市議団事務局(東田) 15年11月20日
2016yosan-yokyu-kyoiku
2016(平成28)年度岡山市予算編成要求書
―憲法を活かし、くらし・健康・安全・福祉最優先の岡山市を―
教育長重点項目
1.総合教育会議において、教育の政治的中立性を確保すること。教育大綱には子どもの権利条約の理念を明記すること。
2.子どもと教職員が、双方向で学ぶ喜びを実感できる学校づくりをすすめること。
(1)一人一人の子どもの学びを保障することが、学校の問題の解決につながると考える。そのために正規教員の増員を図ること。
(2)全ての教職員について、市費への完全移行にあたっては、現行の処遇を切り下げることのないよう制度設計すること。
3.全国学力・学習状況調査(学力テスト)への参加はやめること。結果について、学校序列化につながるような公表は絶対にしないこと。
4.学校規模の見直しにあたっては、効率化優先の統廃合を進めないこと。
(1)地域コミュニティに悪影響のある学区弾力化は、廃止すること。
5.子どもの貧困対策を市として強化すること。
(1)スクールソーシャルワーカーと子ども相談主事は専門性が異なる。子どもの貧困対策として、福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカーを各学校に配置すること。
(2)申請支給事務の拡充、新入生の申請対応、原発事故からの指定地域以外の避難者対応など、就学援助制度の改善・充実をはかること。
(3)学習支援は、対象者を生活保護受給世帯以外にも広げること。
6.校費納入誓約書を廃止すること。
7.公民館について、中央公民館としての施設整備を行うこと。
市議団事務局(東田) 15年11月20日
2016yosan-yokyu-shityo
2016(平成28)年度岡山市予算編成要求書
―憲法を活かし、くらし・健康・安全・福祉最優先の岡山市を―
市長重点項目
1.国民健康保険について
(1)国保財政の改善状況を踏まえ、基金や国の新たな財政支援を活用して、保険料を引き下げること。
2.就学前教育・保育のあり方について
(1)常時900人前後いる保留児解消を最優先課題とすること。受け入れ増は認可保育園を原則とすること。
(2)市立幼稚園・保育園の民営化を行わないこと。
(3)幼稚園での3歳児教育・預かり保育を早急に増やすこと。ニーズの多い幼稚園では定員枠を増やすこと。
3.介護制度の充実について
(1)介護保険制度改定後の負担実態を市として把握し、国に改善を求めること。
(2)総合事業は、サービスの質を落とさないために、市独自で現行からの削減分を上乗せすること。軽度者の受け皿を確保するにあたっては、今まで通り事業所に委託できる仕組みを含めて検討すること。
4.市の非正規雇用について
(1)官製ワーキングプアを生んでいる「多様な雇用形態」をやめること。非正規が常態化している部署では、正規職員での配置を行うこと。
(2)非正規職員について、常態化している1カ月間の雇い止めをやめること。
5.路面電車の岡山駅前乗り入れについて
(1)広く市民全体を巻き込んだ議論を行ってから決定すること。
(2)費用対効果を示すこと。
(3)市民ニーズの高い環状化や延伸も検討すること。
6.苫田ダムからの受水について
(1)利水から治水への転用を促進すること。
(2)岡山県広域水道企業団からの責任水量を減らすこと。
市議団事務局(東田) 15年11月19日
日本共産党岡山市議団は19日、来年度の予算編成に対する445項目の要求を大森岡山市長に提出し、懇談しました。
また、明日以降のブログで続報します。
市議団事務局(東田) 15年11月19日
戦争法廃止に向けて、広範な市民がさまざまな取り組みを企画しています。市議団で把握している予定について、お知らせします。
11/21(土)
●総がかり行動・・・13時~リレートーク(岡山駅東マツキヨ前)、14時~デモ(セントラルビル前~山陽新聞社~岡山駅)
11/28(土)
●「オールジャパン」実現のためのシンポジウム・・・13:30~16時(林病院ひまわりホール)
12/12(土)
●おかやまいっぽん「野党協力を応援します」・・・10:30~12時(国際交流センター)
●総がかり行動・・・福山真劫講演会14~16時(さん太ホール)、デモ16:20~(さん太ホール~新西大寺町~表町商店街~シンフォニーホール~中銀駅前支店)
12/19(土)
●統一署名行動・・・13時(さんすて広場)
市議団事務局(東田) 15年11月19日
30日に始まる11月議会前の常任委員会が招集され、審議予定の議題が分かりましたので、お知らせします。
委員会は10時開会で、どなたでも傍聴できます。(手続きは9:00~議会棟2階受付にて)
各委員会の議題からいくつかご紹介します。また、下に載せた他に各委員会それぞれで「岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の所管分について報告されます。
<総務委員会>
・「長期構想(仮称)」の素案について
・連携中枢都市圏の形成に係る基本調査(住民・企業アンケート)について
・平成27年度市民意識調査(第16回)結果の概要について
・(仮称)岡山国際現代芸術祭について
<保健福祉委員会>
・地域支援事業の見直しに対する保健福祉政策審議会での意見について
・操車場跡地の健康・医療・福祉系施設導入区域施設導入方針(案)について
・市「子ども・子育て支援プラン(素案)」について
・市「放課後子ども総合プラン行動計画(素案)」について
<環境消防水道委員会>
・平成26年度の合理化事業の評価について
・平成28年度住宅用火災警報器の設置推進(案)について
・水道料金等まとめ請求サービスの拡大について
<経済委員会>
・地域再生法に基づく地方拠点強化に向けた税の不均一課税の実施について
・平成27年度海外プロモーションの実施状況について
・農業委員会等に関する法律の改正について
・岡山市中央卸売市場の施設整備について
<建設委員会>
・第2回、3回の県庁通り・西川緑道公園筋回遊性向上社会実験について
・市「空家等対策計画案(骨子)」について
・第4回路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画案調査検討会について
・水洗便所改造等補助金制度の変更(案)について
<市民文教委員会>
・新斎場候補地環境影響調査等の結果について
・新しい文化芸術施設の整備に関する基本計画の策定について
・学校給食の民間委託について
・市「教育振興基本計画」の改定について
市議団事務局(東田) 15年11月18日
11月議会開会まであと2週間を切りました。
今日は、党岡山市議団が毎議会前に開いている「市民の意見を聴く会」があり、各分野のみなさんから、市政へのご意見やご要望をたくさんいただきました。
医療費無料化や障害児学級の編成のあり方、介護制度の改悪で事業所への影響と市の対策について、公的施設で車いすの障害者が利用を断られた問題、保育園・認定こども園でおこっているさまざまな問題、市の総合計画、マイナンバーなど、多岐にわたる課題について現場での実態や要望がたくさん出されました。
市議団では、みなさんのご意見を受けて、5人の個人質問をいよいよ練りこんでいきます。
ちなみに、この会合に関して、案内状を郵送するなどの費用は政務活動費の「広聴費」から支出しています。市議団の政務活動費の使途は人件費を除けば、こういう広聴費やニュース等でお知らせするための「広報費」が使途の中心です。
市議団事務局(東田) 15年11月17日
30日(月)に始まる11月議会では、個人質問は12/4~10日で、「質問通告」の提出が12/1(火)となり、今日はちょうど2週間前です。
「質問通告」というのは、「だいたいこんなジャンルのこんな項目で質問しますよ」という予告で、岡山市議会の場合、個人質問開始日の3日前までに出すというルールになっており、今議会から「15時まで」と従来より2時間前倒しの締切時刻となりました。
共産党岡山市議団は、9月議会が終わった直後から、成果や反省点を協議しながら11月議会の質問を検討してきました。途中、来年度予算に対する要望を作成する作業が中心となった時期があり、気づけば締め切りまであと2週間。
毎回の団会議で、政策課題についてみっちり議論してきましたが、質問をつくるとなると、あらためて現状の正確で詳細な把握や、そこから見えてくる課題の整理、そして質問での獲得目標など、考えるべきことがとてもたくさんあります。
団では、以前から5人の議員と事務局とで集団論議して、質問を練り上げていく努力を積み重ねてきました。
今回も、あれやこれや予定が詰まっている中、お互いに気づいたことや調べた情報などを出し合って、助け合いながら質問を組み立てている最中です。
介護や国保、保育など市民の生活に密着した事柄や、総合計画、路面電車乗り入れ、市民会館移転など、岡山市の将来にわたるまちづくりに影響する事柄など、質問に取り上げるべきことはたくさんあります。
限られた質問時間のなかで、何を、どう、どこをめざして質問していくのか、これからより深く質問準備にとりかかっていくことになります。
市議団事務局(東田) 15年11月17日
子どもの医療費無料化をすすめるおかやまの会の会員ら10人が17日、岡山市に無料化署名4667筆を提出し、独自に集めたアンケート結果も示しながら、担当課の職員と懇談しました。
子育てや孫育て中の参加者も多く、安心して子育てできる環境づくりのために、岡山市の医療費助成制度をさらに前進させて、無料化の年齢拡大をしてほしいと求めました。
「『コンビニ受診』といっても、きょうだいがいたりして、そうそう気軽に病院に出かける人は多くない」
「#8000(小児救急電話相談)もよく利用させてもらっている、『心配なら救急に行きなさい』と言われることもある」
「中学生の子どもが部活で怪我をすることがよくある、大人と同じ負担でたいへん厳しい」
「来年度から小学生が1割になり、前進したことをとてもありがたく思っているが、それでも県内で最低水準で、そういう話は他の市町村に住んでいる友達とも話になる」
「小学生1割は、障害を持つ子には医療費軽減にならない、そういう面も見てほしい」
など、たくさんの子育ての実態が出されました。
そして、お金のあるなしではなく、子どもにしっかりお金を使う岡山市政になってほしいと、力を込めて要望していました。
子どもの医療費無料化署名は、来年1月ごろまで引き続き集めるとのことです。