市議団事務局(東田) 15年05月29日
1945年6月29日、岡山市中心部はアメリカ軍B29の大規模な空爆を受け、千数百人とも二千人とも言われる市民が無くなりました。
その空襲の跡や様々な戦災遺跡が、70年経った今でも岡山市内の各所に残っています。
市民団体の「岡山の戦争と戦災を記録する会」が主催して、そんな戦争(災)遺跡を巡ろうというフィールドワークが企画されています。
戦後70年の今年、市内に残る様々な傷跡を観て、戦争と平和について少し考えてみませんか?
○6月の毎日曜日、いずれも9:00現地集合
1.市中心地域コース 6月7日(日) 集合場所=京橋西詰(派出所前)
2.岡山城・後楽園周辺コース 6月14日(日) 集合場所=岡山城天守閣前
3.東山周辺地域コース 6月21日(日) 集合場所=東山公園噴水前
4.岡山大学構内コース 6月28日(日) 集合場所=岡山大学創立五十周年記念館前
○参加無料
○雨天時の中止決行は、現地集合場所で判断
○主催・岡山の戦争と戦災を記録する会(片山さん086-273-0248)
チラシのデータはこちら(PDF)1506sensai
市議団事務局(東田) 15年05月27日
昨日、岡山市教育委員会の5月度定例会が開かれ、今年度の就学援助制度について、認定基準を据え置くことなどが決定されました。
就学援助の認定基準(収入額)は、生活保護の金額に準じて計算されます。国が昨年度から生活保護基準の連続改悪を進めている中で、そのまま適用すれば認定基準も引き下げられてしまい、対象者が狭められることになってしまいます。
岡山市教育委員会は、子どもの貧困対策を推進する観点からも、引き下げは望ましくないと議論し、市の独自努力で基準を据え置くことにしました。
また、支給額のうち修学旅行費の補助について、中学生への補助額の上限を約1万円引き上げました。
一方、東日本大震災からの避難者に対する支援策では、昨年度の途中から国の政令により、支援対象が罹災証明のある人に限られ、自主避難者は対象から除外されたことも報告されました。
市議団事務局(東田) 15年05月21日
日程は案であり、変更される場合があります。
★請願・陳情の締め切りは、6月22日(月)の午後5時の見込みです。
6月5日(金) 議会運営委員会
8日(月) 常任委員会
10日(水) 本会議1日目(議案提案)
18~22日(木~月) 代表者会議
22~29日(月~月) 個人質問
30日(火) 個人質問予備日
7月1日(水) 常任委員会
2日(木) 常任委員会予備日
3日(金) 議会運営委員会
6日(月) 本会議最終日(採決)
また、5月臨時市議会は6件の議案などを全て全会一致で可決しました。
http://www.city.okayama.jp/gikai/gikai_00132.html
市議団事務局(東田) 15年05月20日
今日の岡山市議会議会運営委員会で、少数会派の質問時間を短くしようという提案が出され、会派持ち帰りで次回協議となりました。
団の林潤市議は時間短縮に反対を表明しました。
詳しくは林市議のブログをご覧ください。
早速、質問制限の動き 役目を果たす気が無いのか:長いものに巻かれない:So-netブログ
http://hayashi-jun.blog.so-net.ne.jp/2015-05-20
市議団事務局(東田) 15年05月19日
17日に川崎市で発生した簡易宿所での火災を踏まえ、岡山市では市内の簡易宿所を対象に、緊急総点検を行うことを発表しました。
都市整備局と消防局が合同で、市内18か所の対象施設に対し、5月20日から28日までの間に実施するとのことです。
18の施設の中には、カプセルホテルのような一見して簡易宿所だとイメージしやすいものだけでなく、長距離ドライバー向けや農業などの体験型、介護系の施設もあるようです。また、「犬島自然の家」「たけべ八幡温泉」といった市立の施設も対象となっています。
川崎の火災では、様々な安全対策の問題点、法や制度の不備なども指摘されています。
このリストにある施設の安全対策はもちろんですが、引き続き市当局のみなさんには情報収集も知恵もつかっていただいて、様々な施設の事故を未然防止できるよう力を尽くしていただきたいと思います。
そのために必要なことがあれば、市の制度改善や予算措置の面、あるいは国への要望など、市議会も力を発揮できる場面がありうると思います。
市議団事務局(東田) 15年05月14日
18時10分過ぎに本会議が再開し、副議長選を行って、今日の会を終了しました。
各委員会(常任、特別)の選任と議案の審議は、明日のことになります。
小林寿雄 29
森田卓司 9
竹永光恵 5
下市このみ 3
会派の構成からは計算できない結果です。
どなたがどういう行動をとったのでしょうか。
ともあれ、明日からの議会運営が様々な立場の市民の声を反映できるものとなるか、正副議長の手腕が問われます。
市議団事務局(東田) 15年05月14日
午後4時前、本会議が再開され、議長選挙の結果、自民・無所属の会の宮武博氏が第54代の議長に決まりました。
(投票結果)
宮武博 38
河田正一 5
羽場頼三郎 3
市議団事務局(東田) 15年05月12日
5月12日の「しんぶん赤旗」に、東京・世田谷区の保坂展人区長が大阪で行った講演の要旨が紹介されていました。
岡山市の今後の発展にも参考になる記事ですので、要約して少しご紹介します。
講演は、「府民のちから 2015」が大阪市内で10日に開いた住民投票緊急セミナーで行われたものです。
「特別区は現在、東京にしかない。もとは戦時下で戦争遂行のための非常事態ということでつくられた。戦後いったん公選制になったあと廃止され、1975年に公選制が復活して、自分は3代目。数々の自治権拡充の運動やたたかいで2000年にようやく基礎自治体としての位置づけが与えられた」
「世田谷区は人口88万。政令市でも世田谷区より人口が少ないところがたくさんある。ところが首長である区長の権限は、市町村長以下の部分が歴然。税収も非常に限られている(特別区民税、たばこ税、軽自動車税など)。大きな財源(固定資産税や法人住民税など)は区に直接入らない。東京の場合は45%を都がとるが、どう使われたか分からない」
「地域活性化の施策をうとうとしても、固定資産税を有利にすることもできないし、そもそも街づくりの初歩中の初歩=用途地域ですら自分たちで決められない」
「いまの大阪市、壊すのは簡単だけれど、1回壊したら元に戻すことはできない」
「都市や自治体の改革は必要だが、方向をしっかり見定めれば、例えば大阪市の24区役所がより住民参加を拡充し、自治権をしっかり持ってやっていくことができる」
「私は、都区制度はモデルではなく、歴史的には終わりを告げつつある制度だと思っている」
岡山市の人口は約71.5万人で、4つの区があります。
保坂区長のお話は、様々な制度や法令の中で苦労しつつ財源の確保に知恵を絞り、住民自治の発展をめざしてきた特別区の実態を具体的に示しているものではないでしょうか。
岡山市の発展は、住民による自治の発展と重ねて進んでいくべきものです。直接には「大阪市がなくなるのかどうか」という大きな問題に対するご意見ですが、岡山市にとっても多くの示唆を含んでいると思えたのでご紹介しました。
記事のデータはこちら(pdf)akahata150512