市議団事務局(東田) 17年09月5日
【質問原稿】河田正一(2017.08議会 170905)
1 岡山市斎場整備計画について
岡山市斎場整備計画は東山14炉、岡山北斎場12炉、瀬戸内市火葬場2炉の計28炉が必要としています。瀬戸内市火葬場は、瀬戸内市分2炉、岡山市分2炉の計4炉の計画です。
問1 H27年度の瀬戸内市民の岡山市斎場での火葬数333は、将来の瀬戸内市火葬場構想では岡山市分の2炉に含まれていますか。
問2 現在は灘崎町分の火葬は主にどこで火葬されていますか。
問3 将来も灘崎分の死亡者は岡山市の斎場には含まれないと想定していますか。
問4 現在は玉野市斎場で火葬している灘崎市の人が、将来は岡山市の斎場に代わらないとする理由は何ですか。
問5 瀬戸内市民の火葬数を将来の岡山市の火葬数から差し引くと、岡山市斎場整備計画には大きな違いが発生します。見直す必要があると考えますが、いかがですか。
問6 7月に行った瀬戸内市との協議はどのようなことが話されましたか。また、何が決まりましたか。
2 富吉新斎場の石綿含有廃棄物埋め立てについて
6月議会で質問した富吉新斎場用地の産廃処分場跡地の石綿含有廃棄物埋め立て状況について資料の開示を求めました。
毎年の埋め立て量及び石綿含有廃棄物がどこに埋め立てられたのかを示す写真等の資料です。しかし、市の回答はいずれも「作成しておらず、該当文書不存在のため開示できない」とのことです。
問1 埋め立てについて、廃掃法では業者は、「帳簿を1年ごと閉鎖し5年間保管しなければならない」はずです。そして、市に報告する必要があるのではありませんか。
問2 購入した土地の状況把握は、将来の利用のために必要だと思いますが、岡山市は土地購入にあたり、地下埋設物についての詳細な情報を把握していましたか
問3 最終処分場跡地形質変更にかかる施行ガイドラインを、岡山市は土地取得時には把握していましたか。
3 事業系ごみ搬入量確認について
5月の連休以降、事業系ごみの持ち込みの2度量りが実施されました。
以前から問題にしているA社の今年6月と2年前の6月の持ち込み量を比較しました。
H27年6月に比べてH29年6月の搬入量は、総量で9.4%増です。台数が減ったこともあり、1台あたり搬入量は2.4倍になっています。
各搬入車両の登録自重を比べると、最大では140kgも差があります。この差について質問します。
問1 搬入車両の登録自重の差は、燃料や運転手の体重によるものですか。
問2 故意に搬入量を少なくし、岡山市への処理手数料をごまかしていたのではありませんか。
4 大規模太陽光発電の適正設置について
再生可能エネルギーの普及は大いにしなければならないと思っています。しかし、メガソーラー建設によって損なわれるさまざまな被害についての検証に耐えられる計画であることが求められます。
北区の足守、大井、粟井にかけて186haに27万枚の太陽光発電パネルを敷き詰める計画が浮上しています。甲子園球場の50倍以上の広さです。
問1 山林を切り開きパネルを敷き詰めると流出係数はどのように変化しますか。
問2 日近川や足守川にかけて洪水時の流量は増大します。それぞれの川の溢水の記録はありますか。
問3 計画地下流には多くの土砂災害警戒区域が存在します。(ハザードマップ参照)すぐ上流の大規模開発は、下流の住宅地等への甚大な影響を与えるのではありませんか。
問4 広範囲の山の斜面が太陽光パネルで覆われることになりますが、景観に与える影響は大きいと考えられます。「ほたるの里」もこの地域にあります。この地域に規制を受ける地域指定はありますか。
問5 地元町内会等から反対の要望書が市長あてに提出されています。住民の不安に対し、岡山市はどのような対応をしますか。
問6 ゴルフ場建設に匹敵する規模の土地開発であり、環境に多大な影響を与える開発なので、環境影響調査を行うことを求めるべきではありませんか。
問7 大規模太陽光発電の適正設置について、他県や他都市では適正導入ガイドラインを策定し規制をしています。
岡山市もガイドラインを定め、適正な設置をするようにしませんか。
市議団事務局(東田) 17年09月4日
2017年8月定例岡山市議会は、9月5日(火)から個人質問が始まります。
今回は28人が質問に立ち、各分野で市の取り組みをただしたり、提案したりして論戦します。
市議団からは、河田正一議員が2番目(10:40頃から)、田中のぞみ議員が6番目(14:30頃から)に質問に立つ予定です。 ※開始時刻は前後する場合があります。
傍聴受付は朝9:30から市議会棟北側の入口で始まり、その後は随時、傍聴の手続きをすることができます。
また、インターネットで生中継されるほか、当日18時からはケーブルテレビONIビジョンでも録画放送されます。
ぜひ傍聴や放送の視聴をお願いいたします。
傍聴のご案内(岡山市議会HP)
インターネット議会中継(岡山市議会HP)
◆河田正一議員の質問大要(予定)
岡山市の斎場について、計画全体の必要炉数が、瀬戸内市の計画と重複していることを指摘し、岡山市の計画は課題であり見直すべきと迫ります。また、北区富吉に計画されている新斎場について、用地が産廃処分場跡地であり、石綿含有廃棄物がどこにどのように埋められているのか、行政が把握、管理できているのかをただします。
事業系ごみの計量ごまかし疑惑は、2016年11月議会から継続して質問しており、今議会では新たな資料を基に、業者のごまかしと市の認識をただします。
北区の足守、多い、粟井にかけての広大な山中に27万枚もの太陽光パネルを敷き詰める計画が浮上していることについて、豪雨時などの災害の危険性や景観などの問題を指摘し、住民の不安に応えて行政が動くよう求めます。
◆田中のぞみ議員の質問大要(予定)
視覚障害者が外出するのに必須の点字ブロックは、全世界で初めて岡山市内に誕生し、今年で50年になります。しかし、市内各所で、破損したまま放置されていたり、公共施設の周辺での整備が不十分だったりして、危険な状態にあります。また、市から視覚障害者への郵便物等には、点字で表記されていないものが多く、医療費や水道料金、保険、税などの通知がちゃんとご本人にわたらないことがあるという課題があります。これらの問題点を、当事者の声や実地調査をもとに指摘し、市の認識と対応を問います。
中央公民館「廃止」問題では、市教育委員会は「廃止条例」を11月議会にも提案したい考えです(当初はこの8月議会に出そうとしていました)。しかし、地区公民館である操山公民館の開館は決まったものの、中央公民館の機能や役割をどこでどのように確保するかは、議論さえまだほとんどされていません。この状況で「中央公民館の廃止」だけが決まってしまうと、ESD国際会議でも高く評価された、公民館を拠点にした市民の多彩な活動が制約されたり、各地区公民館の取り組みを統括・指導・支援し発展させていく役割が大幅に後退する恐れがあります。中央公民館の意義と今後の在り方をただします。
保育園に申し込んでも入れない子どもが今春1500人近くいた岡山市の待機児童問題は、極めて深刻で、ただちに動かなければいけない、岡山市政の最重要課題の1つです。にもかかわらず現市政は、「受け皿拡大」は宣伝するものの、保育に必要な保育士を確保するための具体的計画を立てようとしません。また、市長は、市長は市が質を保障できず監査・指導も不十分で、待機児童解消にも貢献しない認可外保育である「企業主導型保育」を推奨する発言を繰り返しています。さらに、北区北長瀬のみずほ住座の用地活用の一環として、300人規模の認可外保育施設を導入する計画を進めるなど、「子どもも親も安心して預けられる保育園を」増やしてほしいという広範な市民の願いに逆行する施策を進めようとしています。岡山市の姿勢を厳しくただし、「待機児童解消は認可保育園の拡充で」と強く迫ります。
市議団事務局(東田) 17年08月31日
<質問日時>
9月5日(火) 個人質問1日目
◆河田正一 2番目 10:40頃
◆田中のぞみ 6番目 14:30頃
9月6日(水)
◆林潤 1番目 10:00
◆東毅 3番目 11:20頃
◆竹永光恵 4番目 13:00頃
<質問項目>
◆河田正一
1 岡山市斎場整備計画について
2 冨吉新斎場の石綿含有廃棄物埋め立てについて
3 事業系ごみ搬入量確認について
4 大規模太陽光発電の適正配置について
◆田中のぞみ
1 視覚障害者にとっての岡山市について
2 中央公民館のあり方について
3 待機児童解消と保育の質について
◆林潤
1 学校給食は市の直営で
2 就学前教育・保育について
(1)高島学区の施設整備、(2)認定こども園と公立園の活用
3 放課後児童クラブについて
(1)体制・施設の拡充、(2)運営の平準化
4 新しい文化芸術施設の市負担について
◆東毅
1 核兵器禁止条約について
2 高レベル放射性廃棄物の受け入れについて
3 A型事業所について
4 子どもの医療費無料化について
◆竹永光恵
1 岡山市障害者プラン及び第5期岡山市障害者福祉計画の策定について
2 国民健康保険について
3 これでいいのか?岡山市の情報公開
~旧後楽館中・高跡地プロポーザル問題にかかわって~
市議団事務局(東田) 17年08月30日
30日、池橋陽子さんなど「ほいくカフェ」参加者の皆さんが大森雅夫岡山市長に、「待機児童の解消と保育の充実を求める要望書」を提出し、懇談しました。市議団の林じゅん議員が同席しました。
●今年10月に出産予定だが、親子手帳をもらいに行ったら『保活を始めて』と言われた。でもどこにどう相談すればいいのか教えてもらえない。
●保育園に落ちた後、認可外施設に入ったが、毎日のように『ダメ出し』されて、今は別の一時保育に通っている。受皿は数だけでなく安心して預けられる認可保育園を増やしてほしい。
●仕事復帰を目指していた保育士が自分の子が『保育園に落ち』て復帰できず、その保育士の復帰をあてにしていた園も受け入れを減らさざるを得なかったと聞いた。保育士を増やすための抜本対策を。
●知り合いで、原尾島に住んでいる人が、御津や宿毛の方の保育園を紹介されたと言っていた。保育園と保育士が足りていない
など、保護者のみなさんからは、切実な実情が次々に出されました。
市長は、自身の市政の間に待機児童の定義を見直したことや、以前に比べて6倍のペースで認可保育園の定員を増やしてきたことを紹介し、保育士をサポートする人への支援策をとるなど、保育士確保に取り組んでいくなどと述べる一方、待機児童解消に逆行する現在の施策を続ける考えを改めて示しました。
●認可外保育施設は、自分で合うところを探してほしい。
●企業主導型保育はこれからもすすめていく。
●120以上の市立幼稚園・保育園を30市立こども園に集約し、他は廃止民営化する方針はは今後も進める。
申し入れ項目にもあるように、保護者のみなさんが切実に望んでいるのは、安心して預けられる認可保育園です。そして、専門性を備えた保育士です。岡山市の待機児童問題を「質も量も」解決していくため、市議団は今議会でも取り上げて論戦します。
(申し入れ項目)
1 安心して預けることのできる認可保育園で待機児童解消を図ってください。
2 保育士が働き続けられるように、さらなる処遇改善に市として取り組んでください。
3 公立幼稚園、保育園の廃止・民営化は、待機児童解消に逆行しています。廃止・民営化をやめてください。いまある公立園を最優先に活用してください。
4 岡山市の現在の認定こども園は、待機児童解消に役立っていません。認定こども園推進にこだわるのはやめてください。
5 岡山市が質を保障できない認可外保育施設を待機児童の受皿とするのはやめてください。
市議団事務局(東田) 17年08月30日
8月議会の個人質問で、団の議員のうち河田正一と田中のぞみの質問日程が固まりましたので、お知らせします。
※開始時刻は、議事進行の状況によって前後する場合があります。
※質問の資料は、市議団控室で配布しています。ご希望の方は、当日お越しください。(傍聴席やその周辺では配布できないので、ご理解をお願いいたします)
9月5日(火)個人質問1日目
◆河田正一 (一問一答方式)
午前10時40分ごろから(2番目)
1 岡山市斎場整備計画について
2 冨吉震災上の石綿含有廃棄物埋め立てについて
3 事業系ごみ搬入量確認について
4 大規模太陽光発電の適正配置について
◆田中のぞみ (一問一答方式)
午後2時30分ごろから(6番目)
1 視覚障害者にとっての岡山市について
2 中央公民館のあり方について
3 待機児童解消と保育の質について
チラシのデータはこちら↓
田中、河田質問案内
市議団事務局(東田) 17年08月30日
日本共産党岡山市議団は30日、2017年8月定例市議会の開会日にあたって恒例の朝宣伝を行いました。
中区市議補選のいけはし ようこ予定候補も参加しました。
市議団は、今議会でも市民の暮らしといのちを守るため大森市政の問題点を厳しくただし、市政の前進をめざします。
市議団事務局(東田) 17年08月30日
岡山市議会議員中区補欠選挙(9/22告示、10/1投票)で当選を目指している「いけはし ようこ」さんの必勝を誓い合うジャンプ集会が8/27(日)に開かれました。
その様子を伝えるニュースが届いたのでご紹介します。
市議団事務局(東田) 17年08月29日
10月1日投票(9/22告示)の岡山市議会議員補欠選挙(中区、定数1)に立候補を予定している日本共産党のいけはし ようこ(池橋陽子)さんの新しいビラができました。
「まもろう憲法9条 子育て世代の声を岡山市政に」
「予算の使い方は いのち・くらし・子どもの未来を優先に!」
と訴えています。
実物をご覧になりたい方、自分や周りに配れるよという方、お届けしますので、ご連絡ください。
いけはしようこ事務所(電話086-271-5426)