市議団事務局(東田) 18年05月22日
岡山市議会では6つの常任委員会とは別に4つの調査特別委員会を設けて、特定のテーマに絞った調査研究や政策提言を行っています。
今週はそのうち2つの委員会が開かれます。
どなたでも傍聴可能です。関心をお持ちの方は、ぜひおいでください。
<岡山ブランド戦略調査特別委員会>
◆日時 5/24(木)10:00~
◆主な議題・・農産物の販路開拓・拡大、ヘルスケア産業創出・育成、ホストタウン交流事業、ESDに関する国際交流 など
<多様性尊重の社会実現調査特別委員会>
◆日時 5/25(金)13:30~
◆主な内容・・女性が輝くまちづくり推進課の本年度の取り組み、性の多様性の理解促進 など
市議団事務局(東田) 18年05月18日
いま、岡山市では「市民の足」問題に注目が集まっています。
週明けも2つの会議があります。
特に1つ目の会議は、バス路線廃止届(その後取り下げ)に直接の端を発した地域の路線バス問題をはじめ、岡山にどのような公共交通網をつくっていくのか、計画をまとめていくことをめざすもので、報道などで「法定協」と呼ばれているものです。
当初はもっと小さい会場でしたが、7階大会議室という本庁舎の中で最も大きい部屋に変更されました。市民の方の関心もとても高いようです。
今日担当課の方に確認したところ、「市民の方もどなたでも傍聴できる」とのことでした。
関心のある方は、ぜひおいでください。
①岡山市公共交通網形成協議会(地域公共交通活性化再生法にもとづく法定協議会)
◆日時 2018年5月21日(月)15:00~17:00
◆場所 岡山市役所本庁舎7階大会議室 ※場所が変更になっています
②路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会
◆日時 2018年5月22日(火)10:00~
◆場所 岡山市勤労者福祉センター5階
問い合わせは、いずれも岡山市交通政策課(電話086-803-1376)まで。
岡山市交通政策課のホームページ
市議団事務局(東田) 18年05月17日
1年前の5月臨時議会の時から内部抗争が表面化していた自民党市議団が、ついに分裂しました。
今日の臨時議会中に、宮武議長派の7人が自民党市議団の会派を離れて「自由民主党岡山政隆会」(田口裕士代表)という新会派を結成することが発表されました。
市議団事務局(東田) 18年05月17日
【印刷用PDF】市政ニュース速報版180517(訂正版)
(5/18金08:58追記 賛否の数に誤りがあったので修正しました。 関係者の皆様にお詫び申し上げます)
浅田さんの苦しみに非情な議決
市の控訴を自民などが追認、共産は反対の論戦
岡山市議会は17日に5月臨時議会を開き、議案5件を可決するなどして閉会しました。
「浅田裁判」で市控訴の専決処分に議会の承認を求める議案は、共産と市民ネット、創政の一部が反対しましたが、自民と創政の1名の賛成多数で承認されました。公明は棄権しました。
この控訴は、本来議会の承認を得なければならないにも関わらず、市は本会議を開かず、委員会にも報告せずに市長専決したため、市議団は異例の質疑に立ち、理由や経緯を質しました。
結果は控訴追認でしたが、午後の委員会審査の途中までは、各会派の議員の間に「控訴はおかしいのでは」などの意見もあったため、傍聴者から「どこで流れが変わったのか」との声が寄せられました。
市は、「支援法7条の解釈について地裁判決と市の見解が異なる」ことに固執し、サービスを打ち切って浅田さんを文字通り死ぬ寸前まで追い込んだことへの反省も見せませんでした。さらに、今後も浅田さんと同じように支給打ち切りする可能性を、否定しませんでした。
大森市長は、今回「浅田裁判」問題で初めて答弁に立ち、地裁判決が「弱者保護に視点を置いた」と認めた上で、控訴したことを正当化しました。岡山市が「弱者保護」に視点を置いていないことが、図らずも明らかになった形です。
党市議団は、竹永みつえ・東つよし両議員が本会議で、田中のぞみ議員が委員会で、非情な市の控訴を市民の代表である議会が追認するのはおかしいと論戦しました。(論戦詳細は団ブログで)
市議団事務局(東田) 18年05月16日
明日(5/17)に開かれる2018年5月臨時岡山市議会(10時開会予定)では、途中で常任委員会も開かれます。
本会議は開会後まず、人事異動で新しくなった幹部職員の挨拶があり、その後市長による議案提案があります。
そして、市議団の竹永みつえ議員が、「浅田裁判」で一審敗訴の市が控訴した専決処分について、理由などを問いただす質疑を行います。
質疑が終わると議案が常任委員会に付託され、本会議を休憩して、総務・保健福祉・建設の3常任委員会が開かれます。
常任委員会では、河田正一議員(総務)、田中のぞみ議員(保健福祉)、東つよし議員(建設)の3人が議案を審査します。特に、保健福祉委員会では「浅田裁判」の市控訴が議論の中心となる見込みです。委員会では最終的に議案を採決し、委員会としての賛否を決めます。
3つの常任委員会がすべて終了したら本会議が再開され、委員会からの審査結果の報告があります。
ここで委員会での採決結果に同意できない場合は、討論を行うことができます。
市議団は、「浅田裁判」の市控訴議案を不承認すべきと考えており、もし委員会の結論が承認となった場合には、東つよし議員が討論に立って、問題点をただすとともに全議員に対して不承認を呼びかけます。
臨時議会といえば、スポットライトのあたることが少ないのですが、今回のように市長の政治姿勢が深く問われる議案が出るときには、論点や問題点を市民の目に明らかにするべきです。党市議団は徹底審議して、議会としての責務をはたすようがんばります。
本会議と常任委員会は、どなたでも傍聴できます。
本会議(80席)と常任委員会(定員10名)の傍聴受付は、午前9時30分から行われます。
本会議の傍聴受付・・議会棟外側1階の専用受付。
委員会の傍聴受付・・議会棟2階の受付。
本会議の様子は、インターネットでご覧いただくこともできます。(委員会にはありません)
岡山市議会インターネット中継
ぜひ、岡山市議会での審議にご注目ください。
市議団事務局(東田) 18年05月11日
5月17日に開かれる2018年5月臨時岡山市議会の議題です。
今回、人事議案が1件と報告にとどまる専決処分は7件で、議会で審議し承認するかどうか議決が必要な専決処分は4件です。
その概要は、次の通りです。
承第1号・・市税条例の一部改正
承第2号・・指定地域密着型サービスの基準を定める条例の制定
承第3号・・裁判の市敗訴を不服として控訴したこと(市内在住の方が自転車走行中に市道で転倒し市に損害賠償を求めていた裁判)
承第4号・・裁判の市敗訴を不服として控訴したこと(市内在住の方が65歳になったときに全ての介護給付を打ち切られたことで訴えていた裁判)
承1~4号については、常任委員会で議論・採決し、本会議でも全議員で採決します。
「専決処分」とは、本来議会で議決すべき事柄を事情があってそうできない場合に、市長が代わりに意思決定をすることです。市長は専決処分を行った場合に、直近の議会にそのことを報告し、内容によっては議会の承認を得なければなりません。
仮に、議会が不承認とした場合でも決定は有効ですが、本来は議決案件であって議会が承認しなかったことを専決処分したということで、市長の政治的・道義的責任が問われることとなります。
条例を変えたり新しくつくったり、裁判で控訴するということは、重要な決定です。
日本共産党岡山市議団は、それぞれの決定について、事情を調べたりここに至るまでの経過を確認したりしながら、臨時議会でしっかり議論します。