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日本共産党 岡山市議団

'政令市' カテゴリ

【資料】 2016年度予算要求 市長重点項目

15年11月20日

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2016(平成28)年度岡山市予算編成要求書

―憲法を活かし、くらし・健康・安全・福祉最優先の岡山市を―

 

市長重点項目

1.国民健康保険について

(1)国保財政の改善状況を踏まえ、基金や国の新たな財政支援を活用して、保険料を引き下げること。

 

2.就学前教育・保育のあり方について

(1)常時900人前後いる保留児解消を最優先課題とすること。受け入れ増は認可保育園を原則とすること。

(2)市立幼稚園・保育園の民営化を行わないこと。

(3)幼稚園での3歳児教育・預かり保育を早急に増やすこと。ニーズの多い幼稚園では定員枠を増やすこと。

 

3.介護制度の充実について

(1)介護保険制度改定後の負担実態を市として把握し、国に改善を求めること。

(2)総合事業は、サービスの質を落とさないために、市独自で現行からの削減分を上乗せすること。軽度者の受け皿を確保するにあたっては、今まで通り事業所に委託できる仕組みを含めて検討すること。

 

4.市の非正規雇用について

(1)官製ワーキングプアを生んでいる「多様な雇用形態」をやめること。非正規が常態化している部署では、正規職員での配置を行うこと。

(2)非正規職員について、常態化している1カ月間の雇い止めをやめること。

 

5.路面電車の岡山駅前乗り入れについて

(1)広く市民全体を巻き込んだ議論を行ってから決定すること。

(2)費用対効果を示すこと。

(3)市民ニーズの高い環状化や延伸も検討すること。

 

6.苫田ダムからの受水について

(1)利水から治水への転用を促進すること。

(2)岡山県広域水道企業団からの責任水量を減らすこと。

 

 

 

 

445項目の来年度予算要求 ~市長と懇談

15年11月19日

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日本共産党岡山市議団は19日、来年度の予算編成に対する445項目の要求を大森岡山市長に提出し、懇談しました。

また、明日以降のブログで続報します。

 

 

26日にプレ常任委 ~どなたでも傍聴できます

15年11月19日

30日に始まる11月議会前の常任委員会が招集され、審議予定の議題が分かりましたので、お知らせします。

委員会は10時開会で、どなたでも傍聴できます。(手続きは9:00~議会棟2階受付にて)

 

各委員会の議題からいくつかご紹介します。また、下に載せた他に各委員会それぞれで「岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の所管分について報告されます。

<総務委員会>

・「長期構想(仮称)」の素案について

・連携中枢都市圏の形成に係る基本調査(住民・企業アンケート)について

・平成27年度市民意識調査(第16回)結果の概要について

・(仮称)岡山国際現代芸術祭について

 

<保健福祉委員会>

・地域支援事業の見直しに対する保健福祉政策審議会での意見について

・操車場跡地の健康・医療・福祉系施設導入区域施設導入方針(案)について

・市「子ども・子育て支援プラン(素案)」について

・市「放課後子ども総合プラン行動計画(素案)」について

 

<環境消防水道委員会>

・平成26年度の合理化事業の評価について

・平成28年度住宅用火災警報器の設置推進(案)について

・水道料金等まとめ請求サービスの拡大について

 

<経済委員会>

・地域再生法に基づく地方拠点強化に向けた税の不均一課税の実施について

・平成27年度海外プロモーションの実施状況について

・農業委員会等に関する法律の改正について

・岡山市中央卸売市場の施設整備について

 

<建設委員会>

・第2回、3回の県庁通り・西川緑道公園筋回遊性向上社会実験について

・市「空家等対策計画案(骨子)」について

・第4回路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画案調査検討会について

・水洗便所改造等補助金制度の変更(案)について

 

<市民文教委員会>

・新斎場候補地環境影響調査等の結果について

・新しい文化芸術施設の整備に関する基本計画の策定について

・学校給食の民間委託について

・市「教育振興基本計画」の改定について

 

今週は特別委で視察へ

15年11月10日

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岡山市議会では、先週に引き続き、今週は特別委員会で行政視察に行きます。

11日(水)~13日(金)の日程で、他の自治体の取り組みを視察する予定です。

※人を呼び込む魅力特別委のみ10(火)~12(木)の日程

 

★大都市制度調査特別委=河田正一

11日=姫路市(新たな広域連携)、12日=豊橋市(ファシリティマネジメント)、13日=横浜市(オープンイノベーション・プロジェクト)

 

★多様性のある社会実現調査特別委=竹永光恵(委員長)、田中のぞみ

11日=千代田区・KDDI株式会社飯田橋オフィス(ダイバーシティ&インクルージョン、LGBT支援)、12日=世田谷区・渋谷区(人権行政、LGBT)、13日=大阪市(人権行政、LGBT)

 

★岡山市へ人を呼び込む魅力調査特別委=林潤

10日=静岡市(移住・定住、企業内保育)、11日=三重県(外国人おもてなしプロジェクト)、12日=四日市市(住み替え支援事業)

 

★防災対応力調査特別委=東毅

11日=仙台市(津波避難タワー)、12日=国土交通省・内閣府(そなエリア東京と広域防災圏)、静岡市(オフロードバイク隊)

 

視察の様子について、各議員がブログやフェイスブック、ツイッターなどでもご報告するので、ぜひご覧ください。

高すぎる国保を引き下げてほしい ~署名にご協力を~

15年11月9日

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(岡山市の国保26年度決算などの特徴)

●コンビニ納付や予防に力を入れるなどして12億円の黒字

●一般会計からの繰り入れは29.8億円予定が12億円ですんだ

●基金残高は5億円増えて16億円…国保加入1世帯あたり1万円相当

●今年度から毎年国から7.7億円の財政支援…国保加入1世帯あたり4500円相当

 

年金生活や無職の方、自営業者、パート・アルバイトなどの非正規労働者自営業者や退職した方、フリーターなどが加入する医療保険=国民健康保険は、基本的には市町村ごとの運営で、保険料もそれぞれで決まっています。保険料は基本的に前年の所得で計算されます。加入者=被保険者の性質上、保険料のみで独立採算することは難しく、国民皆保険制度を維持するため、国や自治体が公費を投入しています。

国保には、岡山市民の3分の1の世帯が加入しています。

岡山市では、毎年3万筆を超える市民の署名と、市当局の努力によって、8年間保険料が値上げされずにきていますが、それでも「退職して会社の保険から国保になったら、保険料が一気に上がって、収入がないのに大変」という話もよく耳にするところです。

市内の国保加入世帯のうち4分の1の世帯が保険料滞納をかかえており、10分の1の世帯が保険証をもらえなくなるかもしれないという現状です。

このため、「高すぎる保険料を引き下げてほしい」「払える保険料に」と、今年も岡山市長あての「高すぎる国民健康保険料の引き下げを求める請願」署名が取り組まれています。来年1月末が最終締め切りで、2月提出予定。1筆でも2筆でもぜひ署名にご協力ください。

集まった署名は、

岡山市社会保障推進協議会(700-0905 岡山市北区春日町5-6 電話086-234-2041)

までお送りください。

 

署名用紙のデータはこちら(A4両面)kokuho15syomei-12

 

 

保育園など来年度の入園申請 11/9~11/26

15年11月6日

16hoikugaido 市内の認定こども園、認可保育園について、来年4月入園の申し込みが9日から始まり、26日まで受け付けられます。

この期間を過ぎても申請はできますが、選考の優先順位が下がるので、期間内の申請が大切です。(最終3/15まで)

また、5月以降の入園希望は、希望月の前月15日が申込期限です。

保育利用ガイド(申込書つき)は、各保育園・認定こども園、福祉事務所、各支所、本庁就園管理課で配布しています。

お問い合わせは、岡山市就園管理課(電話086-803-1431、1432)まで。

http://www.city.okayama.jp/hofuku/hoiku/hoiku_t00002.html

市の長期構想 答申にむけ論議大詰め

15年11月6日

151106_130039岡山市は、来年度から10年間の市政運営の基本となる新たな総合計画(長期構想)を年度内に策定するとしており、基本政策審議会に答申を求めています。今日は、その議論について通算9回目となる基本政策審議会の会合が開かれ、13人の委員が答申(素案)について論議しました。基本政策審議会は、次回を今月16日に開いて答申をまとめ、下旬ごろ市長に提出する予定です。

市事務局から出された答申(素案)は、「未来を拓く 躍動都市・おかやま」というメインテーマのもと、3つの将来都市像(「経済・交流」、「子育て・教育」「健康・環境」)をめざすために、10の都市づくりの基本方向を提起するものとなっています。

そして、これまでの総合計画(都市ビジョン)の基本コンセプトである「水と緑」を静的なイメージとしてとらえ、これに対して、新しい計画は「躍動」という動的イメージとして打ち出し、市と市民の協働で施策を前進させ、市民が変化を実感して活力や郷土への愛着、誇りを持てるようにすることが目標だとしました。

 

委員からは、「これからのグローバル化や情報化による変化を織り込むべき」「岡山型の教育とはなんのか?」「岡山にある大学との連携をもっと重視して」「ESD(持続可能な開発のための教育)は計画全体の土台に位置付けるべき」「課題と方向性を整理して記述を」などの意見や質問が出され、大森市長が今回の資料の形に至った市内部での議論の経過や背景にある思いをたびたび述べるなど、活発な論議が交わされました。

また、「子どもの貧困や『下流老人』、若者の非正規雇用増大などが拡大している実態にも心配りを」「福祉、セーフティーネットの考え方をしっかり位置づけて」などの意見も出されました。

 

前回と今回で資料にはさまざまな変化があり、審議会での議論や市内部での検討が充実していることをうかがわせます。一方で、前回はあった「福祉」というワードが今回は無くなりました。「福祉が重要だという認識を変えたわけではない」との報告はありましたが、市の基本となる計画に文言として入っていないことが、これからの10年間の市政運営にどう影響するのか、なおざりにしてよい点ではなく、この点もしっかり議論すべきです。

 

学童保育と放課後子ども教室の一体化促進の新計画を議論

15年11月4日

岡山市子ども・子育て会議 放課後児童クラブ部会の今年度第1回の会議が開かれ、5人の委員(全7人中2人欠席)が、市が今年度中に策定を目指している「放課後子ども総合プラン行動計画」について、議論しました。

「放課後子ども総合プラン」は「放課後子どもプラン」の後継となる国の計画です。プランは、放課後子ども教室と放課後児童クラブ(学童保育)の一体化促進が主目的で、そのプランを市町村で具体化するための行動計画を策定するための意見聴取というのが今回会議の主題でした。

 

何人かの委員から、「この部会ではこれまで学童クラブの事は議論してきたが、放課後子ども教室のことは議論してこなかったので、中身が分からない」「自分の学区の小学校には放課後子ども教室がないので、具体的な姿がわからない」という意見が出ました。

また、「学童クラブが生活の場、第2の家庭として子どもが帰るところであるのに対して、放課後子ども教室は行っても行かなくても自由であり、子どもの目線からは全く別物」という意見もありました。

部会長からは、「先行自治体の実例も知りたい、文科省は学校支援と放課後子ども教室と学童クラブのコーディネーターの統合を目指している」などの発言がありました。

また、学童クラブの実情について、支援員を5年のうちに有資格化することが法されたことを背景に、支援員の確保に苦労している実情も出されました。

市では、11月30日に放課後子ども教室のコーディネーターや学童クラブの支援員を対象とした研修会を開いて、そこで説明していくとしています。

また、子ども・子育て会議の全体会を11月10日(火)の13:30から開くという報告もありました。

 

学童クラブや教育に関わる委員が参加しているせっかくの会議ですから、年に1~2度開くだけ、意見を聴きおくだけに終わらせず、もう少し開催の頻度を上げ、「前回の議論を踏まえて計画案を発展させました」などという中身のある議論をしっかりすべきではないでしょうか。

 

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