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日本共産党 岡山市議団

10月 2nd, 2007

建設委員会―景観計画と政令市移譲事務について協議、10/3に公園協会理事会開催の報告

07年10月2日

 建設委員会で景観計画について議論。景観法ができ、岡山市は景観計画や景観条例(11月議会提出予定)をつくっている。
これまでの県条例より、届け出対象を拡大し、色彩にも数値基準をもちいて明確化する。
全市域が対象で、ゾ―ンに分ける。
第6章で農村景観を守るとして、農村景観基本計画をつくることになっている。柵田や干択地の水路と水田のおりなす岡山の原風景を守るという。大賛成である。現実には、市街化がどんドン進んでいる。水田がなくなり、住宅地に変わるのではないかと危機感をもっている。この景観計画や条例が、「開発」に一石を投じてほしいと願う。
同じ岡山市が持つ開発条例との整合性をもつべきである。

あらためて、「名都」の条件を思いおこした。山水の美しいまち、都心部に文化施設が集積しているまち、そして、そこに暮らす人々の息づかい、活カが感じられるにぎわいのあるまち、の3点。
景観とは「都市の魂」だと言った人があった。岡山市を「名都」といわれる風格のあるまちにしようではないか。

9月議会終了

07年10月2日

9月議会が終了しました。相変わらず今議会も多くの問題点が浮き彫りとなりました。その1は政令市問題。なかでもその区割りについて。審議会の3区案は大勢として議会は不同意。その2は、シルバー人材センターの経営破たん。岡山市は破綻したシルバーに1億2千万円もの市税を破綻した原因もわからないまま貸付けするという安易さ。議会は条件を付して可決。当然の措置です。その3は、シルバーに公園協会が5千万円も勝手に貸付けしていた村手副市長(公園協会理事長)の愚策。その4は、指定管理者制度の運用について、2件。桃太郎荘への損害賠償3300万円と金剛山歌劇団へのシンフォニー会場貸し付け不許可問題。桃太郎荘は岡山市が老朽化調査をせず、管理者を指定し、契約期間を3年残していたために発生した損害賠償金ですから問題です。金剛山歌劇団はシンフォニーの判断だとして、市の施設であるにもかかわらず、「シンフォニーの判断」だとして市が責任逃れをした問題です。いずれにしても議会との意見調整もせず、ことをすすめる市当局幹部の責任は重大です。