市議団事務局(東田) 17年05月22日

5月臨時議会 「議長不信任」可決するも居座る異常事態
岡山市議会5月臨時会は17日に始まり、予定を1日延長して19日夜閉会しました。宮武博議長が2年の申し合わせ任期を破って辞職しなかったことで、議会が紛糾したためです。議長の不信任決議が可決されましたが、法的拘束力がないことから、宮武氏は居座り続け、議長が議会の議決を無視するという異常事態のまま閉会しました。
日本共産党市議団が提出した議長不信任決議案は、18日深夜に賛成30、反対11、無効2の圧倒的多数で可決されました。議長不信任の可決は47年ぶりのことです。
これとは別に、議会ポストの選出が行われ、副議長には田尻祐二氏(公明)、議運委員長には田口裕士氏(自民)が就き、常任委・特別委の正副委員長は自民・公明・創政が独占しました。
市議団は、引き続き、議会正常化と信頼関係の回復のために宮武氏が議長辞職することと、公平公正な議会の運営を求めていきます。
| 不信任決議後も居座る宮武氏に対し、市議団が5/19に発表した声明
宮武博議長においては、平成29年5月18日の岡山市議会5月臨時会において議長不信任決議が賛成多数で可決されたにも関わらず、辞職願を提出することもなく、依然として議長職に留まっているという異常事態が続いています。
議長自らが議会の議決を無視することは、岡山市議会の権威を失墜させると共に、岡山市議会の他の全ての議決、予算や条例などの議決の価値をおとしめます。議会制民主主義のあり方を否定することに繋がり、市民の信頼を損ないます。
議会の議決を尊重しない議長のもとでは、岡山市議会の正常な議会運営は到底、困難です。
日本共産党岡山市議団は、議会の正常化と信頼の回復に向けて、宮武博氏の議長辞職を引き続き強く求めます。 |
委員会の新しい所属が決定、団体制も新しく
団の議員の委員会所属と団内の役割分担
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常任委 |
特別委 |
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団の体制 |
| 河田正一 |
総務 |
区づくり |
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相談役 |
| 竹永みつえ |
市民文教 |
多様性尊重 |
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団長 |
| 林じゅん |
環境消防水道 |
大都市制度 |
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幹事長 |
| 田中のぞみ |
保健福祉 |
多様性尊重 |
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副幹事長 |
| 東つよし |
建設 |
岡山ブランド |
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政策委員長 |
※常任委のうち経済には委員を出せていません
※議運委は引き続き林じゅん議員が担当します |
5月臨時議会では、任期後半2年間の委員会を決定しました。特別委は、「大都市制度・広域連携」「多様性尊重社会の実現」「岡山ブランド戦略」「活力と魅力あふれる区づくり」の4委員会を設置しました。
日本共産党岡山市議団も体制を新しくしました。竹永みつえを新団長に選び、河田正一は相談役となります。林じゅん、田中のぞみ、東つよし各議員の役割は変わりません。
市議団事務局(東田) 17年05月19日
岡山市議会2017年5月臨時会は3日目の19日、19:30から本会議を再開しました。
副議長が昨日決まり、今日さきほどまでに常任委員会と特別委員会の正副委員長および委員が決まったことで開かれます。宮武氏は議長を退かず続ける意向です。
今日団ブログの更新はここまでです。ご覧くださったみなさま、ありがとうございました。次の更新は22(月)の予定です。
閉会後、各議員が発信する可能性がありますので、どうぞそちらをご覧ください。
◆河田正一(ブログ)
◆竹永光恵(ブログ、フェイスブックなど)
◆林潤(ブログ、フェイスブック、ツイッターなど)
◆田中のぞみ(ブログ、フェイスブックなど)
◆東つよし(ブログ、ツイッター、フェイスブックなど)
市議団事務局(東田) 17年05月19日

170519声明
声 明
宮武博議長においては、平成29年5月18日の岡山市議会5月臨時会において議長不信任決議が賛成多数で可決されたにも関わらず、辞職願を提出することもなく、依然として議長職に留まっているという異常事態が続いています。
議長自らが議会の議決を無視することは、岡山市議会の権威を失墜させると共に、岡山市議会の他の全ての議決、予算や条例などの議決の価値をおとしめます。議会制民主主義のあり方を否定することに繋がり、市民の信頼を損ないます。
議会の議決を尊重しない議長のもとでは、岡山市議会の正常な議会運営は到底、困難です。
日本共産党岡山市議団は、議会の正常化と信頼の回復に向けて、宮武博氏の議長辞職を引き続き強く求めます。
2017年5月19日
日本共産党岡山市議団
団長 河田 正一
竹永 光恵
林 潤
田中のぞみ
東 毅
市議団事務局(東田) 17年05月19日

日本共産党岡山市議団の河田正一、竹永光恵、林潤、田中のぞみ、東毅の各議員は19日午後3時25分頃、宮武博議長に対し、正常な議会運営を取り戻すために速やかに議長辞職願を出すよう申し入れました。
岡山市議会では、正副議長について2年で改選することを申し合わせていますが、今回、議長職について2年たった宮武博氏が辞職を拒み、17日から開いている5月臨時市議会は混乱が続いています。
18日深夜の本会議では、議長不信任決議が可決されています。議会の議決を尊重しない議長が職に留まることは、公平公正な議事運営を困難にし、市民からの信頼も失うことになってしまいます。
党市議団は、引き続き市議会の正常化に向けて努力を強めていきます。
(申し入れ文)
宮武博議長においては、平成29年5月18日の岡山市議会5月臨時会において議長不信任決議が賛成多数で可決されたにも関わらず、辞職願を提出することもなく、依然として議長職に留まっているという異常事態が続いています。
議長自らが議会の議決を無視することは、岡山市議会の権威を失墜させると共に、岡山市議会の他の全ての議決、予算や条例などの議決の価値をおとしめます。議会制民主主義のあり方を否定することに繋がり、市民の信頼を損ないます。
議会の議決を尊重しない議長のもとでは、岡山市議会の正常な議会運営は到底、困難です。
よって速やかに辞職願を提出するよう申し入れいたします。

市議団事務局(東田) 17年05月19日

岡山市議会は18日午後11時過ぎに再開し、日本共産党岡山市議団が提出した宮武博議長の不信任決議案を賛成30、反対11、無効2の賛成多数で可決しました。
宮武氏が、「正副議長は2年で改選する」という自身も合意した申し合わせを破って議長職に留まろうとしていることから、市議会での信頼関係を損ない、公平公正な議事運営が期待できないためです。
岡山市議会で議長に対する不信任決議が可決されたのは1970(昭和45)年以来のことで、極めて異例の事態です。
不信任決議には法的拘束力はありませんが、議会を市民のための市政を議論できる状態に戻すため、宮武氏は速やかに退くべきです。
出身母体の自民党市議団は、市議会46議席(欠員1)のうち23議席を持っているにもかかわらず、まる2日かけても調整することができませんでした。
日本共産党岡山市議団が提出し、可決された不信任決議は以下の通りです。
岡山市議会は、議長・副議長をはじめとする議会役職人事については任期2年とすることを従来から申し合わせております。
通常、議長から辞職願が提出され、本会議で選挙により新たな議長が選出されることは議員各位におかれては周知のとおりです。しかし今回、宮武博議長は辞職願を提出しない旨を表明されました。
このまま選挙が行われないことは、岡山市議会における信頼関係を損ない、今後の議事運営にも大きな支障をきたすことになります。自ら合意した申し合わせ事項を踏みにじるような議長の下では、公平公正な議事運営は期待できません。
申し合わせ事項を順守し、今議会で議長選挙を行うべきです。岡山市議会議長宮武博氏を信任することはできません。
市議団事務局(東田) 17年05月18日
岡山市議会は18日、前日に続き、5月臨時市議会を開きました。
宮武議長が2年改選の申し入れを守らずに議長職にとどまることに固執しており、出身の自民党市議団は、宮武氏を支持するグループと改選を求めるグループとに分かれて調整できていません。そのため、議会は、現在も休憩中のままです。午後4時過ぎに「延会」の手続を行ったので、今日の23時59分までは議会の日程となっています。
途中、副議長は2年務めた小林氏が辞職を申し出たため、先に選挙することになり、投票の結果、40票を得た公明党の田尻祐二議員が新たな副議長となりました。共産党からは、竹永光恵議員が立候補し5票を得ました。
現在、会派間で常任委員会や特別委員会の所属や正副委員長ポストについて調整しています。
市議団事務局(東田) 17年05月17日
岡山市議会5月臨時会は17日、朝10時に開会して当局提案の議案を審議、可決して休憩に入りました。
岡山市議会では、正副議長や常任委員会の任期は2年と申し合わせており、通常であれば、今議会で議長と副議長が辞表を提出して選挙することになっています。
しかし今回、宮武博議長は辞表の提出を拒みました。そのため、本会議は、「延会」という今日の時間延長だけを決めて、いまも休憩が続いています。
日本共産党岡山市議団は、宮武氏が議長続投を望むのであれば、辞表を提出した上で改めて選挙に立候補すればよいと指摘しています。
宮武氏自らも合意した申し合わせを踏みにじることは、市議会の信義と公正を損ない、市民のための市政の議論も滞ることになります。