'事務局便り' カテゴリ
【控室の窓から】あれやこれや、なんやかんや
市議団事務局(東田) 18年04月17日
今日は会議やら勉強会やらなんやかんやで、立て込んだ1日でした。
午前には、玉野市や久米南町と共同で建設を計画している可燃ごみの焼却施設の建設候補地選考について議論する審議会を傍聴。
午後には、吉備線(桃太郎線)のLRT化に関して岡山市の担当課の方から説明を受ける団の勉強会。
続いて、団会議。
そうこうしているうちに、完成したばかりの市議団のニュースが到着。
はたまた、4年ぶりの岡山講演を控えた木下大サーカスの役員の方が、今回の会場は南区だからと東議員にあいさつに来られたり。
別にバタついている気分ではないのですが、こうやって書き出してみると、あれやこれやあったなあ。
団会議後の事務処理や報告・連絡を済ませて、やっと落ち着きました。
明日の準備をして、切り上げることにしましょう。
ニュースの発送、団視察の下調べ、6月議会に向けた材料集め、会計決算、土日の勉強のまとめや、今日の環境政策審議会のまとめ、、、、、、優先順位をつけて、1つずつ片づけていこう。。。。。
高畑勲さんが語った「戦争をできないようにする方法」
市議団事務局(東田) 18年04月6日
「火垂るの墓」や「平成狸合戦ぽんぽこ」などを手がけたアニメ映画監督の高畑勲さんが5日、肺がんのため亡くなられました。82歳でした。
高畑さんは1943年から岡山市に住んで、45年6月29日の岡山空襲を体験されました。
2015年には、岡山市主催の平和講演会で、ご自身の空襲体験やそのことが創作活動にどんな影響を与えたのかなどをお話しされました。また講演後のインタビューでは、日本国憲法第9条について、戦争をさせないようにしている世界最先端の知恵とも語っておられました。
高畑勲さんのご逝去を心から悼み、志を受け継いでいきたいと思います。
高畑勲さん死去 故郷・岡山で語った空襲体験「日本が戦争をしないために必要なこと」 KBS瀬戸内海放送
【控室の窓から】 春ですね
市議団事務局(東田) 18年03月23日
ここ数日の急な冷え込みで、体調を崩した方はおられませんか?
日曜ごろまでは夜から朝にかけてまだ冷えそうですが、その後は一気に暖かくなりそうな予報ですね。
今朝の通勤中に見た桜並木もつぼみが随分とふくらんできていて、あと一押しでパーッとはじけるようにして一斉に咲きそうな、そんなことを予感しました。
控室で飾っている菜の花もいい香りを部屋に振りまいてくれて、仕事の合間ににおいをかぐと、ちょっとだけほっとできます。
今日は岡山市職員の異動の内示がありました。4月からの職場や地位、職務が伝えられ、それぞれの職場で引き継ぎなどの作業があと1週間で行われることになります。議会棟も、昼からはなんだかあわただしい雰囲気がちょっとだけありました。
内示の一覧表を見ていると、様々な場面でお世話になった市職員の方々のことが、「あ、あそこに移られるんだ」「いつの間にか定年を迎えられてたんですね」「昇任だ、お会いしたらお祝いを言わねば」など、思い浮かびます。
異動される方もそうでない方も、それぞれのステージがあるのだと思います。4月からも、ぜひ健康にご留意しながら、市民生活の擁護と市政の発展に力を尽くしていただければと思います。
退職される方々は、本当にお疲れ様でした。どうぞ新しい人生を謳歌なさってください。もちろん皆様も健康にご留意されながら。
春ですね。
中小企業の設備投資を税制で支援、民泊条例はつくらない ~2/19経済委
市議団事務局(東田) 18年02月19日
岡山市議会は、あさって21日の2月定例会開会を前に常任委員会を開きました。
事務局員Tは、党市議団が委員を出せていない経済委員会の傍聴へ行ってきました。
市内の雇用促進や中小企業支援、ヘルスケア産業創出・育成支援、新年度予算案の概要報告など、経済委員会が所管する産業観光局・農業委員会と市場に関する報告と議論がなされました。
その中で、いくつか気になったことがあるので、お伝えします。
1つは、中小企業が設備を購入したらその設備に係る固定資産税を一定期間ゼロにする制度の新設。
市内の中小企業(資本金1億円以下の法人等)が、市の認定を受けた計画に基づくなどのいくつかの条件で設備を購入した場合に、その設備に係る固定資産税をゼロにするというものです。2018年度から20年度の間に購入した設備が対象で、購入から3年間の固定資産税が免除されます。
さらに、この制度で特例を受けた事業者は、国の「ものづくり・サービス補助金」などの補助事業に優先的に採択されるとなっています。
制度実施に必要な市としての導入促進基本計画は4月以降の策定となるため、実際の事業開始時期はまだはっきりしていません。
先の国会で安倍内閣が成立させたいわゆる「生産性革命法」(生産性向上特別措置法)が根拠法です。
市は、「この制度による税収への影響は5年間合計で1億5000万円程度と見込んでいるが、もともと設備を導入しなければ税収自体が発生しないので、『税収減』ということではない」と説明しました。
決して悪い制度だとは思いませんが、「資本金1億円以下」となるとかなりの規模の企業も含まれるように思います。「景気の改善」とやらの余慶にあずかれず、機械などの設備を更新する余裕のない下請けや小規模、零細企業などにも効果のある制度となるのかどうか、内容の精査が必要だと感じました。
もう1つは、「民泊」条例について、岡山市としてはつくらないと表明したことです。
これも昨年成立した「住宅宿泊事業法」で、住居を宿泊業務に使うことが合法化されたことを受けて、自治体独自で期間やエリアなどを制限する動きが、全国では相次いでいます。近くでは、倉敷市が美観地区での民泊を全面的に規制する独自条例をつくろうとしているとの報道もあります。
岡山市の説明では、市や県警には現時点で苦情は寄せられておらずトラブルがないので、つくらない、とのことでした。
一方で、旅館やホテルなどの組合からは、住宅地では許可しないようにしてほしいなどとする陳情が議会に出されていて、前議会では、岡山市が詳しい意見聴取や実態把握を進める時間をとるために継続審査となっています。
委員会での議論では、当局が「もしトラブルが多発するようになったら条例化を検討する」と言ったのに対して議員から、「条例ができても、すでにそこで営業中の事業を直ちに規制できるわけではない」「岡山市には後楽園という観光名所もあり、条例化は必要だと思う」などの意見が出ていました。
岡山市は、これまでの経済委員会でも「外国人観光客は、東京や京都、大阪などの観光地で物足りなくなったリピーターが地方に流れてきている」「そういったリピーターは、パック旅行ではなく個人旅行で安い宿をネットで探す」として、外国人観光客の誘客強化を繰り返し強調してきました。
すでに民間業者の民泊ネットサイトが岡山市内の民泊物件についても情報を出しています。また、大手のマンション開発事業者が、売れ残りの部屋については積極的に民泊化する経営方針で動いているとの情報もあります。
いまのタイミングを逃したら、後になって条例をつくるには厳重な根拠と多大な労力が必要となります。トラブルが起こってから対処するのではなく、未然防止の観点で岡山市も独自条例を検討すべきではないでしょうか。
岡山市の産業や労働の関係部署は、市内中小企業の経営や人材確保の支援にとても意を配っていて、さまざまな支援制度を創設・改善したり、現場に足を運んで最新の状況をつかむなど、さまざまな工夫と努力をしておられます。そこに目を向けて、岡山市の地場の企業支援や産業振興などに、党市議団としても知恵と力を尽くしていきたいと考えています。
明日と明後日には団会議でこれら常任委員会での議論なども情報共有をして、予算審議の2月議会に臨みます。
【控室の窓から】 通勤・通学の道、自宅や職場・学校の周りを 防災の視点で見直してみたら・・・
市議団事務局(東田) 18年01月17日
1月14日に岡山市内で日本赤十字岡山県支部や県社協、県などの主催による災害ボランティアの交流会が開かれました。
事務局員Tは、23年前の阪神淡路大震災をきっかけに、いくつかの震災現場などでボランティア活動に関わり、現在は岡山県の災害ボランティアコーディネーターに登録していることから、この交流会に参加してきました。
年に何度かある研修会とはちがって、ボランティア経験者や県登録者たちの交流が目的ということで、全体として和やかな雰囲気で始まりました。
開会のあと、30人弱くらいの参加者が6グループに分かれて街角へ出発。商店街や観光客に防災の備えなどについてインタビューしたり、周辺を防災の観点で観察したりと、約1時間タウンウォッチングをして、戻ってから皆で経験交流しました。
Tは、街を防災の観点で観察するグループでした。出石町から就実学園周辺をぐるっと回り、シンフォニービルの近くまでめぐりました。
途中には、昭和前期の古い建物と新しい建物が混在していて、家屋などが倒壊したら道路が使えなくなり、避難も緊急車両の通行もできなくなってしまう個所をいくつも発見しました。
岡山城の石垣も、大きな揺れが来たら崩れそうなところがいくつもあり、これも通行の大きな妨げになる危険性を感じました。
また、避難者が集まるであろう学校や公的な建物がいくつかありましたが、いざとなったときに使えるのか、施錠の問題、バリアフリー化が不十分な問題、周辺の交通の問題など、たくさんの懸念を感じました。
岡山市中心部は旭川が南北に流れており、大地震で橋が通行できなかったらどういう事態が発生するのか。もし橋自体は落ちなくても道路が壊れて通行できないことも想定できます。
辺りは市中心部の一角で、日中には仕事や買い物などで多くの人出があります。また、観光や出張で来るなど、地理に不慣れな人もたくさんいます。
ちょっと歩いただけでも、たくさんの課題を発見できました。
発見といえば、中国銀行本店の交差点に面した石の看板(?)の裏に、とあるプレートが。84年前の室戸台風のときに岡山市内では大きな浸水被害がでたのですが、その水位を示したプレートです。地面から1.5メートル近くの高さにはめ込まれています。人がほとんど水没する高さ・・・。
また、一緒に歩いたグループの方からは、岡山の災害の歴史がわかる本を紹介していただきました。(写真)
「岡山の災害」(蓬郷巌/岡山文庫)という本です。
1988年に発行された、ちょっと前の書籍ですが、県内のあちらこちらで起きた大小さまざまな災害のことが端的に書かれています。写真も豊富でわかりやすい内容です。
それぞれの災害の発生当時と今とはいろいろ条件が違うので、単純に同じことが起こるとは言えないかもしれませんが、これを読めば「岡山は災害が少ない」という思い込みが、ガラっと変わるかもしれません。
図書館にありますので、機会があれば一度手に取ってみてはいかがでしょう。
今日は、阪神淡路大震災から23年目の日です。
皆さんは、日ごろの備え、どんなことをしていますか?
自宅や普段いる場所の周辺は、防災の角度から観察してみると、どんな危険性が潜んでいるでしょうか?
通勤・通学の途上はどうですか?
家族や大切な人と合流できるよう、連絡手段や落ち合う場所など、決めていますか?
普段から、自分と大切な人を守るための備え、考えておきませんか。
岡山で災害ボランティアの交流会 日赤県支部など連携強化へ初開催(2018.1.15)
http://www.sanyonews.jp/article/653702/1/?rct=security_safety
さんデジ(山陽新聞デジタル)
【控室の窓から】 1月臨時議会は、1/12(金)10時からの予定ですが・・・
市議団事務局(東田) 18年01月11日
岡山市議会は例年、1月中旬に臨時議会を開いています。
2018年は1月12日(金)10時開会で、会期はこの日1日の予定です。
普段は、この時期に改選する人事案件くらいしか議題がなく、1時間もしないうちに終わるのですが・・・
今回は、どうなるのでしょうか。
昨年5月の臨時議会の際に宮武博氏は、自身も合意した「議長は2年で改選」という申し合わせを破って議長職に居座り、、議長辞職を求める2回の議会決議も無視しました。(決議には、複数の自民市議も賛成した模様)
その後11月議会では、決議に賛成したであろう議員も含め自民党市議団が全員で出した「議長信任決議」が賛成多数で可決されました。(共産は反対、公明と市民ネットは棄権)
今議会に際しては、先週の議会運営員会で、宮武氏に議長職の進退を尋ねる議員がいたと伝えられています。
そして本会議前日の今日、自民党市議団は、ほぼすべての議員が議会に来ていました。(写真は15:20ごろの出席ランプ)
思い起こせば昨年の2回の決議の際には、自民党市議団が会派内協議をするためとして本会議が長時間「休憩」となり、議事進行が大幅に遅れたことが何度かありました。
自民党市議団は岡山市議会で46の定数中24の議席を持ち、単独過半数で議事進行を左右できます。
宮武氏や自民党市議の方々には、ぜひ、市民にとってわかりやすい、職員に無用な負担をかけることのない、公明公正な議会運営をめざしていただきたい、と心から願います。
【控室の窓から】 ちょっと長いつぶやき・・・
市議団事務局(東田) 17年12月13日
11月議会はだんだん後半へ。個人質問はあと2日、週明けの月曜には常任委員会で、来週目標は閉会日です。
今議会は大森市長が再選されて最初の議会。市長なりの意気込みももちろんおありでしょうし、市政各分野で市民の要望や願い、それを受け止めて事業化を頑張る職員の方々の努力もあって、さまざまな新しい施策や事業の方向性が出されています。もちろん良いことばかりではなく、国保料や介護保険料の値上げの方針をはじめとする負担増や、保育や障害、介護など制度で救われず苦しんでいる市民の思いに冷たい答弁も、いくつもあります。
それらを1つ1つ整理し、岡山市政の今と今後を市民の方にお伝えする・・・それがこのブログ(ひいては市議団事務局員T)の役割だと自認しているのですが、日々の事務・実務に追われて、なかなか整理できずにいます。
このブログでの発信もここしばらくは、議会質問資料やイベントの告知などで、市政の動きやその分析がなかなか伝えられていないという悩みが・・・。
優先順位の整理や業務の「断捨離」、集中力や効率化など、仕事の仕方自体ももっと改善、レベルアップしていかねばな~と思いつつ、思ったことができていない自分を反省する毎日です。
さてさて、ずいぶん能率も落ちてきてから、そろそろ仕舞いましょう。
寒くなってきて、出勤も帰りも自転車通勤にはつらい時期ですが、1つだけ(かな?)良いことも。
特に帰り道、晴れた夜空を見上げると、いろんな表情を見せる月や宵の明星をはじめ、気の晴れる景色を楽しむことができます。まもなくふたご座流星群のピークも来るとか。
上手に気持ちも思考もリフレッシュしながら、よりよい仕事をめざしていきたいです。
t