市議団事務局(東田) 16年10月14日
岡山市では、性別に関わらず市民一人ひとりの個性が輝くことをまちづくりの目標のひとつにすえています。そしてこの考え方を市のあらゆる施策や計画に反映させるため、基本計画=「さんかくプラン」(岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する基本計画)をつくっています。現在の「さんかくプラン」は第3次(2012年度から5年間)の計画で、今年度で終了します。
そこで市は、来年度から5年間の次期計画に市民のみなさんのご意見を反映するためのパブリックコメントを募集しています。
この計画が、今後5年間の市の全ての計画や施策の「共同参画」や「多様性」などを左右することになる、とても大切なプランです。ぜひみなさんのご意見をお寄せください。
◆募集期間 10月14日(金)~11月14日(月) ※消印有効
◆意見提出方法 所定の意見記入用紙にご意見と必要事項を記入して、郵送か電子メールかファックスで提出
◆資料の入手方法 市のホームページからダウンロードするか(下記)、区役所・地域センター・公民館・市立図書館に置いてあるリーフレットをご利用ください。また、市内の市立中学校や大学・短大などにも配布されています。
◆提出・問合せ先 岡山市女性が輝くまちづくり推進課(ホームページはこちら)
(電話)086-803-1115
(ファックス)086-803-1845
(電子メール)danjo@city.okayama.jp
「性別」といっても最近では、単純な「男」「女」では整理しにくい多様な形がありますね。
また、身体や精神のさまざまな状態によって日々の暮らしや社会生活がどうなっているか。
年齢や社会的地位など外形的な要素をもとに役割が固定化されていないか。
多国籍の人たちが地域で生活したり交流したりしている現状で、それぞれの人たちは安心して日々を過ごせているか。
そして、これらの事が以前と今とで実情や意識がどう変わってきているか、今後どうなっていってほしいかなど、考えられる視点もまさに多様にあります。
現行の第3次プランでは、14の数値目標と21の成果指標を設定しているので、その到達状況がどうなっているかの検証も大切です。
もちろん、この数値目標や成果指標をみて、ご自身や周りの方々のことを見つめ直すきっかけにしてみるのもよいのではないでしょうか。(掲載している写真をご覧いただくか、リンクをクリックしてみてください)
どうぞ、積極的なご意見のご応募をお願いいたします。
市議団事務局(東田) 16年10月4日
介護予防・日常生活支援総合事業 事業者説明会 資料(岡山市ホームページ)
来年4月から要支援1・2の人が使うことになる新たな「総合事業」について、サービス提供事業者向けの説明会が9月28日に行われ、その資料が岡山市ホームページに掲載されました。全70ページの資料です。
市議団事務局(東田) 16年09月29日
岡山市の2015年度のすべての決算を審査する岡山市議会の特別委員会が明日から始まります。
岡山市議会では、普段議論する常任委員会とは別に、この時期限定で決算を審査する特別委員会を3つ設け、正副議長と監査委員以外の議員(現在は計41人)がそれぞれに分かれて、担当する会計を審査します。審査結果は11月議会の冒頭で報告され、その時にこの決算を認定するかしないかについて議決されます。岡山市議会では過去に、不認定とされたこともありました。
自治体の会計というのは複数あって、大まかに3つに分類できます。
「一般会計」・・特別会計と企業会計以外のすべてを担う会計。
「特別会計」・・自治体の仕事のうち、法令で決まっているなどの理由で、独立して設ける必要のある事業の会計。国民健康保険(国保)や母子等福祉資金貸付など。
「企業会計」・・法令で決まっているなどして企業のような方式で行われる会計。病院事業や水道事業など。
明日30日には企業会計の審査が始まり、来週の月曜からは残りの一般会計と特別会計の審査もスタートします。
日本共産党岡山市議団からは、一般会計に竹永光恵・東毅議員、特別会計に林潤・田中のぞみ議員、企業会計に河田正一議員が参加して、それぞれ審査にあたります。
自治体の年次決算はだいたい9月頃までに公表されますが、議会の側が審査するやり方はさまざまです。普段から設置されている常任委員会で審議するやり方や、予算と決算を同じ特別委員会で審議するやり方などがあります。
岡山市議会の場合は、予算は2~3月の常任委員会で審議し、決算だけこの時期に特別委員会を設置して審議します。常任委員会だとその委員会の担当する局の所管事務に関してだけしか審議できないため、その会計の全体像を把握して、その中で問題点を見つけたり改善を図ることができにくいという性質があり、現在やっているような特別委員会を設置して会計単位で審査するやり方の方がメリットが大きいと言えます。
ただ現在のやり方では会議日程の長さが不均一だという課題はあります。一般会計の委員会は例年7~8日間かかりますが、特別会計や企業会計は2~4日程度です。それぞれの議題=会計を審査するため実際には、会議日程以外の作業時間も必要となるため、一部の会派からは再検討を求める声も上がっています。党市議団はこの軽減策として、一般会計を2つの分科会に分けるなどの提案をしています。
これらの特別委員会は、通常常任委員会などと同様にどなたでも傍聴することができます。日程は表のとおりですが、開始時刻は日によってまちまちなので、詳細は岡山市議会事務局などにご確認ください。(市議会事務局総務課086-803-1528)
(追記)開始時刻は、一般会計の10/31が午後2時からと企業会計の10/5が午後1時からの2回を除き、他はすべて午前10時開始となる見込みです。
岡山市議会ホームページ
岡山市議会では、委員会審議の様子はインターネット中継がなく、議事録の公開も不十分なので、審査内容を市民が見るためには直接傍聴する以外の方法は、現時点ではありません。市民のための審議、市民に開かれた議会のあり方といった観点からは不十分で、党市議団としても各会派に情報公開の拡大を呼びかけています。
市議団事務局(東田) 16年09月20日
岡山市議会は、明日21日に6つの常任委員会を開き、当局が提案している議案を審議します。
いずれも10時開始で、どなたでも傍聴することができます。(傍聴手続きはこちら)
(主な議案など)
●総務委員会・・一般会計補正予算案、岡山市を連携中枢都市とする県内12市町それぞれとの連携協約など
●保健福祉委員会・・一般会計補正予算案、ケアマネの資格を5年更新とする条例改正案、「民泊」に関する条例改正案など
●環境消防水道委員会・・工業用水道事業会計の補正予算案など
●経済委員会・・一般会計補正予算案、農業委員の選任が従来の公選制から首長任命制に変わったことに伴う新しい農業委員と農地利用最適化推進委員に関する条例案など
●建設委員会・・表町3丁目地区の再開発に関わる一般会計補正予算案や市道の認定や廃止など
●市民文教委員会・・マイナンバーカード利用拡大の条例改正案など
(主な陳情)
●総務委員会・・島根原発について、島根県知事に再稼働了承の見直しを求めるよう岡山県知事に求める意見書の提出など
●環境消防水道委員会・・市発注の水道工事について市内業者優先を求めるなど
●保健福祉委員会・・介護保険制度で、今後も引き続き福祉用具の貸与などを続けるよう求めるなど
●市民文教委員会・・教育の一層の充実を図るために国予算に関する意見書の提出など
市議団事務局(東田) 16年09月15日
岡山市は、接近が予想されている台風16号対策として、市民向けに土のう用の袋と土を17日に配布することを決めました。
場所は4カ所でいずれも前回と同じです。
備えは空振りになってもやっておく方がよいですよね。ご自宅などで浸水の心配がある場合は、ご活用ください。
台風16号対策として土のう作成用の土と袋を配布します(岡山市)
●配布日時
9月17日(土)午前9時~午後5時(ただし、それぞれの場所で用意していた分がなくなり次第終了)
●配布場所
①岡山ドーム東側の駐車場(北区野田4丁目)
②市消防教育訓練センター(中区桑野)
③吉井川浄化センター(東区西大寺新地)
④浦安総合公園北側グラウンド(南区浦安南町)
●配布
・現地で職員から土のう袋を受け取り、自分で土を入れて持ち帰ってください(1世帯20袋まで)
・スコップは現地で借りることができます
・各場所で約3000袋分が用意されています
●問合せ先
下水道河川計画課 河川防災室(電話086-803-1434)
市議団事務局(東田) 16年08月29日
岡山市議会の9月定例会は9月2日に開会しますが、どんな議案がどういう理由で提案されるのかという報告や、議案以外に進んでいるさまざまな市の施策について議論する常任委員会が明日30日に開かれます。
今度の議会では、岡山市の今後5年間の具体的な施策を盛り込んだ中期計画や県内12市町と結ぶ連携協約、地方創生に関わる事業など大きなテーマが議題に上がっています。
また、さまざまな災害への対応、保育料の見直し、医療・介護の問題など住民の暮らしに身近な問題や、路面電車、市民会館、市街地の活性化、地域経済振興といった市政の方向性に関わる課題もあります。
そして、先日発足した子どもの貧困対策推進本部の議論を受けながら、岡山市の子ども貧困問題にどうとりくんでいくかというのも重要なテーマの一つです。
明日の常任委員会での議論が、実質的な9月議会のスタートになります。(各常任委員会の議題はこちら)
市政の各分野に興味をお持ちの方がたはぜひ傍聴にお越し下さい。
傍聴はどなたでもできますし、手続きはとても簡単です。(傍聴の手続きはこちら)