市議団事務局(東田) 12年04月24日
ゴールデンウィーク中は、さまざまなイベントや行事がありますね。
興味のあるもの全てに行こうとすれば、体がいくつあれば足りるのやら…。
その中で5月3日の憲法記念日に行われるイベントの1つをご紹介します。
歌手の沢知恵さんと詩人のアーサー・ビナードさんによるライブ&トークです。
◎三木記念ホール
◎5月3日 12:45開場、13:15開演
◎一般 1000円(前売)/1200円(当日)
高校・大学生・障がい者500円
託児(要予約)300円
◎憲法のつどい岡山県実行委員会(事務局:岡山高教組)
市議団事務局(東田) 12年04月24日
共産党市議団では、新聞を2紙(山陽、赤旗)取っており、記事のチェックとスクラップが事務局員の業務の一つです。
本当は全国紙や経済紙とも読み比べをしたいところですが、2紙だけでもけっこうな作業量で、週明けは大変。現状で精一杯…ですね。
さて、週末の新聞をチェックしていて、ちょっと気になることがあったので、今回はその話題を。
気になることとは…「見出し」です。
TPP(環太平洋連携協定)に関する民主党の議員調査団について、4/21付山陽新聞の記事の見出しは、「TPP交渉 関税撤廃 柔軟対応も 民主議員団に米高官表明」というものでした。
この記事中で見出しに関わる部分は、(以降の「」は記事から引用)
米政府高官が、「『(交渉参加国)みんなの勝利宣言が可能だ』と述べた」ことが、「関税撤廃を原則としつつも、柔軟に対応する考えを示唆したとみられる」
と、記者の観測になっています。
記事は続けて、
「政府内には、コメなど重要品目の例外扱いを期待する声もある。ただ交渉で例外を勝ち取るのは困難との見方も強い」
としています。
その後には、同じ高官が「(関税撤廃の)例外を最初から認めると例外だらけになるので米国は例外を持ち込まない」と説明したとか、ベトナム、マレーシアの例、韓国とのFTAの例などが挙げられています。
そして日本が交渉参加するならば「牛肉、自動車、保険問題の協議が必要」「日本の共済制度の在り方を日米間で協議していく必要性」などと書かれています。
見出しだけだと、交渉次第では関税撤廃させない品目もありうるような雰囲気ですが、記事全体を読むと、この見出しが示していることは希望的観測に過ぎず、可能性の非常に小さいことがわかります。
見出し自体は記事から起こしたもので誤りというわけではないけれど、記事全体の要点とニュアンスをちょっとずらしたような印象を受けました。
なんでこんなことが気になるのでしょうか。
たぶん、半ば無意識に、“自分が記事を書くなら”“自分ならこの記事にどんな見出しをつけるか”などニュースの作り手の意識が働いているからでしょうね。
新聞記事のスクラップは、そういう意味でも勉強になります。
ちなみに、同じ事柄を扱った同日のしんぶん赤旗の記事は、
「米・加訪問のTPP調査報告 民主党内でもかん口令 相手国から“外交上差しさわり”」
という見出しで、
「民主党の議員調査団が相手国の『政府関係者』から『外交上差しさわりがある』ことを理由に聴取内容の『公表を避けてほしい』との要請を受け、相手側が『本音で全部話す』ことと引き換えに秘匿要請を受け入れていたことが明らかになりました」としています。
市議団事務局(東田) 12年04月18日
市役所1階ロビーで開かれている写真展をのぞいてきました。
いわゆる「残留日本人孤児」やその伴侶、ご家族について、当時の様子や歴史的経過などを紹介したパネルがたくさんあって、とても勉強になります。特にお二人の方に焦点を当てて人生を追う形で紹介されているので、そのご苦労が迫ってきます。
また、帰国されたみなさんの日本語教室の様子や、料理教室など、地域でのいろいろな取り組みも写真で紹介されていて、近くの公民館などで機会があれば行ってみたいなと思いました。
写真展はあさって20日まで。時間は朝9時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)です。



おてつだい 12年04月9日
市政ニュース No.252(2012年4月15日)ができました。
>> 市政ニュース No.252(2012年4月15日) PDF3.5MB
市議団事務局(東田) 12年04月6日
市議団では、毎議会終わるごとに、その議会の報告をする会をもっています。
今回は予算などを審議した2月議会の報告を中心に、下の日程で開催します。
どなたでもご参加いただけます。ぜひおいでください。
区 |
会場 |
月日 |
開始
|
北区 |
御津ふれあいプラザ |
4/14(土) |
10:00 |
北区 |
岡輝公民館 |
4/15(日) |
13:30 |
東区 |
百花プラザ |
4/22(日) |
10:00 |
南区 |
甲浦コミュニティハウス |
4/22(日) |
15:00 |
中区 |
東山公民館 |
4/28(土) |
13:30 |
市議団事務局(東田) 12年04月4日
日本共産党岡山市議団は4月4日、「被災地のがれき受け入れに関する要望」を岡山市長あてに提出し、甲斐充環境局長以下4名が対応しました。
環境局長は、「要請の趣旨には同感です」と応じ、また、3月末の政府の説明会で不明だった点について質問状を出し、それへの回答も来ているが、まだ疑問点がぬぐえていないことも述べました。国からは、4月6日までに受け入れの可否などについて回答を求められているとのことです。
共産党市議団は、放射性物質が付着していないがれきについては、当然受け入れるべきですが、同時に、放射性物質で汚染され安全性が確認できないがれきについては、岡山市民の健康と安全な生活環境を守る立場から受け入れるべきでないと考えます。
市民の間にはがれきの受け入れについて賛否さまざまな意見があります。
市議団は引き続き、市民のみなさんと丁寧に対話していくとともに、国に対して科学的な基準や対策について、安全性の確保に関する十分な説明を求めていきます。

2012年4月4日
岡山市長 髙谷 茂男 様
日本共産党岡山市議団
河田 正一
竹永 光恵
林 潤
田中のぞみ
東 毅
被災地のがれき受け入れに関する要望
東日本大震災の被災地と被災者支援に岡山市として継続して取り組んでいることに敬意を表します。
震災発生から一年以上経った今もなお、多くの行方不明者がおり、泥とがれきに覆われたまま復興が進んでいない現地の様子に岡山市民も心を痛め、様々な支援活動が取り組まれています。私たち日本共産党岡山市議団も、避難者の受け入れ支援のいっそうの充実や被災地への人的・物的支援などさまざまな取り組みが必要だと考えています。
その中で、震災がれきの広域処理が大きな話題になっています。政府は全国の自治体に対し、岩手・宮城両県の震災がれき約2045万トンのうち2割を広域処理するよう求めています。私たちは、放射性物質が付着していないがれきについては、当然受け入れるべきと考えます。同時に、放射性物質で汚染され安全性が確認できないがれきについては、岡山市民の健康と安全な生活環境を守る立場から受け入れるべきではないと考えます。
放射性物質に汚染されたものは拡散させないことが基本です。住民の居住環境に影響をおよぼさない場所で集中的かつ長期的な管理をする必要があり、国が責任を持つべきものです。国などが示す基準は、現在では焼却後8000ベクレル/kg以下であれば埋め立て可能とされていますが、震災以前には廃棄物は100ベクレル/kg以下であれば放射性物質として扱わなくてよいとされていました。国からの放射線等に関する情報は国民から信頼されているとは言えず、この数値で安全と間違いなく言えるのかという不安の声は広く市民からあがっています。市民の間には被災地を思い、できることをしたいと考えているとともに、震災がれきの受け入れについては賛否両方の意見があります。
しかし、岡山市政にとって何よりも優先すべきことは市民の健康と安全を守ることです。
よって、下記のことを要望します。
記
1. 市民にとって絶対安全であることの確証が得られるまでは、震災がれきは受け入れないこと
2. 国に対して、基準や対策について、安全性の確保に関する十分な説明を求めること
以上
20120404被災地のがれき受け入れに関する要望