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日本共産党 岡山市議団

'政令市' カテゴリ

被災地支援へ 岡山市議会も募金活動など

16年04月18日

14日から続発している九州地方を中心とする大地震関連の災害で、他地域からの支援活動が本格化しています。

岡山市からも先遣隊の派遣後、医療や事務系、消防や防災、上下水道などインフラ関係の職員などが順次派遣されており、備蓄物資を自治体に届ける輸送も始まっています。

岡山市議会では今日、緊急の会派代表者会議を開いて、議員一人あたり2.2万円=議会全体で100万円の募金を熊本市に送る事、明日19日に駅前で街頭に立って募金活動を行うことなどを決めました。街頭募金活動は19日(火)の17時から19時にかけて岡山駅前などで行います。

 

4月の未入園は1343人 認可園と保育士の確保に正面からとりくむべき

16年04月18日

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岡山市内で、4月1日に保育園等に入園できなかった子どもは1,343人に上ることがわかりました。

日本共産党岡山市議団は、幼稚園の空き教室をはじめとした市有施設をフル活用して保育園定員を増やすことや、保育士確保のために処遇を抜本改善することなどを求め、3月22日に市長に申し入れました。岡山市長は、自らの掲げる「女性活躍推進」の観点からも重要な課題だとしており、未入園児童の事情や理由などを調査してどんな対策が必要なのかを確かめ、手を打っていくなどと述べました。

今、未入園問題のカナメは「良質な保育施設」と「保育士」の確保であり、そのためには国や自治体が大きく意識を切り替えて保育施策の優先順位を上げ、財源を確保し、施策の迅速な実施に注力しなければならないということが、共通認識になりつつあります。

しかし、岡山市の姿勢と施策は、残念ながら十分といえる状況ではありません。

岡山市では現在、市内を30区域に分けて、それぞれの区域に1つだけ公立の認定こども園を整備して、残りの公立幼稚園・保育園はすべて廃止か民営化する計画を持っています。そのため、現在使われている老朽園舎の耐震化が遅れているほか、市有の土地・施設を活用した公立園の新増設や分園化にとても消極的です。

また、多くの他都市では4月からからはじまっている国・県の財政支援を活用した保育料減免も、制度設計が間に合わなくてまだ実現できておらず、ここにも「認定こども園偏重」の弊害があらわれていると言えます。

さらに、保育士の抜本的処遇改善についても、潜在保育士の掘り起こしや公立臨時保育士の日給を少しアップする程度に留まっています。全産業平均から月10万円低いと言われる保育士のなり手不足に対して、施策のミスマッチ感は否めません。

いま、緊急に対策が求められている最重要なテーマだという認識を、市は持つべきです。認定こども園の是非の問題とは切り離し、保護者と子どもにとって必要な「良質な保育」の確保を正面に掲げて、そのために全力を上げるべきではないでしょうか。

入園できなかった1,343人の子どもとその保護者は、この3週間弱をどう過ごしているのでしょうか。

議会でも、至急にこの問題を議論し、市の施策の抜本的強化求めていかなければなりません。

 

倉安川の整備計画でパブコメ募集中(5/2まで)

16年04月14日

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岡山市中区のほぼ中央を流れる(一級河川)倉安川は、平井から富山、旭操学区を通り、旭川と百間川を東西に結ぶ延長約6.5キロの一級河川です。流域では近年、浸水被害が発生しており、国・県・市ではこれまでも整備を進めてきました。

岡山市ではこのたび、流域での浸水被害の解消を最終的な目的として、流域のうち旭川寄りの部分を除く大半(約5.6キロ)の区間を、おおむね20年程度かけて改修工事するなどとした「倉安川河川改修計画(案)」をまとめました。そして、この案に対してパブリックコメント(市民の意見)を募集しています(5月2日まで)。

これまでに行われた工事については、市議団にもいくつかご意見が寄せられています。今後の工事についても、工法や内容、周辺環境や住民生活、生態系への影響など、考えておくべき点はさまざまに考えられます。

ぜひ市民のみなさんのご意見をお寄せください。

整備計画(案)や意見記入用紙は、以下のリンクからダウンロードできます

「倉安川整備計画(案)」のパブリックコメント募集ページ

また、以下の場所でも見ることができます。

・市役所分庁舎5階 下水道河川計画課

・市役所本庁2階 情報公開室

・中区役所

・富山地域センター

・東区役所

 

 

(お知らせ) 岡山市役所1階市民ホール 年間予定

16年04月13日

2016年度 市役所1階市民ホール 予定表

本欄でもたびたびご紹介している通り、岡山市役所の本庁舎1階にある市民ホールでは、年間を通じてさまざまな市民の発表や啓発活動などが行われています。

このたび、今年度の年間予定表が発表されました。

市民ホールに掲示(水飲み機のそば)されているほか、市のホームページでも紹介されています。

市役所にお越しになるときには通りがかってみてはいかがでしょう。

ちなみに今は、サボテンや多肉植物の展示会(一部販売あり)があさって15日まで行われています。

岡山市ホームページの文化に関するサイトはこちら

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岡山市の「臨時福祉給付金」は、まだ始まっていません

16年04月7日

所得の少ない高齢の方々などへの「臨時福祉給付金」について、市議団にも問合せをいただいたので、現時点でわかっていることをお知らせします。

岡山市では、4月末~5月初ごろに受け付けを始められるよう、現在準備を急いでいるところで、まだ具体的な日程は決まっていません。

市は決まり次第、広報発表するほか、ホームページや「市民のひろば おかやま」などでお知らせすることにしています。

また、対象と思われる方には申請書類が届けられます。

臨時福祉給付金に関する岡山市のホームページ

岡山市のコールセンター 電話086-897-1126

(受付時間)祝日を除く月~金曜の8:30~17:15

 

テレビCMなどでお知らせが始まっているので、市民のみなさんの関心も高まっているようですが、これを悪用した特殊詐欺などには十分お気を付け下さい。

 

もっとも詐欺と言えば、夏の参院選を目当てに国民の血税を財源にしてバラマキを行う人たちが一番あくどいかもしれませんが。

政府・与党は、「3万円配ります!」だけ決めておいて、対象や手続き、財源など実施に必要なことを決めるのには時間がかかり、自治体にはかなり最近になって連絡が来たようです。それでいて(選挙対策ですから)「夏前には実施せよ」なのですから、担当部局はおおわらわだと思われます。

そのために割かれる人員や事務経費などによって、他のどんな部署や事業が割りを食っているのか・・・。

そういうところも見過ごさずにいないといけませんね。

 

30万人分の認可保育園、保育士10万円賃上げ ~日本共産党が緊急提言

16年04月6日

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日本共産党は、全国で深刻な問題となっている保育所の待機児童問題に関する緊急提言を5日、発表しました。

提言の柱は、

1.30万人分(約3000か所)の認可保育所を緊急に増設する

2.保育士の賃上げと配置基準引き上げで待遇改善する

というものです。

提言の全文はこちらをご覧ください

 

「保育園に入れない」問題のおおもとには、公立保育所が大きく減らされていることや、全産業平均に比べて10万円低いと言われている保育士の処遇の悪さなどがあると指摘されています。

ですから、抜本対策を考えるのであれば、安倍政権の「緊急対策」のように、“受け入れ拡大のためには質の低下は仕方ない”ではいけません。

子どもの成長発達が保障されること、保護者が安心して預けられることは、譲れない願いです。

 

 

提言では、その実現のために

・国や自治体が先頭に立って公立保育所をつくること

・土地確保のための国庫助成制度をつくること

・保育士の賃金を緊急に5万円、以降毎年1万円ずつ計10万円引き上げること

・保育士の配置数の適正化など、国の運営費を引き上げて、労働条件を改善すること

・保育士の専門性にふさわしい処遇にすること

・非正規の使い捨てをやめ、正規化を進めること

などを提案しています。

1970年代には10年で8000か所の認可保育園が増えた事実があります。政府や自治体が本気になればできます。

 

岡山でも先月、党市議団として岡山市長に緊急申し入れを行いました。すでに4月になっており、あのとき「保育園に入れない」とされていた1400人以上の子どもとその家庭がどうなっているのか、とても心配です。

本気で、緊急に、取り組まなければいけない重要課題です。

 

 

 

 

障害者差別解消法あすから~「差別されない」が当たり前の世の中に

16年03月31日

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障害のあることを理由に差別することを禁じ、事業主や自治体などに具体的対応を求める「障害者差別解消法」が明日、2016年4月1日に施行されます。

岡山市のアンケートでは、当事者のうち約57%が差別や嫌な思いをしたことが「ある」「少しある」と回答しています。そして、多くの方が外出先や学校・仕事場、住んでいる地域などで体験したということです。

(岡山市が2014年8~9月に行った「福祉に関するアンケート調査」より、グラフも同)

 

ちょうど今日届いた「月刊きょうされんTOMO」№432号には、「哀しくて、ムカついて、くやしくて―障害者差別解消法って何?」と題した特集で、障害のある人たちが普段どのようなことに差別を感じているのかが載っていました。そのうちのいくつかをご紹介しましょう。

(20代男性)電車の中で、何もしていないのに奇異な目で見られ、避けられる。何もしていないんだけどな…。

(40代女性)バスの中で、まわりから、いやな顔をされ、目で嫌なかんじをうけた。ぶつぶつ人が言っていた。

(60代男性)近所の人、家族、親戚から、自分の障害をわかってもらえず、軽蔑された。くやしかったけど、何も言わなかった。

(20代男性)学生の時のテスト(高校の)で、他の人と解答用紙の大きさが違った。また運動の時、クラスメートが自分のときだけ明らかに手を抜いていた。自分だけ特別扱いされていると感じた。いじめにつながりかねないので、やめてほしいと思った。

(40代女性)職員から、いっしょうけんめいにやっているのに、自分だけ「遅い」と言われた。カチンときた。

 

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「差別されない」。これは当たり前のことですが、わざわざそのための法律を作らないといけない現実が、私たちの住んでいる社会にはあるということですね。

岡山市では、この新しい法律に基づいて「障害者差別解消支援地域協議会」という、当事者や支援者も交えて、実際のケースについて対応策を話し合う、新しい組織を立ち上げます。また、企業などに対して啓発のためのセミナー開催なども行っています。

そして、岡山市の窓口などで職員がどう対応するかを定めたマニュアルも作成し、各職場に徹底をはかっているところです。

 

協議会や施策に当事者や家族、支援者の意見が十分反映されるのか、「合理的配慮」が十分な対応をしない言い訳に使われないかなど、心配なことや課題はまだまだあります。

先にご紹介した特集の中では「役所に提出しなければならない、難しい漢字ばかりの書類」ということも挙げられていました。そう考えてみると、例えば岡山市のホームページを見ても、当事者や家族の方などにとって必要な情報のあるページは、難しい言葉やふりがなのない漢字がそのまま使われていたり、たくさんの項目がならんでいて、必要な情報を見つけにくかったり、そもそもそのページにたどり着くまでがややこしかったりするなど、まだまだ改善の余地はありそうです。(このブログもいろいろ気を付けないといけないですね)

 

それでもいよいよ法律がはじまるのですから、これからは、一層改善、充実の方向に向かっていくための土台ができたと言えるわけです。

党市議団も、関係するみなさんと力をあわせて、具体的に1つ1つの問題の解決を進めながら、「差別のない」当たり前の社会をつくっていくため、今まで以上に努力していきます。

 

岡山市 障害福祉課ホームページ

(岡山市)障害者プラン、障害福祉計画

 

区別計画のワークショップ 各地域でも5月に開催

16年03月28日

岡山市は、この4月から10年間の市の基本計画となる「総合計画」を策定しました。

これに合わせて、北区、中区、東区、南区それぞれの特徴にあわせたまちづくりを進めていくための「区別計画」(仮称)を年内を目途に策定することとしています。

市民が参加してどんな計画にしたいかを話し合うワークショップが、2~3月にはそれぞれの区役所で開かれました。

引き続き、各地域でも話し合いをもつため、ワークショップ追加開催するとのことです。

お近くで開かれる会があれば、ぜひ参加してみてください。

 

◎場所・日時 【応募締切日】

<北区>

①御津支所・5月15日(日)9~12時 【5/2(月)】

②建部町文化センター・5月15日(日)14:30~17:30 【5/2(月)】

③一宮地域センター・5月21日(土)14:30~17:30 【5/9(月)】

<東区>

④瀬戸支所(旧水道庁舎)・5月14日(土)9~12時 【5/2(月)】

<南区>

⑤灘崎公民館・5月14日(土)14~17時 【5/2(月)】

⑥妹尾地域センター・5月21日(土)9~12時 【5/9(月)】

 

◎参加資格

それぞれの区内に在住・在勤・在学している高校生以上の方(各30名程度)

 

◎申込み、問合せは各区役所の総務地域振興課まで

<北区>電話086-803-1657/ファックス086-803-1725

<東区>電話086-944-5008/ファックス086-944-5080

<南区>電話086-902-3501/ファックス086-902-3540

岡山市 総合計画課ホームページ

 

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