市議団事務局(東田) 17年10月30日
岡山市議会の常任委員会は、それぞれの担当する分野の先進事例などを学んで岡山市政に生かすため、年1回視察に行っています。
今日から6委員会のうち4委員会が視察に出ています。(残りの2委員会は終了)
団の市議も参加しており、それぞれブログやSNSなどでも視察で学んだことなどを発信します。ぜひご覧ください。
≪総務≫
10/30(月) 下関市…下関市中山間地域づくり指針
10/31(火) 大分市…大分市の防災対策
11/1(水) 福岡市…福岡市のビッグデータ・オープンデータの活用推進
≪保健福祉≫
10/30(月) 長崎市…長崎版地域包括ケアシステム構築プロジェクト
10/31(火) 福岡県…福岡県70歳現役応援センター
11/1(水) 鹿児島市…出会い・ふれあい企業対抗運動会開催事業、学生による挙式プロデュース事業
≪環境消防水道≫
10/30(月) 東松島市…東松島スマート防災エコタウン(スマートコミュニティ)
10/31(火) 宮城県…上工下水官民連携運営
11/1(水) 横浜市…救急安心センター事業と消防局の連携
≪経済≫
10/30(月) 京都市…京都市中央卸売市場と「京の食文化ミュージアム・あじわい館」
10/31(火) 京都市…ムスリム観光客誘致の取り組みと受け入れ環境の整備、京野菜のブランド化と展開戦略
岡山市議会HP(委員会の構成)
市議団事務局(東田) 17年10月27日
第2回おかやま協働のまちづくり賞募集要項
「おかやま協働のまちづくり賞」は、岡山市内で取り組まれている住民団体やNPO、事業者、学校などの団体が行っている協働の取り組みを表彰するものです。昨年度に条例制定を機に始まって、今年が2年目になります。
今年のテーマは「楽しんで年を重ねられる社会のために」。
募集は、10/31(火)までです。(消印有効)
詳しいお問い合わせは、岡山市市民活動支援室(電話086-803-1061)へ。
市議団事務局(東田) 17年10月25日
2018年度予算要求 【市長重点】(正)
2017年10月25日
岡山市長 大森 雅夫 様
日本共産党岡山市議団
団長 竹永 光恵
2018(平成30)年度岡山市予算編成要求書
―憲法を活かし、くらし・健康・福祉最優先の岡山市を―
<重点項目>
1 国民健康保険について、県単位化後も市として責任を持って市民の負担軽減を図ること。
(1)政策繰入を継続して、保険料を引き下げること。
(2)多子世帯の保険料軽減を市として制度化すること。
(3)短期証や資格証の発行・交付をやめ、差し押さえはしないようにすること。
2 最優先課題である待機児童と未入園児童の解消に向けて抜本対策を取ること。
(1)保育士不足を解消するために、抜本的に処遇を改善すること。
(2)公有地や既存施設の活用などを含め、認可保育園を増やすこと。
(3)北長瀬みずほ住座再生事業の併設施設は、認可保育園として整備すること。あわせて、今後市有地に整備する保育施設は、認可保育園に限ること。
(4)市立幼稚園・保育園の廃止・民営化を行わないこと。
(5)32年度以降を見据えた岡山市の保育所整備計画を立てること。
3 子どもの貧困対策を、全ての子どもを対象として、子育て支援の施策の全体的な底上げを図ること。
(1)条例の制定及び独立した計画の策定と推進に、早急に取り組むこと。
(2)市独自の給付型奨学金制度を創設すること。
(3)児童手当および児童扶養手当の毎月支給を検討すること。
(4)就学援助制度の対象と支給額を拡充すること。特に、新入学学用品費は、国の制度改正を待たず、入学前に支給すること。
(5)子ども食堂や無料塾など、子どもの居場所づくりに取り組む市民を支援すること。
4 子どもと教職員が、双方向で学ぶ喜びを実感できる学校づくりを進めること。
(1)30人学級の実現と教職員の負担軽減のために、正規教員の増員を図ること。特に、定数内はすべて正規職員で確保すること。
(2)競争偏重の教育方針を改めるために、全国・全市共通テストとなる全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)への参加はやめ、市独自テスト(学力アセス)は中止すること。
5 市民福祉の向上のために、職員配置を改善すること。
(1)法定数及び交付税で措置するケースワーカー、保育士、保健師、消防士などの基準や目安が示されている職種について、早急に充足すること。
(2)官製ワーキングプアを生んでいる「多様な雇用形態」をやめ、正規職員での配置を行うこと。
6 市民への情報公開を徹底すること。
(1)旧後楽館中・高跡地の売却問題に係る「黒塗り」資料は、内容を市民に全面公開すること。
(2)今後、同様の対応をしないこと。
(3)市有地の利活用にあたっては、庁内優先を明文化すること。個別の方針決定は、経過を市民に公開すること。
7 障害者や高齢者をはじめ、誰にでもやさしいまちづくりをすすめること。
(1)子ども医療費助成制度は、通院も中学校卒業まで無料にすること。
(2)重度障害者の医療費を無料化すること。
(3)介護保険料額は、最大限抑制すること。
(4)障害福祉サービスの一割負担について、市独自で減免すること。
(5)高齢者や障害者などとの共生社会実現のために、小学校区ごとに拠点を整備し、ソーシャルワーカーなどの専門家を配置すること。
(6)総合事業は拡大しないこと。現行相当サービスは、将来にわたって維持すること。
8 日本国憲法を活かして、平和を守り、全ての人の人権が保障される市政を進めること。
(1)世界から核兵器をなくすために、核兵器禁止条約への参加を政府に求めると共に、市有施設への署名コーナー設置など、市として具体的な取組みを行うこと。
(2)市として「原発ゼロ」をめざす立場に立つこと。
(3)全ての人がその人らしく生きられるよう、LGBT等の当事者の人権保障のため、パートナーシップ宣言をすること。条例を検討すること。
(4)DV対策等について、市民の人権を守る観点で充実させること。
①24時間対応の性暴力相談支援センターを、市民病院に設置すること。
②配偶者暴力相談支援センターの相談員について、育成と増員を進めること。連携中枢都市圏も視野に入れ、広域的に対応できる体制とすること。
③DV被害者支援を実質的に民間が担っていることを踏まえ、機能維持・人材育成できるよう予算を大幅に拡充すること。
9 「ゼロ・エミッション」の環境行政を進めること。
(1)ごみ処理は、現在のサーマルリサイクル政策を見直し、市民の理解・協力を得ながら、大幅な減量、資源化を具体的に進め、焼却施設の縮減を図ること。
(2)ごみ有料化を再検討し、無料に戻すこと。
10 斎場整備を大きく再考すること。
(1)地域住民との十分な合意形成と用地の安全性の確認ができるまでは、富吉候補地での整備を進めないこと。
(2)斎場整備計画は、必要炉数の計算など計画の前提を見直すこと。
以上
市議団事務局(東田) 17年10月20日
岡山市国保運営協議会(国保運協)は20日に会合を開き、来年度から国保の制度が県に移行することを踏まえて、保険料がどうなるかなどを、市の報告をもとに議論しました。
市は、「平成30年度から保険料率を改定していく」案を示し、来年度から保険料を引き上げる方向性を明言しました。
国保運協では、一部の委員から「値上げは家計に負担」などの発言があったものの、全体としては、値上げを前提とした意見が交わされたとのことです。
県試算では、現在の保険料より値上げは1人当たり約9000円との額が示されていますが、実際に払っている市民の納付額から比べると、一人当たり1万5000円以上の値上げになるという試算もあります。
もともと国保は、加入者層が退職した高齢者や、パート・アルバイトなどの非正規労働者、無職の方などが加入する公的医療保険です。そのため、会社員などが加入する健保に比べて、医療費支出が多い一方で保険料収入は低いという構造的な性質を持っています。
では、より低所得者が多いことで保険料が低いかというと、実は逆で、岡山市の国保の場合、会社員の健保の約2倍というとても負担の多い額となっているのが現状です。
国保料が高いおおもとには、国が国保の制度を支えるための税金投入をどんど減らしてきたことがあります。
国が責任を後退させる中で、岡山市が代わりに支えるために、市財政の中から支出してきたのが「法定外繰入」で、現在は、年間28億5000万円を一般会計から国保会計に繰り入れています。
保険料が払えないと、保険証を持つことができなくなって、病気やけがになったときに病院にかかることができなかったり、受診しても10割まるまる負担しないといけないことになってしまいます。
岡山市民で国保に加入している方は、約10万世帯・30万人で、岡山市民のかなりの数を占めています。
この国保を「払える保険料」にすることは、まさに「岡山市民の命を守ること」です。
岡山では、市民運動団体や高齢者団体などが毎年2~3万筆の国保料引き下げを求める署名を集め、保険料を10年間据え置きさせてきました。
今年の署名運動は、「岡山市民の命を守る」今まで以上に大きな意味を持つ運動となります。
近いうちに、このブログでも署名や運動の様子をご紹介します。多くの市民が力を合わせて、市民の命を守る国保行政を実現しましょう。
市議団事務局(東田) 17年10月10日
新しくなった岡山市水道局の庁舎1階でランチタイムコンサートが開かれます。
ピアノとペダルスティールギターの温かい音色をお楽しみください。
◆2017年10月11日(水)12:00開演
◆岡山市水道局 1F市民広報コーナー(岡山市北区鹿田町2-1-1)
◆コンサート来場者用の駐車場はありません。公共交通機関などをご利用ください。
◆問い合わせは、岡山市水道局企画総務課へ(電話086-234-5907)
岡山市水道局ホームページ
フェイスブックもあります(岡山市水道局 または スイスイくんで検索)
市議団事務局(東田) 17年10月4日
決算委の日程(PDFファイル)
岡山市議会では、明日10/5から、岡山市のすべての前年度決算(2016年度分)を審査する特別委員会が開かれます。
岡山市の財政規模は、すべてをひっくるめると5000億円以上になります。
それを、3つの分野に分けて、それぞれの特別委員会で審査することにしています。
<3つの分野>
「一般会計」・・市民の福祉や道路・施設の建設など、市民生活全般にかかわる会計
「特別会計」・・国民健康保険や介護保険など、法律で独立して設けるよう定められている会計
「企業会計」・・水道、下水道、病院など、企業会計のやり方に近い方法で行う会計
決算の審査は、毎年2月議会の予算案審査や、時々の議会論戦などに比べると、注目される機会は多くありませんが、「市が去年1年間に、何に、どのように、どれだけお金を使ったか」を、市民の立場できちんとチェックすることは、議会のもっとも重要な仕事の一つです。
<日程>
「一般会計」・・10/5(木)、10/6(金)、10/10(火)、10/13(金)、10/16(月)、10/17(火)、10/18(水)
「特別会計」・・10/5(木)、10/11(水)、10/16(月)
「企業会計」・・10/6(金)、10/11(水)
日本共産党岡山市議団の5人は、一般会計に河田正一議員と東つよし議員、特別会計に竹永みつえ議員と田中のぞみ議員、企業会計に林じゅん議員が参加して審査に当たります。このうち、田中議員は特別会計決算委の副委員長です。
委員会は、どなたでも傍聴できます。
時間がまちまちなので、事前にご確認いただき、興味のある回があれば、ぜひおいでください。
岡山市議会では、委員会はインターネットなどでの中継も議事録の公開もしていないので、傍聴する以外に、市民が見ることができない現状です。
詳しい日程や議題、傍聴のやり方などはこちらから↓
岡山市議会ホームページ
市議団事務局(東田) 17年10月2日
岡山市では昨日、市長選と中区市議補選が行われました。
選挙結果をご覧になった方から何人か、市議団にもお電話などをいただいています。
その中で、市長選の結果や報道について、ある方からこんなお話がありました。
市長選の結果は、現職に対する有権者の政治的不信任のあらわれだ、というのです。
①現職の選挙で投票率が大きく下がったこと
②共産党の推薦する候補が20%近くの得票を得たこと
がその理由とのことです。
なるほど、と思わされました。
確かに、12.8万票と3.1万票ですから、単純比較では「大差」なのですが、「現職ではダメだ」という市民が投票に行かなかったり、対抗馬の矢引亮介氏に投票したりしたということが、この数字の持つ意味だということなんですね。
自民・公明・民進・維新と連合が支持・推薦をし、それぞれの党派の国会・県議会・市議会議員が日替わりで選挙カーに乗って全面的な支援を展開していましたが、それでこの票かということでしょうか。
昨夜の記者会見では大森氏は、「市長選は、何か1つのことではなく総合評価だ」という趣旨のことをいっておられたようです。それだけ、矢引氏が訴える「現職は福祉に冷たい、いのち応援・くらし第一の市政に転換を」という評価が耳に痛かったのでしょうか。
矢引氏を全面支援して当選をめざした日本共産党岡山市議団は、選挙戦で掲げた公約を1つでも少しでも前進・実現させるために、これからの4年間も力を尽くします。
市議団事務局(東田) 17年10月2日
10月1日投開票の岡山市中区市議会議員補欠選挙(定数1)で、日本共産党の池橋陽子さんは、6,545票を獲得したものの、議席には届きませんでした。当選は自民党推薦の松本好厚氏。
自民党市議団が24議席で絶対過半数を得た新たな岡山市議会で、日本共産党岡山市議団は、引き続き、市民の声の届く市政、いのち・くらし・子どもの未来最優先の市政をめざしてがんばります。