市政ニュース №271号(2017.1.15)をお届けします
市議団事務局(東田) 17年01月13日
11月議会報告を中心とした市政ニュース№271号をお届けします。
(1面)新年あいさつ、予算要求、保育料引き下げ
(2面)教育課題
(3面)御津虎倉産廃、部落差別永久化法、学童保育、11月議会での主な議案・陳情に対する各会派の態度、日程、編集後記
4面は、各市議のページになっており、先だって1/6に公開しているものです。
市議団事務局(東田) 17年01月13日
11月議会報告を中心とした市政ニュース№271号をお届けします。
(1面)新年あいさつ、予算要求、保育料引き下げ
(2面)教育課題
(3面)御津虎倉産廃、部落差別永久化法、学童保育、11月議会での主な議案・陳情に対する各会派の態度、日程、編集後記
4面は、各市議のページになっており、先だって1/6に公開しているものです。
市議団事務局(東田) 17年01月12日
岡山市の大森市長は今日(2017.1.12)、全国2番目の多さとなっている市の待機児童対策として、今年4月から919人の受入れ枠の拡大を実現できる見通しとなったことを発表しました。
また、保育園等に入園を希望する子どもの数(保育の量の見込み)について、2015年の1万6千403人をピークとして後は下がっていくとした現在の計画を見直すとして、2017年度に1万9千379人をピークと設定する、およそ3千人多く修正する案も発表しました。
今日の発表では、4月の入園希望数は一次段階で17011人。今回の919人の「受入れ枠」拡大を含めても受入れ総数は15493人で、1518人の子どもが入れないことになります。
今回の拡大で待機児童のすべてが解消できるわけではありませんが、保育園に入れずに苦労したりつらい思いをしたりしている親子にとって、ひとまずは朗報です。
また、市の計画の基になっている保育需要予測をアンケート調査に基づいて修正するとしたことも大切です。この指摘は党市議団もずっとしてきていたことで、評価できます。
一方で、「受入れ枠の拡大」の中身については、いくつかの問題点や疑問点があり、今回の発表を手放しで喜ぶことはできません。
ひとことで言えば、「質確保の保障がない、無責任な量的拡大」になっているのではないかということです。
今後、議会や常任委員会などの場で議論していくことになりますが、現時点で気になる点を挙げておきます。
1.「待機児童の解消」に正面から取り組んでいるのか?
そもそも、保育園に入れないから「待機児童」なのであって、企業主導型保育など保育園ではない「受け皿」を「待機児童の解消策」にするのは、おかしい。
2.緊急一時預かりの子どもだって「待機児童」
公立幼稚園の空き教室を活用した一時預かり事業も、認可保育園に入れないからやむを得ず緊急避難的、「一時」的に預かりを利用するのであって、「待機児童」でなくなったわけではない。保育園の確保なしには結局困る。
3.保育の質が心配な「受け皿」が含まれている。
事業所内保育や企業主導型保育は、制度上は「認可外保育施設」に分類され、保育士の配置や施設整備など、質がどこまで保障されるか心配。特に企業主導型保育は、市が補助金を出すわけではないので、監督も実際には極めて不十分。
4.人数のカウントにトリックがあるのでは?
「人数」にカウントしている事業所内の103人と企業主導型の102人という数は、両方とも総定員であり、そこの企業の従業員枠が50%以上あるため、実際に地域の児童が利用できるのは「人数」の半分以下。
5.小規模保育では3歳から「待機児童」
小規模保育で在園できるのは3歳まで。現在市内にある小規模保育施設のうち約半数では3歳からの行先が確保されておらず、結局、新たな「待機児童」となってしまう。
6.公立認定こども園は、待機児童の解消に全く役に立っていない。
メニューの中にそもそも入っていないということは、5つある公立認定こども園でただの1人も定員が増えていないということ。市がずっと言い続けてきた「待機児童解消のためにこども園化」はどうなっているのか、疑問。
7.保育士の確保策がない。
待機児童の解消には、施設整備(保育園などを増やすこと)と合わせて、保育士の確保とそのために処遇の改善も必要だと市もこれまで言っていたのに、今回、全く触れられていない。
市議団事務局(東田) 17年01月6日
2016年11月議会の報告を中心にした市政ニュースが完成したので、お知らせします。
市議団全体のニュースとセットで配布します。(全体のニュースは週明けにアップ予定)
市議団事務局(東田) 17年01月6日
2016年11月議会の報告を中心にした市政ニュースが完成したので、お知らせします。
市議団全体のニュースとセットで配布します。(全体のニュースは週明けにアップ予定)
市議団事務局(東田) 17年01月6日
2016年11月議会の報告を中心にした市政ニュースが完成したので、お知らせします。
市議団全体のニュースとセットで配布します。(全体のニュースは週明けにアップ予定)
市議団事務局(東田) 17年01月6日
2016年11月議会の報告を中心にした市政ニュースが完成したので、お知らせします。
市議団全体のニュースとセットで配布します。(全体のニュースは週明けにアップ予定)
市議団事務局(東田) 17年01月6日
2016年11月議会の報告を中心にした市政ニュースが完成したので、お知らせします。
市議団全体のニュースとセットで配布します。(全体のニュースは週明けにアップ予定)
市議団事務局(東田) 16年12月15日
11月議会閉会
林・田中議員が討論
11月定例岡山市議会は15日、来年度からの保育料引き下げなど全61議案と陳情の2件を可決・採択して閉会しました。受動喫煙の防止を求める陳情などは継続審査とされました。
党市議団は、補正予算の認定こども園推進と頑張る学校応援事業に反対し、不採択とされた陳情のうち「原発再稼働反対」「病院の病床数削減反対」「年金の毎月支給を求める」など5件の採択を求めました。
補正予算に反対する討論に立った林潤議員は、認定こども園の予算について、待機児童がいるもとでの推進は保育の公的責任後退につながり、保育園と幼稚園の統合や他の公立園の廃止・民営化路線では、待機児童解消に逆行することを強く批判しました。そして、待機児童解消策は保育園の増設という本来の立場に立つべきだと求めました。
林潤議員はまた、「頑張った学校」に100万円配るという県事業に応じた市の予算について、発想も使い方もおかしいと厳しく指摘しました。行政のやるべきは、子どもたちが伸び伸びと学び、教職員が子どもたちと向き合える環境整備を進めることであって、ご褒美を示して「さあ、頑張れ!」とするのは違います。
また、対象となる児童生徒の数が異なるため、一人あたり約3400円と360円で10倍近い差が出る不公平な事業です。教育環境の整備は、全市的に方針化すべきだと主張しました。
陳情の討論に立った田中のぞみ議員は、原発関連について福島第一原発の事故にまつわって、廃炉や核のゴミの処理に膨大な時間と費用が掛かること、火山や地震の安全性などの大問題が未解決のままであることを具体的に指摘し、「英知を集めて原発に代わるエネルギーのあり方を未来に示そう」と呼びかけて、原発の再稼働や増設の中止、無責任な避難指示解除の撤回、加害者である東電の責任をあいまいにしないことなどを求める3陳情の採択を求めました。
また、在宅医療・介護の充実が進まない中での病床数削減に反対する陳情や、年金の毎月支給を国に求める陳情への賛同も求めました。
これらの陳情は、自民・公明・創政が反対して不採択となりました。