竹永みつえ 08年11月14日
11月14日、11月議会を前に民主団体との懇談会が開催されました。
我が党市議団からは31対19で家庭ゴミの有料化が可決されてしまった9月議会の報告、来年度の予算要望を市長に提出したこと、今月の19日に行なわれる国民保護共同訓練のことなどを報告しました。
予算要望に関して市長からは、共産党がずっと取り上げてきた「岡山市立の空襲資料館・へいわかん」について「私も空襲体験者として大切な問題と考えている、具体化を検討したい」との前向きな発言もありました。
また党市議団として、政令市移行に向けて人員体制の確保など充実をもとめた緊急要望書も同時に市長に提出したことも報告しました。
おてつだい 07年12月22日
21日、政令市の意見書決議が我が党市議団以外の賛成で可決となりました。
日本共産党岡山市議団は、「声明 政令市移行は時期尚早」をだしました。
>> 声明 政令市移行は時期尚早 PDF24KB
写真は、取材に応じ日本共産党岡山市議団の考え方などを明らかにする、田畑団長(こちら向き右端)、竹永、林、崎本、河田議員(同並び左へ)。
林じゅん 07年12月21日
11月定例岡山市議会で政令市推進決議
政令市移行は時期尚早
12月21日、11月定例市議会が閉会しました。
本議会において「岡山市の政令指定都市の実現に関する意見書」が賛成多数で議決されました。日本共産党岡山市議団は、政令市の制度は賛成すべきものと判断していましたが、今の到達状況では「時期尚早」と判断し、反対しました。
主な理由は?国勢調査で70万人に達していないこと?三年採用凍結を解除せず1387項目の県からの事務移譲を担う人的体制が示されないこと?旭川から東を二つの区に分けた4区案よりも、東福祉区と中央福祉区を一つの区とした4区案が歴史的経緯からも合理的であること、などです。意見書の議決に対し、理由を詳しく記した「政令市移行は時期尚早」との声明を出しました。
声明全文はホームページ、市政ニュース号外でお知らせします。
岡山駅交通結節点改善事業関連、下水道値上げに反対
その他、党市議団は68件の議案のうち、甲第242号議案平成19年度岡山市一般会計補正予算(第4号)外3件の議案に対して、反対討論を行いました。
JRにも相応の負担を求めるべき
平成19年度岡山市一般会計補正予算案には岡山駅交通結節点改善事業の関連予算が含まれていました。この事業は、総事業費144億6600万円です。この中からJRは土地代だけでなく移転補償金66億円余りを受け取ることになっており、一円も負担しません。市民負担増が続く中で、企業だけの優遇は納得できません。主に駅舎やJR利用者のためである駐輪場は用地を含め、JRに負担を求めるべきです。
下水道事業は経営改善が先決
岡山市は下水道使用料金の平均8.3%の値上げを提案してきました。1年遅れで、合併地域の御津では23%、灘崎で28%、建部では30%瀬戸で28%の値上げとなります。
下水道事業は市として経営を改善すべき点があります。収入未済額が1億7200万円あること、水洗化率が83%に留まっていること、建設費のコスト縮減がH16~18年の到達目標の63%しか達成していないことです。これらの改善を後回しにして現在、使用料金を払っている市民に値上げの負担を押しつけることは認められないとして反対しました。
シルバー人材センターへの貸付は凍結のまま
市は財団法人シルバー人材センターへの貸付金の凍結解除を求めましたが、参考人招致によってもずさんな会計処理の責任が明らかになっていないこと、新たに7,300万円もの使途不明金の存在がはっきりしたことなどにより、保健福祉委員会は凍結解除を認めませんでした。
林じゅん 07年09月28日
9月定例市議会が閉会しました。
財団法人シルバー人材センターへの貸付金1億2千万円が盛り込まれた補正予算案は可決されましたが、「本年度末までに本件貸付金を返済する資金計画を早急に明らかにすること」など4項目の附帯決議が付されました。保健福祉委員会の委員長報告には市税の投入を前提としないことが盛り込まれました。
これで貸付金の執行は凍結されたことになります。
公益性を持つシルバー事業そのものは必要です。事業の継続も附帯決議に含まれています。
37人の個人質問のうち21人が質問通告に政令市を盛り込むなど、政令市移行に関わる問題も多くの議論が行われました。岡山市を三つの区に分ける区割り審議会の中間まとめには異論が噴出しました。
地域特性や住民の利便性の点から総務委員会で異論が出され、総務委員会の意見を尊重する、との答弁がなされています。
そのほか
「医師・看護師などを大幅に増員するための法改正を国に求める意見書」
「私学助成の拡充を求める意見書」
「市民生活に必要な道路整備財源の確保に関する意見書」
以上の意見書の採択などが行われました。
林じゅん 07年09月21日
9月13日から始まった岡山市の9月定例市議会の個人質問の全日程が終了しました。日本共産党岡山市議団の5名を含む37名が登壇しました。37名中21名が質問通告に政令市を盛り込んでいました。
区割りのこと、政令市の事務事業を担う体制、財政の見通しなど政令市になってどうなるのか、どんな政令市を目指すのかの議論が行われました。
またシルバー人材センターのいいようもないずさんな経理実態が明らかにされました。
来週は常任委員会です。