決された不信任決議は以下の通りです。
岡山市議会は、議長・副議長をはじめとする議会役職人事については任期2年とすることを従来から申し合わせております。
通常、議長から辞職願が提出され、本会議で選挙により新たな議長が選出されることは議員各位におかれては周知のとおりです。しかし今回、宮武博議長は辞職願を提出しない旨を表明されました。
このまま選挙が行われないことは、岡山市議会における信頼関係を損ない、今後の議事運営にも大きな支障をきたすことになります。自ら合意した申し合わせ事項を踏みにじるような議長の下では、公平公正な議事運営は期待できません。
申し合わせ事項を順守し、今議会で議長選挙を行うべきです。岡山市議会議長宮武博氏を信任することはできません。
市議団事務局(東田) 17年05月18日
岡山市議会は18日、前日に続き、5月臨時市議会を開きました。
宮武議長が2年改選の申し入れを守らずに議長職にとどまることに固執しており、出身の自民党市議団は、宮武氏を支持するグループと改選を求めるグループとに分かれて調整できていません。そのため、議会は、現在も休憩中のままです。午後4時過ぎに「延会」の手続を行ったので、今日の23時59分までは議会の日程となっています。
途中、副議長は2年務めた小林氏が辞職を申し出たため、先に選挙することになり、投票の結果、40票を得た公明党の田尻祐二議員が新たな副議長となりました。共産党からは、竹永光恵議員が立候補し5票を得ました。
現在、会派間で常任委員会や特別委員会の所属や正副委員長ポストについて調整しています。
市議団事務局(東田) 17年05月11日
岡山市議会の多様性のある社会実現調査特別委員会は11日、大森雅夫岡山市長に多様背のある社会実現に向けての提言を行いました。
竹永みつえ議員が委員長で、当事者や専門家などとの意見交換や視察などを繰り返し、性的少数者への正しい理解に向けた岡山市の取り組みの前進をめざしてきました。
その2年間の成果を提言にまとめ、市長に提出したものです。
大森市長は、この間の議会での議論などもあって認識を深めたのは事実だが、市民の間にはいろいろな考え方があるとの見方を示しました。その上で、啓発は大切なことと応じました。
団からは竹永議員のほか、田中のぞみ議員も参加しました。
(提言の柱)
・岡山市として、性の多様性を尊重し、つながり合う社会実現に向け、だれもが分かりやすい宣言をすること
・性の多様性について、いつでも、だれでも相談でき、一緒に考えていける仕組み・制度をつくること
市議団事務局(東田) 17年05月10日
岡山市議会には、2年前の改選時から「多様性のある社会実現調査特別委員会」という委員会がつくられ、LGBTをはじめとする性的少数者やさまざまな社会的少数者も含めた誰もが住みやすい社会づくりに向けた行政施策を議論してきました。
特別委員会では、先進的な取組みをしている自治体や企業を視察したり、当事者団体との意見交換を重ねたり、GID学会(※GID=性同一性障害)などの研究者を招いて学んだりするなどの取り組みを重ねてきました。
そして、その2年間の成果をもとに、明日11日の夕方に、岡山市長に今後の市政運営にいかしてほしいことを提言します。
市議団の竹永みつえ議員が特別委員会の委員長をしている関係で、マスコミへ広報した直後から、市議団控室にも問合せの電話がいくつも掛かってきています。
この提言がきっかけの1つとなって、市として、性の多様性を尊重し、つながりあう社会の実現をめざしていくことや、性の多様性について悩み苦しむ人がいなくなるよう相談などできる仕組み作りに向かって、前進していくことを大いに期待しています。
市議団事務局(東田) 17年05月9日
日本共産党岡山市議団は9日、中区平井の東山公民館で市政報告会を開き、32名の参加者と意見を交わしました。
おいでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
会の前半では、議員の側から市政や議会で決まったことや最新情報について、それぞれ担当分野を中心に報告しました。
後半では参加された方々からのご質問やご意見に、議員が答えました。
「医療費が高すぎる、子どもの無償化は考えていくべきだ」
「(待機児童解消に)もっと幼稚園を活用すべき」
「有料ゴミ袋の売り上げは何に使われているのか」
など、活発な質問や発言があいつぎ、市政のさまざまな分野への市民のみなさまの関心の高さを改めて感じることが出来ました。
市議団では報告会をあと1回予定しています。
●5月11日(木)13:30~15:00西大寺公民館
どこにお住まいの方でも参加できますので、ぜひお誘い合わせておいでください。
また、「うちの近くでもやってほしい」「○○について聞きたい」などのご要望にも出来る限りお応えするようにしています。
ご要望がある場合は、お気軽にご相談ください。
市議団事務局(電話086-803-1707、メールkyousantou_shigidan@city.okayama.jp)
市議団事務局(東田) 17年04月28日
日本共産党岡山市議団は28日、岡山市議会議長に対し、2016(平成28)年度の政務活動費の使途を報告しました。
全ての支出について、領収書等や関係する証拠書類を添付しています。
使途の詳しい内容については、後日またこのブログでご報告します。
市議団事務局(東田) 17年04月26日
(PDF版のダウンロードはこちら)
2015年度分政務費 576万円不適切 オンブズが監査請求
NPO法人「市民オンブズマンおかやま」は25日、岡山市議会の2015年度の政務活動費の一部を不適切として返還させることを求める住民監査請求を行いました。
オンブズマンが問題にしたのは、「海外視察」の内容が儀礼や観光になっているもの、封筒印刷、不自然なガソリン代、高級飲料水のサーバレンタル代や控室などでの大量・多額な茶菓子などです。
住民監査請求は、行政のやったことでおかしいと市民が思ったことを申し立てた場合に、監査委員がその請求の是非を判断する制度で、申し立て通りだと認定すれば、市に対して是正するよう命令することができます。
また、請求した市民は、監査結果に納得がいかない場合には、裁判で争うことができます。オンブズマンは2007年度分から住民監査請求と裁判を行っており、現在は12・13年度分を岡山地裁で審理中です。
共産はゼロ 「全て適法」が定着
日本共産党岡山市議団は、今回の住民監査請求でも「不適切」な支出はありませんでした。
先日の2011年度分の裁判でも、共産党市議団の違法支出は無かったとの判決が確定しています。また、13年度分からは裁判対象から、14年度分からは住民監査請求から、除外されてきており、司法からもオンブズマンからも、日本共産党岡山市議団に不適切な支出はないことが定着してきています。
議会が行政のチェック機能を果たすためには、自らが率先して税金の使い方を適正に行うことが必要です。日本共産党岡山市議団は、適正支出は当たり前として、引き続き、領収書や証拠書類の公開など説明責任を果たしていきます。そして、岡山市民のいのちと暮らしを守る市政の発展のために調査・研究し、政策を提言していく活動を一層強化していきます。
(2017/5/1/13:51追記)
岡山市議会事務局は5月1日、市民オンブズマンおかやまの請求額の一部に誤りが認められると表明しました。
・おかやま創政会の請求額の中に既に変換済みの分が含まれている(事務所費11,490円)。
・ネクスト岡山の実交付額は135,000円なので、違法と指摘する額は122,472円である。
市議団事務局(東田) 17年04月24日
日本共産党岡山市議団は23日、南区の福浜公民館で市政報告会を開き、市政の動きをご報告しました。会場いっぱいの35人の参加者は、次々と質問や意見を発言しました。
おいでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
質疑では、産廃問題で、市の不公正なやり方に批判の声が上がりました。
また、ゴミ問題では、有料ゴミ袋が他都市に比べて高いとか、岡山市は製造コスト3億円台に対して販売収入が9億円前後あるのだから、少なくとももっと安くすべきだとか、ゴミ減量化・資源化の取り組みを本気で行うべきだなどの意見が出されました。
保育や教育、地域の課題も参加者と市議団で熱心に話し合いました。
市議団では、このあと2回、市政報告会を予定しています。
どなたでも、どこの回にでも自由にご参加いただけます。
●5月9日(火)13:30~東山公民館(中区平井)
●5月11日(木)13:30~西大寺公民館(東区向州)
お待ちしています。