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日本共産党 岡山市議団

'市議団記事' カテゴリ

15日の閉会日には、田中のぞみ、竹永みつえ、林じゅん議員が登壇

17年09月14日

2017年8月定例岡山市議会は9月15日に本会議を開き、すべての議案と陳情を採決して閉会する予定です。

今議会にかけられた議案のうち、日本共産党岡山市議団は2件に反対しています。

◆富吉地区に新斎場を建設するための工事費などを、今後5年間で50億円まで支出可能とする予算

◆北長瀬のみずほ住座用地活用事業として、市有地に最大342人規模の認可外保育施設を民間事業者が整備する事業契約

また、委員会で不採択とされた陳情のうち1件について、採択すべきと考えています。

◆「市有地を活用した保育施設については、認可保育園としての整備を基本とするよう求めることについて」

 

議案に反対して竹永みつえ議員、陳情の採択を求めて田中のぞみ議員が、それぞれ討論に立ちます。

 

また、突然、自民党市議団が宮武博氏を議長として信任する決議案を、閉会日に提出すると表明しました。

自民党市議団23名のうち、宮武氏本人を除く22名全員の連名で提出される見込みです。

宮武博氏は、今年5月の臨時議会で、自らも合意した「任期2年」の申し合わせを破って議長を辞任せず、議長辞職を求める2度の議会決議も無視して、居座っています。8月末には自民党市議団の団長が宮武氏に「議長辞職しないのなら会派を出て行ってほしい」と勧告したと報じられたばかりです。

自民党市議団の内輪もめを議場に持ち込むやり方は、到底市民に理解できるものではありません。

日本共産党市議団は、市民への説明責任を果たすよう求めて、林じゅん議員が質疑に立ちます。

 

保育の議案や陳情に、それぞれの会派・議員がどんな態度をとるのか、誰がどういう理屈で「宮武氏を信任」しようとするのか、ぜひ市民のみなさんに直接ご覧いただきたいと思います。

 

傍聴の手続きは、朝9時30分からできます↓

岡山市議会 傍聴案内

(9/15 8:20修正 正しくは朝9時30分からです)

 

インターネットでも視聴できます↓

岡山市議会 インターネット議会中継

 

今議会にかかっている議案、議会の会派構成などはこちらから↓

岡山市議会ホームページ

 

 

15日の本会議のおおまかな流れは以下の通りです。

1 議案(32件)について

(1)それぞれの所管委員会からの報告

(2)質疑(あれば)

(3)討論(ここで田中のぞみ議員が登壇)

(4)賛否の分かれる3議案について、起立採決(賛成者は起立、反対者は着座で賛否を示す)

(5)賛否の一致しているものについて、簡易採決

 

2 陳情(7件)について

(1)質疑(あれば)

(2)討論(ここで竹永みつえ議員が登壇)

(3)議案が可決された場合に、それに反する内容の陳情を「みなし不採択」すると議長が宣告

(4)賛否の分かれる5陳情について、起立採決

(5)賛否の一致している1陳情について、簡易採決

 

3 人権擁護委員の推薦への同意、2意見書の提案と議決

 

4 決議案第3号「議長信任に関する決議」について

(1)提案者からの提案

(2)質疑(ここで林じゅん議員が登壇)

(3)起立採決

 

5 その他

 

 

 

(速報) 北長瀬みずほ用地「認可外保育施設」建設委で可決 陳情はみなし不採択

17年09月13日

岡山市議会の建設委員会は、13日午前、前日に続いて会議を開き、持ち越しとなっていた、北長瀬みずほ住座用地の活用として、市有地を貸し出して300人以上規模の認可外保育施設を整備するなどとする議案を、賛成多数で可決しました。

共産党市議団の東つよし議員と、自民党市議団のうち藤原哲之議員が反対しました。

議案が可決されたことで、岡山市内の私立認可保育園の園長などで構成する私立園長会が、計画の白紙撤回を求めた陳情は、みなし不採択とされました。

 

この計画は、老朽化した市営住宅の建て替えに際し、保育施設を併設するというもので、併設保育施設は最大342人定員の認可外の保育施設です。

市有地に認可外施設、しかも300人以上規模という、何重にも保育の質が懸念される計画で、岡山市の保育・子育て行政で、いままでに例のない暴挙です。

日本共産党岡山市議団は、この暴挙に厳しく抗議し、議案の白紙撤回と、認可保育園の増設・拡充による待機児童解消を強く求めていきます。

 

 

 

 

(速報) 9/12常任委員会の審議結果など(建設委以外)

17年09月12日

岡山市議会は、9/12に6つの常任委員会を開き、今議会に付託されている議案や陳情を審査しました。

審査の結果のうち、主なものについて速報します。詳しい内容は、またお知らせします。

建設委員会は、まだ審議が終わっていないので、終わり次第、別途お知らせします。

 

◆総務委員会

①補正予算・・賛成多数で可決(補正予算のうち、新斎場関連予算に共産・市民ネットが反対)

②高島小学校園舎増築工事の契約・・賛成多数で可決(市民ネットが反対)

など

 

◆保健福祉委員会

①補正予算・・全会一致で可決

②陳情「軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費用助成の基準変更について」・・継続審査(共産は採択を主張したが、他が反対)

③陳情「市有地を活用した保育施設については、認可保育園としての整備を基本とするよう求めることについて」・・不採択(共産・市民ネットは採択を主張したが、自民・公明・創政が反対)

④陳情「心身障害者医療費公費負担制度の改善について」・・継続審査(共産は採択を主張したが、他が反対)

⑤陳情「受動喫煙の防止と啓発について」・・継続審査(共産は採択を主張したが、他が反対)

など

 

◆環境消防水道委員会

①報告「水道メーター検針員の不適切行為について」

②報告「岡山市環境影響評価条例(素案)について」

など

 

◆経済委員会

①補正予算・・全会一致で可決

②陳情「池田動物園の公営化について」・・全会一致で継続審査

など

 

◆市民文教委員会

①補正予算・・賛成多数で可決(新斎場関連の部分に共産・市民ネットが反対したが、自民・公明・創政が賛成)

②陳情「教育の一層の充実を図るための2018年度政府予算に関する意見書の提出について」・・全会一致で採択

など

 

2016年度の決算を審査する特別委を設置

17年09月11日

昨年度(2016年度)の岡山市のすべての会計決算を審査する「決算審査特別委員会」が、今日の本会議で設置されました。

日本共産党岡山市議団の議員の所属は以下の通りです。

一般会計・・・河田正一、東つよし

特別会計・・・竹永みつえ、田中のぞみ(副委員長)

企業会計・・・林じゅん

 

岡山市の2016年度決算の概要は、こちらからご覧いただけます。

平成28年度決算(案)の概要

 

 

自治体にはさまざまな仕事があり、市の基本の仕事に充てる「一般会計」のほかに、仕事の種類や内容によって会計を独立させた「特別会計」や「企業会計」という分類があります。
簡単に説明すると、
「一般会計」・・・福祉や教育、土木、衛生など市の基本的な施策を行うための会計。住民税や地方交付税交付金などが主な収入源。
「特別会計(特会)」・・・法律で会計を独立させることが定められている会計。岡山市の場合は、国保特会、介護保険特会、後期高齢特会、公債費特会などがあります。
「企業会計」・・・上下水道や卸売市場など、民間企業の会計のやり方に近い形で経理を行っている会計。岡山市の場合は、水道事業会計、病院事業会計、市場事業会計などがあります。

 

実際の審査は、市長選・中区市議補選が終わった後の10/2以降に始まるとみられます。日程が決まったら、またこのブログでもお知らせします。

 

 

 

 

(改訂版)岡山市政ニュース号外「市長にレッドカード」(全)

17年09月11日

PDFデータはこちら↓ 市政ニュース号外170908   1面と3面の見出しやレイアウトを少し修正したバージョンです。      

いけはし ようこ必勝へ!決起集会 9/10

17年09月7日

 

9月22日投票、10月1日投票の岡山市議会市議補選(中区、定数1)に立候補を予定している日本共産党のいけはし ようこ(池橋陽子)の決起集会を開きます。

◆2017年9月10日(日)9:30~11:00

◆日本共産党高島事務所(岡山市中区今在家164-1)

お誘い合わせて、ぜひおいでください。

 

日本共産党高島事務所(岡山市中区今在家164-1)付近の地図

 

 

 

 

 

「こんな大くくりな採点を公表することが、なぜいけないのか?」 9/6竹永みつえ個人質問

17年09月6日

 

9月6日の竹永みつえ議員の個人質問のダイジェスト(速報版)です。

 

1 岡山市障害者プラン及び第5期岡山市障害福祉計画の策定にあたって

(竹永) 岡山市は障害者プランや障害福祉計画の次期計画を策定中だ。国では障害者総合支援法の改定や「我が事・丸ごと」などの動きがある。重度訪問介護の訪問先が拡大され、入院先の医療機関が入り、入院先にもヘルパーが来れるようになったが、直接介助はできず、医療従事者にニーズを伝えるだけ。これでは、重度障害者に二次被害が出る恐れがある。岡山市ではどのように対応するのか。

(市) 国からまだ詳細が示されていないので、示されたら対応する。

(竹永) 来年4月からの実施だ。国待ちでは間に合わない。岡山市として何をするのか。

(市) 国から詳細が示されるのを待つ。

(竹永) 現計画の3つの理念「障害のある人もない人も支えあって暮らすまちづくり」「障害のある人の社会参加と自立の促進」「障害を理由とする差別や社会的障壁の解消」は変わらないか。

(市) 基本的には変わらない。

(竹永) 精神科医療自己負担への助成制度の創設や重度障障害者医療の1割負担を無料にすべき。

(市) 精神科医療の自己負担は、頻回通院の抑制に効果ある。重度障害者の1割負担は、社会全体で制度を支える観点で適正な受益者負担だと考えている。

 

2 国民健康保険について

(竹永) 先日、県が来年度からの県移管後の国保料の試算を発表した。岡山市は8,868円値上げの試算となっている。県試算を受けて、市はどう考えるのか。

(市) まだ、保険料をどうするかは考えられていないが、繰り入れの解消・削減の中で、適正な保険料を考えていかないといけない。適正な負担を求めていく。

(竹永) 岡山市の国保は子どもが増えると保険料が上がる仕組みになっている。多子世帯の負担軽減のために18歳未満の子がいる家庭の均等割りをやめるべき。

(市) 国の法定軽減の対象が平成26年度から4年連続で拡大しており、一定カバーできている。

(竹永) 保険料の収納率を上げるためには、払える保険料にすることが必要だ。減免制度の周知も重要で、対象者本人に直接通知するなど、制度の周知を図るべき。

(市) 窓口にパンフ置いたり、保険料通知の文書に制度があることを記載している。

(竹永) 政策繰り入れを継続し、低所得者の多い国民健康保険制度を維持し、払える保険料に引き下げるべきだ。岡山市は市民を守るという決意を聞かせてほしい。

(市) 国の支援金で財政基盤を強化し、政策繰り入れの解消・削減を進め、適正な保険料負担にしていく。

(※平成28・29年度の政策繰り入れは28.5億円で、これをゼロにした場合、国保の被保険者1人当たり保険料約18000円引き上げに相当する)

 

 

3 これでいいのか?岡山市の情報公開 ~旧後楽館中・高跡地プロポーザル問題にかかわって~

(竹永) 岡山市が出した黒塗り資料の中身は、経営モラル、財政基盤、財務状況の健全性、事業実績の4項目を一括して140点満点で採点するなどの内容だ。これを公表して、企業の経営になんの影響があるのか。

(市) 平成12年に当時の市議会が全会一致で可決した情報公開条例にもとづいてやっている。

(竹永) 広島県の個人情報審査会は、「提案内容に限った評価であり、提案事業者の事業活動全般に影響するとは考えがたい、法人の権利、競争の地位、その他正当な利益が害されるとまでは認められない」という見解を出している。

(市) 「市民の知る権利」を主張するが、それと対立する権利もある。プライバシーを守ることも必要。

(竹永) こんな大雑把な採点が公表されて企業経営に影響でるというのなら、そもそも公募に不適ではないか。

 

 

 

 

「こども園推進方針は、待機児童解消をむしろ邪魔している」9/6林じゅん①

17年09月6日

日本共産党の林じゅん市議は6日の個人質問で1番に登壇し、

1 学校給食は市の直営で

(林) 操南中学校の2学期からの新たな委託について、委託先に決まった業者の「操南中学校の給食調理員」の求人広告は8/27まで出ていた。市教委はこのことを把握しているのか。研修等問題は無いのか。
(市教委) 業者に聞いたところ、7月上旬に学校と打ち合わせし、8月初までには必要な調理員を確保し、9月から順調にスタートした。求人広告は代替等のためとのこと。
(林) 求人広告は、時給800円からで経験不問となっている。市の調理員募集は時給に換算すると900円以上だし、大量調理や衛生的な調理を行うという専門性が感じられない。
(市教委) 民も精いっぱい努力している。
(林) 「直営と民の切磋琢磨」とは何か。
(市教委) 直営は技術やノウハウの継承、衛生管理の徹底など、民間は多様な雇用形態による効率的な運営など。(市4:民6の現状は)これまで通り推進していく。
(林) 技術やノウハウを大切にするのなら、直営でこそだ。直営に戻すべき。

 

 

2 就学前教育・保育について

(林) 高島幼稚園の耐震化は予算が通っている。なぜ具体化されないのか。平成30年度から子どもたちが安全な園舎で過ごせるようにすべき。予定がずれているのなら、あらためて地域に説明すべき。
(市) 高島小学校の工事のずれ込みの影響で、幼稚園舎の耐震化も遅れている。改築工事は必要と考えている。地元にはあらためての説明が必要と考えている。
(林) 待機児童対策の1つとして市が、新たな幼稚園での一時預かりを始めるが、夏休みなど幼稚園の長期休暇中は預からない、それでいて待機児童のカウントから外すというのはおかしい。
(市) 厚生労働省の要領で「待機児童に含めない」とされているので、岡山市もそうする。
(林) 県内の保育士養成校の卒業者数などは。
(市) 平成28年度の卒業者数は1200人強、そのうち1100人ほどが保育士資格を取得、うち600人強が保育園に就職したとのこと。
(林) 保育園の新規募集の状況は。
(市) 保育園とこども園は、9事業者・9施設・940人分、小規模は、9事業者・10施設・173人分の応募があった。これから審査する。
(林) 現に多数の子どもがいて敷地も限られる幼稚園や保育園を認定こども園にする必要はない。
(市) こども園化方針は今後も進めていく。

 

 

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